「壊す痛みを楽しむ」という成長のプロセス
(本日のお話 1418字/読了時間1分半)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は5件のアポイント。
最近、ウルトラマラソンに向けて
体質改善と称して「開脚ストレッチ」を
朝10分やるようにしております。
ただこれも行っていると、
身体が軽くなる感覚があり、
ランニングの練習に重ねて、
肉体の変化を感じつつあります。
*
さて、本日のお話です。
今日はこれまでお伝えしていた
「ストレングスベースのコーチング」のお話から一旦離れて、
ちょっとした日常の気づきについて
お伝えしたいと思います。
最近ランニングばかりやっているので
そのネタについてです。
体育会系の話ではありますが、
ゆるりとお読み流しいただければと思います。
それでは早速まいりましょう!
タイトルは、
【「壊す痛みを楽しむ」という成長のプロセス】
それでは、どうぞ。
■少し前に、
IPS細胞で有名な山中教授が
「フルマラソンでサブ3.5」
(3時間半以内で完走)
を果たしたという記事を見ました。
ちなみに、サブ3.5というのは
全日本マラソンランキング(2016)のタイム分布によると、
男性で全体の11.6%、女性で3.1%。
教授の年齢も加味すると、
本当に素晴らしい記録だと感じます。
■そんな記事を見て、
白衣つながりで、
ある人のお話を思い出しました。
それは、尊敬するお知り合いの
医師&ランナーの方。
(サブ3というめちゃ早い人)
彼いわく、
「ランニングで早くなるために
何が必要なのか?」
について、
2つとあることをいっていました。
”ランニングに早くなるためには、
その1,どれだけ自分を追い込めるか?
その2,生活の中でランニングの優先順位を、どれだけ高めることができるか?
が重要である”
とのこと。
■そしてこの話は、
私も(ランナーの端くれとして)
実に共感することがありました。
なみに私も5年前ですが
サブ3.5を記録したことがありますので、
ある程度走ることはできる部類かと思います。
一番共感したのは
『早くなりたければ、追い込むこと』
という部分です。
体育会系の話ね、、、で片付けられそうですが、
やはり足の筋肉や心肺機能を限界まで追い込むから
許容量が増えるものだし、
追い込んで壊すからこそ
次に回復した時により強くなるという
「超回復」が訪れるのも事実です。
壊しては超回復。
壊しては超回復。
これを幾度となく繰り返すことで、
レベルを上げていくというのが、
レベル上げのシンプルルールだと、
私は認識しております。
■そして面白いことに、
『壊すことで、その後に
成長という果実が待っている』
ことを一度体感として
刻み込むことができれば、
壊す痛みに耐性ができるとともに
『”壊す痛み”に喜びを覚える』
ことすら起こる、と感じるのです。
まさに、
痛みの先にある報酬を覚えることで
”壊す痛み”というアクションが
ポジティブなものに変換されるとともに、
「強化」され、行動を促進させることできるのです。
■と考えると、
(例えばランニングでもその他でも)
自分の力量をぐっと伸ばしたい時に、
誰かの力を借りる
目標を立てる
環境を整える
等で自分を高めざるを得ない状況に
追い込むこと、
そして、
『”壊す痛み”に対する喜びを知ること』
を通じて、
自らの能力を伸長させ、
自らの可能性に気づくことができるのかもしれない。
、、、そんなことを、
最近走って、筋肉を壊しながら
長い距離をより強く早く走れるようになってきた
自分を振り返りつつ思ったのでした。
壊すことを恐れない。
壊すことを楽しむ。
とても大事なメタファーのように感じたので
共有をさせていただいた次第ございます。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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<本日の名言>
困難な何事かを克服するたび、
私はいつも幸福を感じる。
ベートヴェン(ドイツの作曲家/1770-1827)
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