紙に書くと、無意識が働いて、チャンスが増える
(今日のお話 1706文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
現在、シルバーウィークを利用して、
アフリカのタンザニアに来ています。
ちなみに、
「アフリカでリアルサファリを体験すること」
これは私の夢の一つでした。
というわけで今日は、
「夢・目標を叶える方法」というテーマで
思うところを共有したいと思います。
では、どうぞ。
■5年程前でしょうか。
友人からか、インターネットか、
どこからか覚えていませんが、
「アフリカの大自然はとんでもなくヤバイ」
「アフリカの動物たちに囲まれて、人生観が変わった」
そんな話を耳にしました。
そして、地球の環境が
不安定になってきているがゆえに、
自然もいつ、どうなるかわからない。
もしかすると、なくなってしまうかもしれない。
だからこそ、いつか地球の大自然を肌で体感してみたい。
そんなことを思い、毎年恒例に年初に書く
「やりたいことリスト」に記してきたこと、
それが
『アフリカでリアルサファリを体験すること』
でした。
■さて「やりたいことを紙に書く」という話ですが、
最も有名な成功哲学の一つに、
『目標は紙に書くと叶う』
というものがありますね。
大変有名なので、皆様も
聞いたことがあるのではないでしょうか。
そしてこれは考えてみれば
摩訶不思議な話でもなく、
結構、合理的な話なのではないかな、
と思ったのです。
■というのも、
私たちは、日々大量の情報に触れます。
テレビ、インターネット、人の話、
雑誌、スマートフォン、新聞、
などなど。
でも、当然ながら見聞きする情報全てを処理しようとしたら、
情報過多でノイローゼになってしまいます。
だから無意識に脳が判断します。
「これは興味がない。無視」
あるいは、
「興味がある。目を留めてみよう」
と。
”自分にとって重要でないもの”は素通りさせ、
”自分にとって重要だと思うもの”に注意を向けてくれる。
そうやって私たちは、
重要なこと、重要でないことを
瞬間瞬間、選別をしていきます。
だから、意識していることは、
それに関連する情報、チャンスがたくさん訪れます。
■そんな前提に立つと、
「夢・目標を紙に書く」
という行動の意味と、その効果わかります。
「紙に書く」ということは、
大事なことだから書き留めるわけです。
加えて、書いたものを何回も見返せば、
脳に対して、
「これはめちゃめちゃ大事な情報。
だから、このことに関連する情報は逃してはならない」
というメッセージを放つことになります。
つまり、「夢・目標」に関連した情報が、
気が付かないのに、飛び込んでくるようになる。
■今思い返してみれば、
私のアフリカ行きが決まったのも、
大げさかもしれませんが、
「紙に書いたり、言ったりしていたから」
ではないか、そのようにも思うのです。
アフリカに行きたいと紙に書いた。
↓
アフリカの情報を調べた。
↓
高かったり、時期が合わないのでいけなかった。
でも、何かあるたびに「行きたいところはアフリカ」と発信していた。
↓
すると、友人がアフリカに行く、と言った。
↓
前から行きたい、と自分が発信していたので、
友人が「一緒に行く?」と誘ってくれた。
↓
アフリカ行きが決まった。
・・・
思い返してみれば、
「行きたい」と思い、紙に書いてみたところが、
そもそもの発端だったなあ、と。
もし「アフリカへ行きたい」と、
書いていなければ、
友人がアフリカの話をしているときに、
特段、興味を示せなかったかもしれないし、
アフリカ関連の情報も
素通りしてしまっていたかもしれない。
今となれば、そんな風にも感じるわけです。
■人は、大小含め、
1日9000回ほど行動を選択しているそうです。
そして、無意識にしている選択がほとんど。
逃している情報や機会も数知れません。
そんな無意識を活用すれば、
当然ながら夢や目標達成の近道になるでしょう。
そして、そのためには
紙に書いたり、宣言したりすることが効果的です。
「7つの習慣」でも、
『ミッションステートメントを書くこと』を強く勧めていますが、
これも「夢・目標を紙に書く」効果と同様でしょう。
”人はイメージした通りの人間になる”
”イメージすると、そちら側に人生が引っ張られていく”
古今東西、昔も今も変わらず
一つの原則なのでしょう。
と、いうわけで、
もし何か欲しい物、成し遂げたいことがあれば、
書いてみると思いもよらないラッキーがあるかもしれません。
書いて減るものでもないですし、お勧めです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。