十年一剣を磨く
(今日のお話 843文字/読了時間1分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は2件のアポイント。
お昼は某企業での、
ランチタイム「7つの習慣」勉強会に参加しました。
参加者もまだまだ増える余地は大いにあり、
「これからですね!」などという話を、
幹事のご担当者様とお話をしておりました。
続けることで、
もっともっと盛り上がってくるはず。
応援しております。
ということで、今日は応援の意味も込めて、
「継続の力」について
あるお話を共有したいと思います。
シンプルですが、深い話です。
■皆さまは、
「十年一剣を磨く」
といった言葉をご存知でしょうか。
調べてみると、こういう意味だそうです。
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長い間、武術の修練を積むこと。
また、武術の修練を積み、力を発揮する機会を待つこと。
十年の間ひと振りの剣を磨く意から。
技術・学問など何事であれ、
その修得錬磨に、長い間、専心努力することが必要、との意。
出典/十年一剣
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直接的には書かれていませんが、
私はこの言葉を見て、思いました。
”多くの人が、結構な確率で、続けられない。
だからこそ、やり続けられた人が、
圧倒的な有形無形の利益を享受できるものだ。”
そんな教訓のように感じたのです。
■しかし、少なくない数の人が、
この「十年一剣」ではなく、
「一か月一剣」、あるいは「十日一剣」、
そんな姿勢になっているのでは、、、
としばしば思うことがあります。
例えば、体重が気になる方が、
ダイエット器具を買ったり、
食事量を制限したり、
ジョギングを始めたりする。
でも、1か月後には
「いや、試してみたけど駄目だったよ」
「いい話だと思ったんだけどね。変わらないよ」
というようなイメージ。
今すぐ、楽に、最小限の労力で、
”劇的な変化”を求めてしまう。
その気持ちも、わかります。
でも、残念ながら、
そんなに虫の良い話はないのでしょう。
結局、
一つのことを継続してやるからこそ、
また、投資した時間と労力が大きいからこそ、
それに見合った価値を得ることができる。
これは世の中の原則の一つではないでしょうか。
”7つの習慣”も一瞬でなく、
今日も、明日も、明後日も、
継続してこそ、真の価値を発揮します。
乱暴な話ですが、
例えば、研修に100万円払って、
急に明日から、三流の人が、一流の人になる、なんてことはありえない。
投資した時間・労力と
見合っていない価値を求めても、
それは現実的ではない。
継続するから、
努力するから、価値が生まれます。
「十年一剣を磨く」。
何かに取り組もうと決意したのであれば、
この姿勢を、常に忘れないようにしたいものです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。