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617号 2015年9月11日

十年一剣を磨く

(今日のお話 843文字/読了時間1分)
■おはようございます。紀藤です。

昨日は2件のアポイント。

お昼は某企業での、
ランチタイム「7つの習慣」勉強会に参加しました。

参加者もまだまだ増える余地は大いにあり、
「これからですね!」などという話を、
幹事のご担当者様とお話をしておりました。

続けることで、
もっともっと盛り上がってくるはず。
応援しております。

ということで、今日は応援の意味も込めて、
「継続の力」について
あるお話を共有したいと思います。

シンプルですが、深い話です。

■皆さまは、

「十年一剣を磨く」

といった言葉をご存知でしょうか。

調べてみると、こういう意味だそうです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
長い間、武術の修練を積むこと。
また、武術の修練を積み、力を発揮する機会を待つこと。
十年の間ひと振りの剣を磨く意から。

技術・学問など何事であれ、
その修得錬磨に、長い間、専心努力することが必要、との意。

出典/十年一剣
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

直接的には書かれていませんが、
私はこの言葉を見て、思いました。

”多くの人が、結構な確率で、続けられない。

だからこそ、やり続けられた人が、
圧倒的な有形無形の利益を享受できるものだ。”

そんな教訓のように感じたのです。


■しかし、少なくない数の人が、

この「十年一剣」ではなく、
「一か月一剣」、あるいは「十日一剣」、
そんな姿勢になっているのでは、、、

としばしば思うことがあります。

例えば、体重が気になる方が、

ダイエット器具を買ったり、
食事量を制限したり、
ジョギングを始めたりする。

でも、1か月後には

「いや、試してみたけど駄目だったよ」
「いい話だと思ったんだけどね。変わらないよ」

というようなイメージ。

今すぐ、楽に、最小限の労力で、
”劇的な変化”を求めてしまう。

その気持ちも、わかります。

でも、残念ながら、
そんなに虫の良い話はないのでしょう。

結局、
一つのことを継続してやるからこそ、
また、投資した時間と労力が大きいからこそ、
それに見合った価値を得ることができる。

これは世の中の原則の一つではないでしょうか。

”7つの習慣”も一瞬でなく、
今日も、明日も、明後日も、
継続してこそ、真の価値を発揮します。

乱暴な話ですが、
例えば、研修に100万円払って、
急に明日から、三流の人が、一流の人になる、なんてことはありえない。

投資した時間・労力と
見合っていない価値を求めても、
それは現実的ではない。

継続するから、
努力するから、価値が生まれます。

「十年一剣を磨く」。

何かに取り組もうと決意したのであれば、
この姿勢を、常に忘れないようにしたいものです。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。

【本日の名言】 ゆうゆうと焦らずに歩む者にとって、
長すぎる道はない。

辛抱強く準備する者にとって、
遠すぎる利益はない。

ラ・ブリュイエール

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