「人生ケーススタディ」を知り、選択肢の幅を広げる
(本日のお話 1888文字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は
大学院の人・組織づくりプロジェクトに関するインタビュー。
その他、2件の打ち合わせでした。
またお昼は、友人であり、
会社としても支援をさせていただいている
NPO法人キープママスマイリングの理事・光原さんとランチ。
ちなみに同法人は
病児に付きそう日本中のママさんを笑顔にされる
活動をしていらっしゃいます。
今月号の
『Forbes Japan』
(特集:これからの「お金の使い方」)
でも優れた非営利団体30選に選ばれています。
(すごい!!)
マンスリーサポーターも募集中!とのことですので
共感される方は、ぜひ一緒に応援いたしましょう。
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*
さて、本日のお話です。
刺激的な方と話をした後は、
しばしば思うことがあります。
それは、
「人生のケーススタディを聞くことで
自分の選択肢の幅が広がる」
ということ。
今日はそのお話について、
皆さまに思うところをお伝えさせて
いただければと思います。
それでは、早速まいりましょう!
タイトルは、
【 「人生ケーススタディ」を知り、選択肢の幅を広げる 】
それでは、どうぞ。
■コーチングをやらせていただいていて、
しばしば出てくるテーマがあります。
それは、
「自分がやりたいことが
見つからない」
というもの。
なにも若い人だけではなくて、
あらゆる世代にあるように思います。
やはり、人生の節目ごとに、
自分の進む方向を考えることは、
いくつになっても続く、大きなテーマのようにも感じます。
(、、、と自分にも言い聞かせております)
■「人生の方向性」というのか
「自分の軸」というのか、
その表現は様々ですが
それらのものを見つける上での王道の手法は、
「自分の過去を振り返り、
大切な価値観を掘り下げる」
が1つあります。
過去を振り返り、
自分の達成した経験、
嬉しかったこと、エネルギーを感じたこと、、、
どんな些細なことでもよいので振り返り、
・自分が何を強みとしていて(強み)
・自分が何を大切にしていて(価値観)
・どんな時にやる気がでるのか
を自分の原体験から発掘していく、
ということ。
(パーパス・カービング、とう言う名前で
全社的に研修をしている組織もあります)
■これらの問いは、なかなか侮れません。
というのも、大多数の人にとって、
「自分の大切な価値観は?」なる問いは
おそらく、投げかけられたことはないでしょう。
(このメルマガをお読みいただいている皆さまであれば
馴染みがあるかもしれませんが、、、)
ゆえに、過去を振り返り、
自分を見つめ、内製し、
「大切な価値観」を探究してみることを通じて
”自分の軸”のようなもののヒントは、
見つけられるといっても良いかと思います。
■、、、しかし、です。
「自分の軸」がわかったとしても、
その後、スッキリと、
「自分はこんな風になっていきたい!」
という方向性、目指す姿が見つかるかというと
そういうわけでもない。
私自身に照らし合わせて考えると
「自分の価値観をが定まっても
ワクワクする具体的な未来のイメージは
見つかるとはかぎらない
ではないか、と思います。
■例えば、私(紀藤)の場合、
”「学び」と「挑戦」を通じて
「成長」の喜びを感じたい”
という価値観があります。
自分なりに何かを学んだり、
自分なりに何かを挑戦したりすることで
見える世界が広がったり
出来ることが増えて成長している実感が楽しい、
と純粋に感じますし、
これは自分の半生を振り返って見つかった
一つの「大切な価値観」であり「自分の軸」と言えそうです。
■ですが、こういった価値観を
「どのように、人生の中で
具体化していきたいのか」
「どんな道筋を歩けば
自分も周りもハッピーなのか」
と考えてみると、よくわからなくなる、、、
というイメージ。
■「自分の価値観を明確にして
軸を見つける」
というのは、
360°広がる砂漠で
「なんとなくあっち側だよね」と決めたくらいのもので
何を、どのようにやっていこうかという
明確なイメージにはなりづらいこともある。
それは、おそらく
「解像度が高いモデルケース」
がないから、感情が揺さぶられる
ワクワクするイメージが膨らまないのでは、
と思うわけです。
■その中で、役に立つことがあります。
それが、誰かの
”「人生のケーススタディ」を知ること”
これに尽きると思うのです。
自分の想像の枠を超えた
「こんな風に人生歩んでいます」というエピソードを
直接聞くと、そんなパターンもありかも!と、
イメージがぐっと広がると感じます。
■これまた私の話で恐縮ですが、
昨日のランチにて、
共通の知人の最近の活動の話をしているときに、
・ご自身で独立されたのち、何足もの草鞋を履きつつ
・ポジティブ心理学の医学博士号を取得し
・これから海外の大学で
その分野において教鞭をとることになった
というエピソードを聞きました。
(自分ができるかどうかはおいておいて)
「ポジティブ心理学という道」
「博士課程という道」
「ハイブリットで海外に居を構えるという道」
もあるのかもしれない、、、
と話を聞きながら、
”ワクワクする”、”憧れる”という選択肢が
生まれたようにも感じました。
■それは、
自分の内側だけではなく
外側の世界を知ることを通じて
「自分の心が震える人生ケーススタディ」
を知ることで
ありたい姿が、より具体的になるから、
なのであろうとも思ったのでした。
■人生、色々な変化があり、
ステージも変わる中で、
「自分がどこに向かっていて
どうなっていきたいのか」
は、おそらく何度も
自分に問うていくものだと感じます。
何かに向かって歩んでも
それが満たされると次の何かを
目指したくなるものとも思いますし、
その中で選択肢を広げようとしても、
いくら自分だけで考えても、
その選択肢は限定的になりがちです。
■そう考えると、
常に外の世界に開いていて
(良い意味で)色んな人のエピソードから
人生のケーススタディを知り、
自分の心のリトマス試験紙に浸すことで、
その時々の自分独自の目指す方向を
見つめることに役立つのではないか、、、
そんなことを思ったのでした。
■最近、本を読んだり、
内側に籠もる時間が多いのですが
改めて色々な人とも会いつつ
自分の視野を広げていきたい、
と思った、春の1日でした。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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<本日の名言>
人は、その視野の範囲でしか成長できない。
ジョン・パウエル(イギリス出身の作曲家/1963-)
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