人は出会った人に影響を受け、自分自身を振り返る
(本日のお話 1715字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は滋賀県にて、
終日コーチングの実施でした。
*
さて、本日のお話です。
最近しばしば思うことが、
「人は出会った人に影響を受け、
自分自身を振り返る」
ものだなあ、ということ。
今日は近頃の内省について、
思うところをお伝えしたいと思います。
タイトルは、そのまま
【人は出会った人に影響を受け、
自分自身を振り返る】
それでは、どうぞ。
■日曜日は選挙でしたね。
月曜が滋賀に出張でしたので
日曜の夕方に投票に行って
そのまま滋賀へ向かいました。
*
以前私が住んでいた町で、
知人が国会議員として立候補し
そして、当選をされました。
国会議員の倍率と、
そこに賭ける覚悟というのは
凄まじいものがあり、
とても真似できないな、と
その有言実行の姿に敬服を覚えたのでした。
その方のこれまでの
覚悟と努力の文脈を思い出しつつ、
勢いだけ、短い時間だけ
本気を出すことは難しくないものの
”長い時間、ブレずに
炭火のように淡々と燃え続ける”
というのは、
実に凄いことと思いました。
そして、その背景に
誰かに貢献する気持ち
という
自分を超えたものであれば
なおさら尊敬するものです。
そんな知人のあり方から、
「自分は今、自分のことだけで
いっぱいいっぱいになってはいまいか」
と我が身を考えさせられた、のでした。
■また別の場面でも同様です。
今通っている大学院でも
同じようなことを感じます。
授業の中で同期のこれまでの
人生のエピソードを聞くことがあります。
その中で、
「自分ではなく周りの方が
輝けるように何ができるか」
「この国の教育を変えないといけない」
と、大いなる責任を感じ、
そしてそれを形にしようという志ある方の言葉は、
人を引きつける何かがあるし、
何よりも迫力があります。
言葉に力があります。
何よりもとてもかっこよいのです。
そして、その姿をみてやっぱり
「自分にとって本当に到達したいところは
どこだったのだろうか」
と問われている気がしたのでした。
■、、、と、私の個人的な
心の揺れをつらつらと
語ってしまいましたが、
改めて思うのが、
『人は出会った人に影響を受け、
自分自身を振り返る』
ということ。
相手の行動の本心は
結局はわかりえないものです。
相手も人間ですから、
誰かのため、と思っても
それは同時に自分のためであり、
純粋な汚れなき想い100%なだけで
やっているわけでもないでしょう。
しかし、相手の行動を見て
何かしらの”解釈”が自分の中に生まれます。
そして
「素敵だな」
「あのようにありたい」
「自分もまだまだである」
という何かしらの”感情”も
自分の中に生まれくることあるな、
と思うのです。
■そしてそこにこそ、
自分自身が今向き合うべき課題が
隠れているように思います。
・自分が向き合えていないと思う課題
・自分自身がこうありたいという願望
・そこに向かうための恐れや不安
、、、それらのものが
出会った人を媒介して
心の内にたち現れてくる。
このことを痛感するのです。
■ゆえに、
・誰かの生き様に触れること
・誰かの人生の話を
正面から聞く機会に出会うこと
そこには自分自身の人生に影響を与える
大いなる刺激と気づきがある、
と思います。
私自身、日々慌ただしく、
まとまって休むことなく
ひたすら仕事をしている気もしますが、
どこか惰性な気もします。
または大学院に通いながら
慣れない頭を稼働させている昨今ですが、
どこか自分の能力の限界を感じ、
諦めのような虚しさを
勝手に感じる自分もいます。
しかし、それが何であれ
他者と出会い内側に漂うモヤのような空気を
感じるということは、そこに確かに
・我慢をしているなにか
・やりたいけどできていないこと
・完成させられていないこと
などが身のうちにある、
ということは事実で、
それらはきっと放置しては行けないなにか、
なのだと思います。
■自分に蓋をせずに、
素のままの自分を大切に。
でも、
出来ることはもっとできるように
自分の強みを深堀り、拡張して、
未来に向かって、
自らを逓増させていきたいものだ、
そのように感じた次第。
自分が傷つくことを恐れて
勝負を避けたりしないように、
出来る限りでも、
一生懸命生きていきたいと思いました。
青臭く同じところを
ぐるぐると回っているようですが
少しずつ段階を高めていきたい、
と思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。
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<本日の名言>
夢を追求している時は、心は決して傷つかない。
それは、追求の一瞬一瞬が神との出会いであり、
永遠との出会いだからだ。
パウロ・コエーリョ『アルケミスト』
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