興味の幅を広げてくれるのは、いつも他者である
(本日のお話 1631字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は2件のアポイント。
その他研修の企画など。
また、夜は会食でした。
*
さて、本日のお話です。
2日間連続で
お世話になっている方とお食事を
共にさせていただいたのですが、
改めて、食事にいきつつ、
お話をさせて頂く機会というのは、
実によいものだなあ、
と感じた連夜でした。
今日はそんな日常からの思うことについて
皆様にご共有させていただければと思います。
タイトルは、
【興味の幅を広げてくれるのは、いつも他者である】
それでは、どうぞ。
■コロナ禍で会食などがなくなって、
約1年半ほどでしょうか。
それまでは、
特にお仕事でご縁がある方と
頻繁にお食事に行き、
色々とお話をしていたものだなあ、
と振り返り思います。
■ですが、
コロナ禍において、
基本家の中で仕事をするようになり
オフィスへも
全く行かなくなり、
そして話をするのは、
基本オンラインとなりました。
研修もオンラインなので、
ずーっと家です。
■すると、
よく言われることですが
「何気ない会話がなくなる」
という現象が起きます。
オンライン会議だと
そこに発生した”間”が、
対面であっていたときよりも長く感じ、
ゆえに、
「じゃあ、今日のテーマは
これとこれとこれですね。
始めましょうか」
とアジェンダの確認、終了となり
何気ない会話などは早々に
切り上げられてしまいがちかと。
■加えて、
自分のペースで
自分の時間を過ごすようになると
自分の興味がある本、映画、ドラマ等々
”YouTubeとAmazonに
レコメンドされるがまま”
になっているかも、、、
とすら思います。
今、私だと、
大学院と家庭の往復なので
それに染まっていく感じでしょうか。
■それはそれで悪くないのですが、
(特定分野に集中しているという意味で)
「気持ち的な閉塞感」
も感じたりしていたのも、
また事実でした。
*
しかし、この2日間ほど、
研修でお世話になった
参加者、部長、役員の方等と、
お食事を共にさせていただくと、
(研修という)共通点はあるけれども、
違う役割や分野で活躍している方の
日常のお話を聞けて、
実に面白いなあ、、、
と感じるのでした。
■例えば、
製薬会社の方からの話だと、
・MRの世界は今と昔どう変わったのか?
・アメリカと日本の医師会の違いは?
・医者の制度の違い、働き方の違いは?
などのお話は、
に興味深かったですし、
とある役員の方の
・スポンサーになっているイベントの裏側のお話
・行きつけのお店のお話
・日々の超多忙な会議スケジュール
なども、
普段は聞けない話で、
これまた興味深く、
”視野が広がる”
ような感覚がしたのでした。
■おそらく、
それらの何気ない話は、
「当事者に日常」
なのだろうと思います。
ただ、少し離れた他者
(例えば私)から見ると、
その一つ一つが新鮮なのです。
ただシステムにレコメンドされて、
自分の興味の延長線上に
とどまっているのではなく
他者という媒介によって
自分の内的世界に化学反応が
起こされるような変化を、
与えてくれるように
感じたのでした。
■そして思うこと。
それは(改めてですが)
【興味の幅を広げてくれるのは、いつも他者である】
ということ。
例えば、
・仕事の取り組み方
・行ったことがない場所、
・新しい趣味
・学んでみようと思った分野
なども、他者から
もたらされるものです。
そして、他者のあり方から、
・自分がどうなっていきたいのか
という自らの目標
すら問われる機会にもなる、
と感じます。
■こういった時間は、
なかったらなかったで、
何も困ることはありません。
しかし、
誰かと会う、
深く語り合うことで得られるものは
情報だけでなく感情の動きも含めて
想像よりもずっと大きいのなのかも、
と感じます。
■本を読むのもよいですが、
温度感や感情、興奮を伴った
人との会話から得られるものは
実にたくさんあるのでしょう。
だいぶ安心して
会食にも行ける状況になったので、
これからまた行きたいなあ、
と思った次第。
また皆さんを含めた
勉強会などのリアルイベントも
開催したいな、と思いました。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。
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<本日の名言>
機会はどの場所にもある。
釣針を垂れて常に用意せよ。
連舞と思うところに常に魚あり。
オウィディウス(古代ローマの詩人/BC43-AD17)
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