86歳の小口さんがフルマラソンを4時間で完走した話から思うこと
(本日のお話 1856文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は2件のアポイント。
また夕方からは以前ご縁を頂いた、
・元ライザップトレーナーで元警察官
・筋肉番付 腕立て2位の増戸さん
(通称:ダイエットポリス)
なる体作りのスペシャリストの方に、
”ランニング後の疲労回復と筋肉の作り方”
についてクラブハウスにて
対話をさせていただきました。
*
初めてクラブハウスを使ったのですが、
そうしたところ、各方面から
理学療法士、栄養学に詳しい方、
トライアスリートなどが続々と集まられて
非常に有益な情報をいただき、
感銘を受けた次第です。
今更ながらSNSの繋がりってスゴイ、、、と
と思った次第です。
(おじいちゃんみたいな発言ですけど)
*
さて、本日のお話です。
先日トレイルランニングをしてから
ランナー熱にほだされております。
走りまくって足が壊れて、
そして回復していく痛みの中に、
不思議と自分自身の成長を感じます。
そして日々の活力と
やる気を得ているこの頃です。
そんな中で、先日、
ランニングに関する
あるニュースが飛び込んできました。
そのお話が実に刺激的だったので、
皆さまにご共有させていただきつつ、
思うところをお伝えできればと思います。
それでは参りましょう!
タイトルは
【86歳の小口さんがフルマラソンを4時間で完走した話から思うこと】
それでは、どうぞ。
■先日、こんなタイトルで
私のメールボックスにメールが届きました。
「RUNNET」という、
ランニング系の大会情報を流しているサイトの
メールマガジンです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『3年ぶり開催の長野マラソン 86歳の小口さんが4時間7分3秒で完走』
https://runnet.jp/topics/report/220418_2.html
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■、、、ん?
86歳でフルマラソン4時間??
えっ、すごくない!?
と思い、記事のURLを
開いて読んでみます。
すると、こんな風に書かれていました。
↓↓
”小口さんは60歳から走り始め、
長野マラソンには初回から連続出場しています。
75歳から息子の秀哉さん(58歳)がコーチ役となり、
80歳(2016年)の時には3時間29分57秒をマークしました”
、、、とのこと。
■更に驚きます。
3時間30分きりのことを
「サブ3.5」と呼びますが、
それなりの難易度の行為として知られています。
大会に出場するランナーの10%くらいの率。
(男性11%、女性3%)
相当なハードルがあります。
それを、
60歳から走り始めて、
おそらく粛々と続けられて
80歳で成し遂げるという事実に、
”人の可能性”
のようなものを感じたのでした。
■ちょっと話が変わるようですが、
最近お仕事でも話題に上がるのが、
”ミドル・シニアのキャリア”
についてお話が多いです。
ミドルとは35~54歳
シニアとは55歳以上を指しますが、
バリバリ活躍されている方もいる一方、
少し元気がなくなっている人もいる
2極化する世代でもあると感じます。
■積み上げてきたものが少ない、
自己効力感が高くない、という人は
どこか
「今さら頑張ってもな、、、」
「まあ、ぼちぼちやりましょう」
という省エネモードのような
そんな時間の使い方になる場合も
なきにしもあらずなようです。
■もちろん、それぞれの人生なので、
そこをどうこう言うつもりはありません。
ただ、小口さんの話から
刺激を受けて、その勢いでお伝えすると
『何歳からでも、
時間をかけて続けることができれば
成果を得ることができる』
という原則のようなものではないか、
と思ったのでした。
■当たり前ですが、
肉体は年齢とともに衰えます。
ランニングも、
いやー、もう今からは無理だよ、
という人もいますが、
今回の事例を見る限り、
小口さん程とは言わずとも、
一定のレベルまでは成長できるもの、
と感じさせられます。
■そしてそれは、
ランニングを含む趣味もそうだし
勉学でもそうでしょう。
また仕事として
新たに自分が装填しようとしている
スキルもそうだと思います。
■スタートを切るのが遅いと、
歩んできた道のりに、
「もっと早くにこうしておけばよかった」
と後悔の念を覚えることも
あるのかもしれません。
しかし、
小口さんのエピソードを見ると、
たとえ60歳からでも
新しいことは始められるし、
粛々と続けることができれば
きっと遠くに行ける、
そんな気持ちにさせてもらえる話だな
と感じたのでした。
■私自身、
今学び直しをしていますが、
論文を読んでも
なかなかすっと頭に入ってこず、
また読んでは忘れ(汗)
統計ソフトは極度の抵抗感を
感じたままの今現在ではあります。
この領域についても、
知らないことだらけと理解していますし、
自分の能力のレベルも、
若干の悔しさと諦めと受容と抵抗感を
入り混じった上で、理解しつつあります。
、、、ただ、
この1年は頑張るのはもとより
5年、10年と長い時間で
この道を歩むことを決めていけば、
自分と、限定的であっても、
周りの人や関わった人には影響を与えることができるはず、
少なくとも今よりは遠くに行けるだろう、
とも感じます。
■ということで
まだまだ出来ることは限られていますが、
小口さんを見習って、
日々一歩ずつ成長していきたいものだ、
そんなことを感じた次第。
人生はマラソンだ、なんていいますが
本当にそうですね。
メタファーとしても現実としても
粛々と走り続けたいと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。
==========================
<本日の名言>
うんと熱中せよ。熱中は熱中を生む。
ラッセル・コンウェル(米国の聖職者/1843-1882)
==========================