自分の考え・想いを表現する ”言葉のラインナップ”を持つ
(今日のお話 1779文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は1件のアポイントと、
金曜日の人事交流会に向けてのイベント準備など。
明日、企業人事交流会にお越し頂ける方、
楽しみにお待ちしております!
(ちなみに、会場が【TKPガーデンシティ永田町】に
変更になりましたので、お気を付け下さいね)
■さて、本日のお話です。
紀藤の個人的な話ですが、
先日、大学時代の先輩と久しぶりに飲みにいきました。
その時に「言葉の大切さ」について、
思うことがありました。
今日はそのお話について、
皆さまに共有したいと思います。
■ちなみに、
私の大学時代というと10年ちょっと前。
私は、当時から「目標」「夢」などについて
語るのが好きでした。
そしてその先輩も同じようなジャンルの人。
だから今でも縁が続いています。
そして、久しぶりにそんな先輩と会い、
改めて「目標」「夢」的な、
ちょっと暑苦しい話をしたときに、
昔以上に
”盛り上がった感覚”
を覚えました。
「なぜだろう?」
「なぜ本質はお互い、変わってないのに
益々盛り上がるのだろう?」
となんとなく考えてみると。
単純に「久しぶりだから」とか「話のネタがたくさんあったから」
という事ももちろんあったのですが、
どうやら、それだけではないような気もしたのです。
■ここで私が思ったのが、
「10年を経て、色々と経験をしたことで、
”言葉の引き出し”が増えた」
ことが会話を深め、
コミュニケーションのレベルを揚げ、
お互い深く共感し合えた要因だったのではないだろうか、
そんなことを感じたのです。
当たり前の話ですが、
「お互いが、理解をし合う」ためには、
コミュニケーションが必要です。
そしてコミュニケーションのための
大きな道具の一つが”言葉”。
そして、私たちが
”価値観に根差すような深い話”をしようとするのであれば、
『どれだけ自分の微妙な感覚、気持ちを
伝えられる言葉・表現を持つか』
が、お互いの理解度を高める、
共感を深めるための大切な要因の一つではないか、
と思ったのです。
■例えば、
大学時代は言葉や表現が見つからず、
「生き方って、色々あってよいと思うんだよね。
(なんとなくそう思うから、なんて言ったらいいかわからないけど・・・)」
というような状態だったとします。
抽象的で表現がしづらい話なので、
言い回しや伝え方がわかりません。
でも、経験を積み、
多くの世界を見ると表現が変わります。
「生き方って、色々会ってよいと思うんだよね。
例えば、イケダハヤト(ネットブロガーで高知に住んで、自由な生活を送る人)みたいな生き方とか。
”東京で働くのは消耗している”っていっている、人と人の繋がりが希薄だと幸せになれない、お金だけあっても空しい感じがする・・・そういう考え方に、自分は共感する」
みたいな感じでしょうか。
これまた当然のことながら、
具体的な言葉や、
表現のボキャブラリーが増えると、
「ああ、あなたが言いたいのは、そういうことね」
と思ってもらえる割合も増えるし、
自分が多彩な表現を身に付ければ、
相手の気持ちを巻き込める割合も高まるのではないでしょうか。
■「7つの習慣」では、
コミュニケーションに関わる習慣として、
”第五の習慣 まず理解に徹し、そして理解される”
という話があります。
これは、
「まず相手の話を聞きましょう。次に自分の考えを伝えましょう」
というシンプルな習慣です。
この習慣で一番伝えたいのは
”理解しようとする傾聴する姿勢”ですが、同時に、
「自分の考えを、どれだけ上手に伝えられるか」
という部分も同様に大切だ、
と私は思うのです。
「聞く力」&「伝える力」。
このどちらも磨いていくことで、
よりお互い共感し、理解し合えるようになる、
そう思ってやみません。
■人の気持ちは本当に判りづらい、
難しく繊細なもの。
「感動した」という意味を伝えるだけでも、
「胸がぎゅっと掴まれる気持ちになった」
「鼻の奥が、熱くなった」
「鳥肌が立った」と、色々な表現があります。
繰り返しになりますが、
深いコミュニケーションを目指そうとするのであれば、
言葉のボキャブラリー、
具体的な例え話などを多く持つこと、
すなわち、
【自分の考え・想いを適切に表現する
”言葉のラインナップ”を持つこと】
が非常に重要なのだろう、
そのように思うのです。
先輩との何気ない話の盛り上がりから、
コミュニケーションの奥深さについて、
想いを馳せた次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。