長い道のりになるので、焦らずじっくり取り組んで下さい
(今日のお話 1742文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は2件のアポイント。
夜は、会社のプロジェクトチームでの打ち上げでした。
さて最近、テニスにばかりハマっていて、
やってはいたものの、少し疎かになっていた、
「体幹トレーニング」+「英語勉強」を再開。
改めて、継続の大切さ、
成果に繋げる難しさについて考えました。
と、いうわけで、本日は
<長い道のりになるので、焦らずじっくり取り組んで下さい>
というテーマでお届けしたいと思います。
■夏になると、
”割れた腹筋を手に入れろ!”とか、
”くびれたウェストをゲット”
などをうたう広告が、
盛んに見られるようになりますね。
最近、ライ〇ップなども流行っているようですし、
健康やダイエットは、人類の永遠のテーマなのかもしれません。
そんな私も、地味に
”体幹トレーニング”をやっているのですが、
「どれくらいの強度で、
どれくらい頻繁にやれば、結果がでるのだろうか?」
と、ふと気になり、インターネットで、
「筋トレ 効果」と検索し、調べてみました。
■すると、こんな記事を発見。
【筋トレ効果を得るまでの時間】
(前略)
筋力トレーニングはその内容が充実しているほど、
また継続期間が長いほど、その効果が大きくなります。
◎ 「筋力が付いてきた」と実感する
トレーニングレベル:1
(腕立てなど自宅で出来るレベル)
頻度:週に2回程度 期間:約3ヶ月
↓
◎ 筋肉量が増えたり、体型が変わってくる
トレーニングレベル:2~3
(重たいダンベルを使うレベル)
頻度:週に3~4回程度 期間:半年~1年
↓
◎ 本物のマッチョになる
トレーニングレベル:3
(ガチのベンチプレスや、トレーニングマシンを使うレベル)
頻度:週に3~4回以上 期間:4~5年以上
長い道のりになるので、
健康に気を使いながら焦らずじっくり取り組んで下さい。
■要約すると、
”ムキムキマッチョ”を目指すのであれば、
「高強度なトレーニング × 4~5年」は必要。
”ちょっと変わったな”を目指すのであれば、
「軽めトレーニング × 数か月」くらいが目安になる、
というお話です。
これだけ聞くと、そりゃそうだ、
というごく当たり前のお話。
補足してお伝えしたいところとしては、
”ちょっと変わったな(筋肉が付いたな)”を飛び越えて、
”ムキムキマッチョ”を目指すことはできない、
ということでしょうか。
10kgのバーベルすら上がらないのに、
始めから100kgのバーベルに挑戦することはできません。
(これも、当たり前ですよね)
ステップbyステップで
長い道のりを少しずつ、
着実に成長することが求められるわけです。
いきなり100kgのバーベルに挑戦したら、
(物理的にも、精神的にも)自分が潰れてしまいます。
だからこそ、ご丁寧に、
”長い道のりになるので、
健康に気を使いながら焦らずじっくり取り組んで下さい。”
と書いてあるのでしょう。
■さて、
「何をこんな当たり前のことをいまさら・・・」
と思われた方もいるかもしれません。
しかし、私たちが何かを挑戦するときに、
【10kgのバーベルすら上がらないのに、
100kgのバーベルに挑戦する】
という愚行を犯すこと、
実はしばしばあるのではないだろうか、
とふと思ったのです。
そして、そういうことをしがちなのは、
”一生懸命で、やる気に溢れている人”
だったりします。
例えば、あるきっかけで
「英語を勉強しよう!」となったとします。
外国の人とパーティーをした、とか、
海外に行って英語の必要性を感じた、
とかでしょうか。
そして、急遽盛り上がった”やる気”に任せて、
・すぐに身に付けたい!よし、1日3時間は勉強するぞ!
+
・毎日、欠かさず、土日は5時間やるぞ!
+
・映画は字幕なしで英語で見るぞ!
+
・iPhoneも全部英語にしよう!
などと、ものすごいハードルを自分に設け、
盛りに盛って、頑張りすぎてしまう、
そんなイメージでしょうか。
■でも、こういう計画を立てた場合、
悲しきかな、途中で挫折するケースが非常に多い。
いや、殆ど失敗、
と言っても過言ではないかもしれません。
それは、恐らく、
先ほどの筋トレで例えるならば、
【10kgのバーベルも上げていないのに、
始めから100kgにチャレンジしようとしている】
という状態に、とても近いのでしょう。
始めから高負荷をかけすぎると、
多くの場合、しんどいので長持ちしません。
中には、
筋繊維がハチ切れ、激痛がしても、
それでも耐え抜く”星飛雄馬”バリの、
体育会系まっしぐらのツワモノもいるかもしれませんが、
恐らく全体の数%くらいのように思います。
■普通の人が、何かを継続し、結果を出すためには、
「苦痛に耐える/ギリギリまで追い込み続ける系トレーニング」
は、しんどいし、続かないもの。
残念ながら、それが現実なような気がするのです。
とするならば、
先ほどの筋トレの説明の最後にあったような、
『長い道のりになるので、
焦らずじっくり取り組んで下さい』
というようなスタンスを始めから貫くことこそが、
とても重要になるのではないか、
そのように思うのです。
■「7つの習慣」の”第七の習慣 刃を研ぐ”という習慣も、
一夜漬けで、単発でやるのでなく、
<長期・継続的に磨き続ける>ということを提案しています。
本当に身につけたいものであればこそ、
尚更、「あそび」を持つくらいの余裕で、
”始めは10kg → できたら20kg → 余裕になったら30kg
→そして気付いたら100kgになっていた”
くらいの、長期戦でじっくり取り組むのが、
よいのかもしれません。
あくまでも一つの考え方ですが、
ご参考までに。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。