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3012号 2022年5月21日

100キロマラソンに毎年出場する理由 ~やらないという選択肢を持たない~

(本日のお話 1839文字/読了時間3分)

■こんにちは。紀藤です。

昨日は「強みを活かすマネジメント」をテーマにした
ストレングス・ファインダー研修の実施でした。

この内容はまだまだ探究途中ですが、
非常に可能性を感じるコンテンツとなっています。
アカデミックな観点からも、更に深めたいと思います。

また夜は大学院の授業でした。

そして、ウルトラマラソンまであと1日。



さて、本日のお話です。

少し前から冒頭で
「ウルトラマラソンに向けてのカウントダウン」を
密やかに行ってまいりましたが、いよいよ明日になりました。

これまでウルトラマラソン(=100キロ以上のマラソン)は
5回ほど走っているので、ある程度慣れてはいます。

ただし、今回は約3年ぶりのレース。
コロナ禍で中止されていたレースが
3年ぶりに開催されることになりました。

おそらく100キロマラソンなど走る人は
そんなに多いわけではないようなので、
今日は「走ること」について背景と思いについて、
個人的な思いを少し語らせて頂きたいと思います。

(走ることにご興味がない方はごめんなさい!
最初に謝っておきます汗)

それでは、早速参りましょう!

タイトルは、

【100キロマラソンに毎年出場する理由 ~やらないという選択肢を持たない~】

それでは、どうぞ。

■私が密かに憧れているのが
自分の祖父母です。

うちの祖父母は中国系の出身で、
中華料理店を営んでいました。

宮崎にあった四海楼というお店で
一定の年代層には知られていた店でした。

B級グルメ(?)100円ラーメンを
出していたことで有名であり、

同時にあまりの安さから
黒い噂もネットで流れていた
4階建ての中華料理店でした。

■まあ、その話は余談ですが、
祖父母の家は4階建ての4階にあり、

自営業でしたので、
毎年何往復もその階段を
上り下りしていました。

よって、図らずも足腰が鍛えられ、
(今は少し弱ってしまいましたが)
90歳近くまで健在でした。

それを見て、

「ああ、若い頃に足腰を鍛えておくことは
人生の後半に超重要なことなのだ」

などと学生時代から
密かに感じていたのを覚えています。

■また、もう一つ
「なぜ走るのか?」に繋がる話として

よく思い出すのが、

『脳と体は非常に密接に関わっている』

という話です。

以前、

『脳を鍛えるには運動しかない ~最新科学でわかった脳細胞の増やし方~』
(著:ジョン J. レイティ)
https://www.courage-sapuri.jp/backnumber/8625/

という本をメルマガでも
ご紹介したことがありました。

それによると、

”運動をすることにより、
脳のニューロンが物理的に増えることがわかった”

と書かれており、

走った後の頭の冴え方、
気持ちの整い方を考えると、
実に納得したこと思い出すのです。

■更にいえば、私のバイブル『7つの習慣』の
「第7の習慣 刃を研ぐ」においても、

”自分の肉体を鍛えることで
精神的な持久力も高められる”
とも言っており事も含め、
改めて体を良好に保つことの重要性を感じ。

「運動はなくても困らないけど
あったら人生が確実に豊かになる」

という確信を、経験と知識の両方から
持つに至ったのでした。

、、、そんな個人的な背景が
「走ること」に惹かれるバックボーンとして
存在している、というお話。

■その中で、自分の中で
「こうありたい」という目標が出き始めました。

それが、

『80歳になっても
100キロ走れる体力を維持する』

こと。

・子供が大きくなった時に、
一緒に走り回れるようにしていたい、

ということもありますし、
先述の祖父母の話のように

・いつまでも足腰を強く、健康でいたい、
活動出来る期間が長くいたい

というのもあります。
言い換えるならば、運動やランニングを通じて
そのような状態に自分を保つこと

『未来の自分へのプレゼントである』

とさえ思うのです。

■しかし、とは言っても、
そのような未来へのプレゼントを自分に渡すために、
行動をし続けねば行けません。

正直、忙しくなると
行動もできなくなってしまうので、
やはりそこにはルールが必要なのです。

そこで決めているのが

”毎年5月に開催される
「野辺山ウルトラマラソン100キロ」
を儀式として出場し続ける”

という行為を通じて、

自分の体力を保つという
年単位のルーティンを組み込んでいる。

それが100キロを出場する理由
(といえるのかわかりませんが)

になります。

■メルマガにも通ずることですが
人は一回「やらない」ということを選ぶと、

「やらないのもあり」

という選択肢が
脳内に生まれます。

今日やらなくてもいい、は
明日やらなくてもいい、に繋がり、

今年でなくていいいい、は
来年でなくていい、に繋がる、、、

(意志力が弱い私の場合)
そう思えてしまうのです。

■、、、と、

走ることの背景
(=脳を鍛える/精神の耐久力を増やす)
(=未来へのプレゼント:健康年齢を伸ばす)

ということで、
思うことをつらつらと書いてみました。

そして、それを実現するために、

”「やらない」という選択肢をもたない”

ことを自分に貸すことで
現実に変えてきている、というお話をいたしました。

短期視点で見ると、
大変だったり、面倒なこともありますが、

このスタンスを持つことでランニングも、
そして先日を3000号を超えたメルマガも
続けることができており、

それが結果的に自分にメリットを
もたらしてくれていると感じております。

■最後に一つ、

”「やらない」という選択肢を持たない”の一つとして、

「はじめたレースは途中でやめない」
(DNF=Do Not Finish、といいます)

ことを、私はこれまで
一度も破らず、守り続けています。

約3年ぶりのマラソンの出場で
正直不安要素もありますが、

今回の100キロマラソンも、
必ず走り遂げてまいります。

レースは明日早朝5:00スタート。

楽しみつつ、頑張ります。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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<本日の名言>

心の強さは
持続的な鍛錬によってのみ開かられる

ジェームズ・アレン

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