「70:20:10」の法則 ~研修よりも他者の背中~
(本日のお話 1653文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は5件のアポイント。
また夜は大学院の人材開発の勉強会でした。
大学院の仲間の前で
人材開発関連の章のまとめを
発表いたしましたが、
なんだか研修よりも緊張しました。
多分、いいカッコしたいんだろうな、
と自分で自分に思いつつ。
またウルトラマラソンまで、あと9日。
あと体重も0.6キロ落として
本番に臨めたらベストなので、
調整していきたいと思います。
*
さて、本日のお話です。
私の大変好きな話で、
「70:20:10の法則」
というものがあります。
そして最近、改めてこの法則の奥深さ(?)
を感じているこの頃。
今日はこのお話について、
思うところをお伝えできればと思います。
それではまいりましょう!
タイトルは、
【 「70:20:10」の法則 ~研修よりも他者の背中~】
それでは、どうぞ、
■「70:20:10の法則」とは、
曰く、米国の人事コンサル会社ロミンガー社が
経営幹部向けにリーダーシップを発揮するために
有効だった施策を調べたところ、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
70:業務経験からの学び
20:他者からの薫陶(人の背中を見て学ぶ)
10:研修や読書
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
という割合になった、
というお話。
■ここで強調されるのは、
要は。現場で発揮される
リーダーシップのような無形の学びとは、
”業務経験を通じて獲得される”
という話であり、
研修等はごく一部しか
学びの資源にはなりえない、
というお話です。
確かに、研修で聞いたことよりも、
自分が傷だらけになりながら(!)
現場で痛い痛いと言いながら
体験学習したことのほうが、
ずっと深い学びになるようにも思います。
■一方、もう一つ、注目したい、
と思うこともあります。
それが何かというと、
『20:他者からの薫陶』
というところ。
研修や読書よりも、
人の背中を見て学ぶほうが大きい。
これもなかなか考えさせられます。
■私(紀藤)の話になりますが、
起業当時、
半年間の次世代リーダーシップ研修を
初めて実施させていただいたときに、
その内容はまだまだ粗削りで、
パッションの含有率70%のような
コンテンツだったのですが、
自分も自分の中にあるものを
(時にはないものも)絞り出して、
出来る限りのことをやろうと
全力投下をしておりました。
■結果として、
参加いただいた皆様から
好評価をいただけたことがあり、
また研修のおかげで昇進した、
と直接おっしゃって頂いた方もいました。
(もちろん、参加頂いた方の
努力であることは承知しています)
そして、印象深かったのが、
その研修において、
「何が良かったのか?」
のフリ―コメントの部分で、
”半年間の研修の間で、
紀藤自体が成長していっているように見えた”
と書いて頂いた方が数名いたことでした。
■そして思ったのが、
「研修コンテンツ以上に、
”自分の背中を見せる”ということも、
学びの教材になりえるのだ」
と強く思ったことがありました。
これは、他の研修でも
似たような話があります。
■今、
立教大学大学院 経営学専攻
リーダーシップ開発コースなる場所で、
人材開発・組織開発、
リーダーシップを学んでいます。
授業の内容も素晴らしいものばかりですが、
それ以上に学びになるのは、
やはり『他者からの薫陶』なのです。
「こんなにクオリティが高いものを
このスピードでやるのか・・・」
とか
「こんな風に人を巻き込んだり、
ファシリテーションをするのか」
とか、
「こんな風に自分の意見を言語化し、
プレゼンをするのか」
などなど、
『他者の背中を見て学ぶ』という学習方法は、
研修や読書以上に感情をゆさぶり、
自分もこんな風に仕事を進めたいな、
と思わせてくれます。
感情を伴い、憧憬の念を覚えるからこそ、
自分の内側にグッと入ってくる、と感じてます。
■そういう意味でも、
・外の世界に出ること
・これまでと違った人と出会うこと
・他者の薫陶を受けつつ、刺激を受けること
ことこそが、貴重な学びなのだな、
そんなことを改めて感じさせられました。
人から刺激を受け、
そして自らをバージョンアップさせていきたい、
そんなことを思った次第です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
==========================
<本日の名言>
人というものは、自分自身より高く、
優れた物差しや手本を見つめる心がない限り、
決して、自分を変えようなんて思いもしない。
トライオン・エドワーズ(米国の神学者/1809-1894)
==========================