「理想の自分になれない自分が嫌い」と上手く付き合う方法
(本日のお話 2546字/読了時間3分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は終日外部パートナーとして
関わらせていただいている企業様への
コーチング、コンサルティングでした。
*
さて、本日のお話です。
最近、大学院のプロジェクトのために
ちょっと遅まきながらのスタートではありますが、
論文を読み進めています。
そして先輩方の書いた論文を読みつつ、
きっと自分にも出来るはず、と思いつつ
「果たして自分は
走りきれるのだろうか」
という気持ちもよぎってきます。
今日はそんな最近の心境の中で、
改めて大事だな、と思ったことがありましたので、
本日はそんな気付きについて、
皆さまにご共有させていただければと思います。
それでは早速まいりましょう!
タイトルは
【「理想の自分になれない自分が嫌い」と上手く付き合う方法】
それでは、どうぞ。
■先日インターネットの
記事を見ていたら、ふと
「叶姉妹が、お悩みに答えます」
みたいな記事が出ていました。
気になってクリックしてしまいました。
*
寄せられた悩みというのが、
『理想の自分になれない自分が嫌い』←叶姉妹の考えは?
というものでした。
■内容としては、
このようなものでした。
記事から一部抜粋してお伝えいたします。
(ここから)
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<お悩み>
「私は自分が理想の自分になれないと感じた瞬間に全てを諦めてしまいます。
理想など関係なく普通の生活で、
それなりに楽しく過ごそうということができません(後略)」
叶恭子(姉)
「嫌いな自分のままでいるのかというのは、
いれることが(逆に)すごいですよね。
だって、朝起きて、あぁ(自分のことが)嫌い!
もう大嫌いだわ。もう嫌だ、嫌い嫌いってなって生きて行くんでしょ?」
「あくまでも個人の感想ですが、そんなにまで突き詰めずにもうちょっと自由に、
もう1回(気持ちを)リセットしてみたらいかがですか」
叶美香(妹)
「根本的には『自分が楽しい』という方向性で考えながら、
100%(理想の自分)じゃなくていいですよね」
「(人生)それぐらいの気持ちでいいんじゃないかと思うんですよね。
だからまぁ今日は60%だなとか、
今日は30%かなぐらいな気持ちで『今日も100%で頑張らなければ』なんて思わずに」
※HUFFPOST:「理想の自分になれない自分が嫌い→叶姉妹の考えは?」↓
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_62df8e08e4b000da2403d347
よりコメントのみ抜粋して記載
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(ここまで)
とのこと。
■叶姉妹、いいこと言うなあ、、、。
と思いつつ、
「このリスナーの方の悩み、
確かにわかるなあ、、、」
とも思ったわけです。
■自分で理解している、していないに関わらず
つい働いてしまう『自動思考』というものが
誰しも1つや2つ、あるかと思います。
私(紀藤)ももちろんありまして、それが
「もっともっと、まだまだと、
自分をなかなか認められない」
というものです。
まさに、この読者の方と同じ
「理想の自分になれない自分が嫌い」状態。
嫌いまではいかずとも、
認めてあげきれない、という感じでしょうか。
■これはその理由がなにかは
よくわかりません。
ただ、100%やっていないと、
確かに認められない。
元来の性格なのか、あるいは
過去に何かあったのか、
これまでも幾度となく
自分を振り返ってみましたが、
よくわかりません。
元々そういう性格であった気もするし、
思春期からの中二病を今なお、
引きずっているようにも思えます。
■ただ、そのルーツはどうでもよく、
課題が何かというと、放っておくと、
1,自分はまだまだである(=他者との比較)
↓
2,自分は全然イケてない(=自己効力感の低下)
↓
3,幸福感の減退
と自動思考のサイクルを
つい、回してしまうことにあります。
■これはあまり望ましくなく、
ではどうやったら解決できるかについて、
自分なりに考えて、試してみました。
結果、あくまでも私のケースではありますが、
以下「3つの施策」が有効である、
という結論に達しました。
だいたい、この3つの施策ができていれば
「自分はまだまだである」のモヤモヤと
上手く付き合うことができます。
(ここから)
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<「自分はまだまだである」のモヤモヤと付き合う3つの施策>
施策1)肉体を消耗させ、エネルギーを使う(=ランニング10キロ)
→「呼吸」と「走る音」だけに集中して1時間ほど走ると、
だいたい、心もスッキリします。
ありあまるエネルギーを出し切ると、スッキリします。
肉体と精神は繋がっています。
施策2)自分の思考を言語化する(=メルマガ、日記など)
→自分が何を感じているのか、何を思っているのか、
その状態を言葉として記述することで、
モヤモヤの輪郭が見えるようになります。
その瞬間、モヤモヤはモヤモヤではなくなります。
施策3)言葉で自分を躾ける
→「自分はまだまだ」と自動思考が浮かんだ瞬間に
意識的に「(でも、それなりに頑張っている!)」と
無理やり言葉を被せること。
自動思考を垂れ流しにていると、
その言葉により望ましくない現実を作り出してしまいます。
(=内なる社会構成主義)
無理やりですが、繰り返していると多少軽減されます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(ここまで)
、、、と、上記、
私の事例でございました。
■よく思いますが、
日々自然と自分を認めて、
前向きに生きられる方は実に羨ましい限りです。
しかしながら、
叶姉妹のリスナーの方のように
(そして私のように)
「理想の自分になれない自分が嫌い」と
思ってしまう人も、決してごく限られた人だけではない、
とも思います。
(あのでHUFFPOSSの上位記事に上がってくるのでしょう)
■そして、叶姉妹の言葉によって
「確かにそうだ、自分もそうなれる!」
と”言語的説得による自己効力感の向上”のごとく、
元気になる人もいるでしょうが、
「、、、とはいってもさ。
そう思っちゃうんだから仕方ないべ」
と定期的に訪れる自動思考のループに
幾度となくハマってしまう人も、
(これまた私のように)
多いのではとも思います。
■そうした時に大切なのが、
「自分を”躾ける”施策を持つ」
ことだと思っています。
”躾ける”とは、身を美しくする、と書きます。
自分にとって
望ましくない気分になるとき、
それを”意識して身を美しくする”ような施策(=躾け)を、
いくつか持っておくこと。
それは日々ごきげんかつ快適に過ごすために
役に立つことではないか、と思った次第です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。
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<本日の名言>
いつも太陽の光に顔を向けていなさい。
そうすれば影を見なくて済む。
いつも真理に目を向けていなさい。
そうすればあなたの心から不安や心配は消える。
ヘレン・ケラー
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