人は多面体
(今日のお話 1048文字/読了時間1分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は2件のアポイントと、
また社内ミーティングの参加など。
夜は以前通っていた英語塾のメンバーとミニ同窓会。
英語塾の時は、真面目な雰囲気で、
優秀過ぎて近寄りがたかった人も、
いざ一緒に飲みながら話すと違った側面が見えてくるもの。
予想以上に盛り上がり、非常に楽しい時間でした。
(Kさん、ありがとうございました!)
今日は昨日の飲み会から感じた、
ごくごく当たり前ですが、
大事だなあと思った「人間関係の姿勢」について、
共有したいと思います。
■飲み会(懇親会)などで、
普段話をしたことがない人と話すと、
色々な気付きがあるものです。
例えば、
・いつも真面目なAさんは、
実はものすごく陽気で適当な人だった。
・ちゃらちゃらしたイメージがあるBさんは、
実は真面目に考えている誠実な人だった。
・とっつきづらいと思っていたCさんが、
実は話題も豊富な面白い人だった。
のような感じ。
多くの方にとって、
このような仕事以外の場面等で会うことで、
「意外だ」と思う人の側面に触れたご経験は、
きっとおありなのではないかと思います。
■基本的に、
職場関係であれば職場関係、
プライベートであれば、プライベート、
趣味の世界であれば、趣味の世界、
での「その人の姿」しか、
見えませんし、見ることもできません。
でも、当たり前の話ですが、
それはあくまでも、
「彼/彼女のごく一部分」
でしかない。
しかしながら、人というものは、
多面体で出来ているもので、
役割や状況によって、持っている顔は違います。
陽気な面と、真面目な面。
厳しい面と、優しい面。
頼りがいがある面と、適当な面。
そして、今までと違った面を、
違う場面で会うときに、ふと垣間見え、
ものすごく魅力的に感じたりする。
■これにまつわる、
ある夫婦のエピソードがあります。
いつも家では頼りない雰囲気の旦那さん。
あまり口数も多くない。
そんな関係に、奥さんが耐え切れず、
離婚をしようと思っていた矢先、
旦那の職場にふとした用事でいくことになったそう。
旦那さんは、外科医。
奥さんが旦那の勤務先、
すなわち病院に行った際に、
旦那さんが手術の執刀をまさにしようとしていた。
その手術直前の凛とした姿を見て、
「今まで知らなかった側面」
に衝撃をうけ、離婚を思いとどまった、
というお話。
(実際にあった話だそうです)
これも、奥様が、旦那さんの
違った面を見たことによる魅力を感じた影響がもたらす
一つの例なのかもしれません。
■「あの人はこんな人」
「だから自分に合う(または合わない)」
こんなイメージも、
ごく一部分を見た結果でしかなく、
よくよく深ぼれば他にも色々な側面があるはず。
だからこそ、
<この人の別の面はどんな姿だろうか>
そんなスタンスで人と相対してみると、
相手がより深く、色鮮やかなに見え、
良好な人間関係を築くきっかけになるかもしれません。
「7つの習慣」でも、
”第五の習慣 まず理解に徹し、そして理解される”
とありますが、相手を理解すること、大切にしたいものです。
外資系バリバリ、
超優秀な元英語塾の仲間が、
腹がよじれるほど面白い人だったと知り(褒め言葉です)、
ふと思った次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。