チームの力を考える(7) ~チームのルールを決めよう~
(本日のお話 1532字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は大学院おすそ分け勉強会の開催。
その他、打ち合わせなど。
*
さて、本日のお話です。
今日も引き続き
「チームの力を考える」のコーナーを、
続けてまいりたいと思います。
それでは早速参りましょう!
タイトルは、
【チームの力を考える(7) ~チームのルールを決めよう~】
それでは、どうぞ。
■突然ですが、皆さまは
ご自身の所属するチームにて
「バリュー(価値観)」
「行動指針」
を定めていますでしょうか?
会社ですと
皆の行動の拠り所となる
”行動指針”みたいなものが
よく、明文化されたりしていますが、
チームではあまり見聞きしないようにも思います。
■しかしながら、
それがチームという
小規模の組織であったとしても
”チームで大切にしたい
『バリュー・行動指針』を明文化する”
とメリットが生まれるものです。
その理由には、
1)どんな行動が推奨されるのか
明確な基準ができる
2)チーム活動を阻害する問題児が現れそうな時、
それを防ぐルールになりうる
などが大きなところかと。
■卑近な例ですが、
私の家族(≒チーム)にて、
『バリュー(価値観)』
を定めたという事例(?)があります。
以前、せっかくなので、
ガチで決めよう!ということで、
1泊2日の宿を取り
合宿形式で決めました。
*
様々な問いを用意して、
それに答えます。
例えば、
「どのような家族でありたいか?」
「そのために、どんな価値観を
大切にしたいのか?」
などなどひたすら考えて
大切なことを書き出す、
そして絞っていく、、、
ことをひたすら続けます。
結果、2日目に、
合意された『バリュー(価値観』が
出来上がったのでした。
■以下のようなものになりました。
(やや気恥ずかしいですが、
ご紹介いたします)
ーーーー
<紀藤家のバリュー(価値観)>
「思いやり」
家族一人一人を個人として
思いやりをもって尊重しあう。
「感謝」
お互いの存在に感謝し、
あげたものではなくもらったものに目を向ける。
「ごきげん」
家族のごきげんと快適のために
できることを考え、行動する。
「安心と信頼」
さまざまな思いを自然と共有し
サポートしあえる関係である。
「貢献」
周りの人に役に立てるよう
日々学び、考え、行動する
ーーーー
というものでした。
■これをデザインして、
リビングに額縁に入れて置いてありますが、
やっぱり「言葉にする」と、
そこに力が生まれることを感じます。
全部できているか?というと
怪しいですが(苦笑)
なんというのでしょう。
”日々意識する”までいかずとも
”引っ張られる”ような
そんな感覚を覚えるのです。
ゆえに、
先日家族で話をしていて、
「まあ、色々あるけど
それなりにできているよね」
という結論に至りました。
■、、、というように、
”チームで大切にしたい
『バリュー・行動指針』を明文化する”
と、そのチームの文化、
行動の拠り所となるものが生まれ、
そのチームの雰囲気を作ったり
大切な行動を促す上で役に立ちます。
■ちなみにチームの
バリュー・行動指針の決め方は
「私達のチームで大切にしたい
価値観・行動はどんなものか?」
というテーマで
ポストイットなどで広げて
その上で、皆で合意をとって
いくつかに絞っていく、
というシンプルなやり方で
機能するかと思います。
そこに、
デザインなどもこだわって、
キレイに清書したり、
額縁に入れたりすると、
さらにそこに想いが入りますので、
よりお勧めです。
■一見抽象度の高い、
チームの価値観や行動指針も、
”チームの組織文化に
影響を与えるもの”
として知られています。
ぜひ、チームの行動指針、
うまく活用していきたいものですね。
ワークショップなど一時的なチームでも、
雰囲気作りに役に立ちます。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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<本日の名言>
私たちがみんなで、小さな礼儀作法に気をつけたなら、
人生はもっと暮らしやすくなる。
チャールズ・チャップリン(イギリスの喜劇役者/1889-1977)
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