人は意志ではなく、環境に支配される ~茨城リモートワークの振り返り~
(本日のお話 1776字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
茨城の妻の実家での
6日間のリモートワークを経て、
東京に戻ってまいりました。
(感想、茨城はひたすら寒かったです・・・涙)
*
さて、本日のお話です。
昨日、「強みとコーチング」の
お話をお伝えさせていただきましたが、
本日は茨城のリモートワークを経て
思うことがありましたので、
そのお話を少し挟んで
お伝えさせていただければと思います。
(箸休め程度に、ごゆるりと?
読み流していただければ幸いです)
タイトルは
【人は意志ではなく、環境に支配される ~茨城リモートワークの振り返り~】
それでは、どうぞ。
■「実家もよいけど、
自分の家はやっぱり、”最適化”されてるよね」
本日、夕方に約1週間ぶりに
妻の実家の茨城から帰ってきて
妻と共にUberで頼んだ弁当を食べながら、
一息つきつつ、そんなことを語っておりました。
■約1年前、
妻の実家の茨城と私の祖母の家の宮崎に
リモートワーク拠点として
オフィス用の椅子や机を設置して、
バッチリ仕事ができる環境を作りました。
そして今回も
少し仕事が落ち着いたタイミングで
茨城の実家にリモートワークということで
1週間ほど訪れました。
初めての冬の来訪です。
そして、諸々集中して大学院の課題やら、
企画やらを行う予定を立てたのでした。
■、、、が、結果。
「リモートワークで集中する企画は失敗」
に終わった、となりました(とほほ・・・)
一番の理由は、
「冬の茨城を舐めていた」
こと。
なんのこっちゃ、ということですが、
マンション暮らしだと、
普段気づかなかったのですが、
冬は寒かった(!)のです。
(当たり前か・・・)
■しかも城は東京よりも北。
(当たり前ですけど)
かつ築60年(多分それくらい)の
実家の木造家屋は極めて寒かったのでした。
加えて、冬なので乾燥してます。
乾燥肌の私はくちびるも背中もパサつきます。
暖房をつけてもやっぱり寒く、
温度をあげると、ブレーカーが落ちてしまいます。
(MAXが30Aのため)
■ということで
・めちゃ寒い
・めちゃ乾燥する
・暖房をつけるとブレーカーが落ちる
という三連コンボにより、
2階の勉強部屋に夜18時以降はいることができず、
結果、1階の洋間にいって、
コタツに足を突っ込んで活動しようとする、
という戦術に切り替えたのでした。
■、、、が、想像どおり、
コタツが登場した瞬間に
”敗北は確定”
なのです。
気づけば
足から腰、腰から首へと
体が段々とコタツに飲み込まれていき、
気づくと意識も根こそぎ持っていかれている。
そうやって、何だかよくわからないまま
時間が過ぎていったのでございました(汗)
■改めて思ったのが、
人は(少なくとも私は)
”「意志」ではなく「環境」に支配されている”
と感じます。
というのも、私は意志が弱いのです。
すぐに流されます。
(今回の茨城のリモートワークで
改めてそれを痛感しました)
だからこそ、
”「意志」力に頼らなくて良いように
「環境」を設計する”
ことがめちゃくちゃ重要だな、と思ったのです。
そして手前味噌ですが、
自宅ではそれを徹底して行っています。
■例えば、
自宅にはテレビはなく、
ニンテンドSwitchもプレステも、
VRゴーグルもありません。
仕事部屋には、本と机のみ。
リビングにも、
ソファがありますが、
ゲーム機などの類はありません。
最近は、SNSも
つい気になってしまうので、
アプリをスマフォから消しました。
■そして、温度は基本的に
加湿器と暖房で常に一定なので、
夜でも朝でも、
すぐにスイッチONで作業や勉強が
できるようになっています。
眠たくなったら、
スタンディングデスクにもなっているので
机を高くして立ちながら作業もできます。
ゆえに、必然的に
仕事か勉強にフォーカスするようになっています。
(何だか追い込んでいるようですが、
そうしたほうが結果的に自己効力感が高まるので、
その選択がよいのです)
■改めて思うのが、
何かを行動するというのは、
「小さな環境の積み重ね」だと感じます。
・温度
・湿度
・机
・椅子
・寝具
・娯楽品
などなど、ありとあらゆる
身の回りのもの、すなわち環境が
自分の行動を支配しているのだと感じます。
自分が意志力をつかわず
自分が求める行動ができるよう、
改めて環境を大切にすると共に、
その威力を認識した上で、
日々の計画を立てていきたいものだ、
そんな風に思った次第です。
環境って本当に大事。
痛感しております。
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<本日の名言>
私は意志が弱い。
その弱さを克服するには、
自分を引き出さがれない状況に追い込むことだ。
植村直己(冒険家・登山家・1941-1984)
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