日光さる軍団から学ぶ「ユーモア」の偉大なる力
(本日のお話 1652字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
週末は良い天気でしたね。
私は近所の公園に
家族でお出かけをしておりました。
その際に
”日光さる軍団”
の方が公園内で芸をしていたのですが
その姿から、笑いだけではなく
色々な気付きをいただきました。
今日はそのお話からの学びと気付きを、
皆様にご共有させていただければと思います。
それでは早速まいりましょう!
タイトルは
【日光さる軍団から学ぶ「ユーモア」の偉大なる力】
それでは、どうぞ。
■土曜日のお昼前
東京の某公園にて。
家族で公園を歩いていると、
何やら近くでガヤガヤしています。
手品かなにかしているのかな、と見てみると
日光さる軍団のパフォーマー
”ともきりき”さん
が、おさる(りき)と
芸をされていました。
ちなみに、ホームページによると、
「ウケるかどうかはさておき、
みんなの笑いを取るために
いつもずーっと喋っているお調子者。
舞台上の饒舌トークに注目!」
という方らしいです。
■皆が大爆笑か、というと、
そういうわけでは
なかったのですが(苦笑)
その自己紹介どおり、
ご本人の喋りっぷりが素晴らしく、
終始、くすりとした笑顔を誘っていました。
*
例えば、
おさるにツッコミで肩を叩かせて
「ワクチン接種したあとで
いたいねん」
とボソッと呟く、とか
おさるに大きな芸をさせた後で
耳打ちをさせて
「え、なになに?
人間チョロイって」
と、ツッコミをいれさせたり、
あるいは、
「こんなに近くでこのサイズのおさるは
なかなかいませんよ。
ぜひ写真とってくださいね!
あとで2,000円請求するんで」
とつぶやいたり。
■もちろん、諸々の笑いも
おさるのりきくんと
事前に仕込んだ上でしょうが、
妙な真面目な空気と
その後のゆるーい空気が生み出す
ユーモアに触れて、
改めて笑いって大事だなあ、
なんて思ったのでした。
■ちなみに、
感銘を受けた理由ですが
最近大学院の授業を受けたり
あるいは研修をやる中でも
「ユーモアって大事」
とつくづく思うからです。
クスリと笑ってしまうような
ほっこりしたユーモアは、
実に魅力的ですし、
話が飛ぶようですが
「学びも促進させてくれる」
なんて思うのです。
(なんて、この言葉が
面白みがない表現ですけど)
■今いる大学院でも、
魅力的な先生の授業には
必ず「ユーモア」があります。
ちょっとしたスライドの中に、
遊びゴコロがあったり、
言葉のチョイスが、
笑顔が溢れるものだったり、
イラストがゆるーい感じで
身近に感じるものだったり。
逆に、ツマラナイ授業で
脳内を上滑りするような授業は、
大体堅苦しいのですよね。。。
■たしかに、
「真面目で隙がない理論」
は説得力があります。
理論を学ぶための学術書は
アカデミックな学びを求める人なら
それでよいかもしれませんが、
もし、それを
あまり親しみがない
「誰かに伝える」
のであれば、
”真面目で隙がない理論”
をそのまま伝えることは、
面白みがないまま伝わるとも、
私は思ってしまいます。
■結局、その「学び」の内容を
受け取れるかどうかは、
・自分事と感じられる
・身近に感じられる
↓
・だからやってみようと思える
わけであり、
受け取ってもらえなければ
ただの情報でしかありません。
その情報を受け手が
「価値がある」と思うからこそ、
そこに意味が生まれるのだろう、
、、、と思うのです。
(が、いかがでしょう)
■、、、そして、
魅力的で惹き込まれる先生は、
1,理論や先行研究は専門家として
誰よりも理解している
2,その上で理論をユーモアという表現でくるみ
笑いを交えて身近に感じさせる
ことを行ってくれている、
と感じます。
そして、そこに
「一流のこだわり」を感じるのです。
■そして、今回公園で
決して爆笑はしていないけれども
ユーモアを軸に、少しずつ皆を惹きつけて、
最後には拍手喝采を引き出していた
”日光さる軍団”のともやりきさんを見て、
”「ユーモア」の偉大な力”
を感じるとともに、
自分自身、それらのものを
操れるような幅の広さを持ちたいものだ、
と思った次第です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。
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<本日の名言>
真剣に働いているからと言って、
いつもしかめっ面をしたり、
難しい顔をしている必要はないのだ。
どんな仕事をする場合でも、
私たちは楽しくやりたいと考えている。
サム・ウォルトン(米国の実業家・ウォルマート創業者/1918-1992)
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