論文締切日は、しんどかったあの頃を思い出す
(本日のお話 2006字/読了時間2分半)
■こんにちは。紀藤です。
この三連休は、
論文の追い込みでした。
同期の仲間の論文をチェックしつつ、
今日は頂いたフィードバックについて
朝6時から
ひたすら締切の夜20時まで
ひたすら修正を続けておりました。
大人なので
もう少し余裕を持って
提出をしたかったところ。
しかし結局、
夏休みギリギリの宿題のごとく、
締切3分前に提出するという有り様(滝汗)。
後は論文が受理されるか、
そして口頭試問が大丈夫かを
残すことのみです。
*
と、いうことで、
本日は論文を記載した感想について
書き残してみたいと思います。
あまり感動的な話でもありませんが(苦笑)
よろしければお付き合いくださいませ。
それでは早速まいりましょう!
タイトルは、
【論文締切日は、しんどかったあの頃を思い出す
それでは、どうぞ。
■1月9日夜20時。
立教大学大学院の
経営学専攻リーダーシップ開発コースの
論文提出締め切り時間でした。
世の大学生、大学院生も、
同じようにこの時期が
論文の提出締切日のようです。
本当に、お疲れ様です。
もういちど、情感を込めてお伝えします。
本当に、お疲れ様でした!
(と、自分にも言い聞かせる)
■今回、私の場合、
論文の自体は、三連休の初日に
書き終わりました。
そこからは同期の仲間に、
・主語・述語など意味が通るか
・誤字脱字のチェック、
・論文の書き方が正しいか(句読点や引用のお作法)
などの「書き方」を中心に
Googleドキュメントのコメント欄を活用して
お互いにフィードバックをし合ってもらいました。
■正直、「あとがき」を書き終えた時点で、
ほぼ終わった気がしていました。
が、しかし、
最終日に気づくのです。
それは自分の誤りであったことに、、、。
人は、自分に対して、
「正常性バイアス」
(=自分は大丈夫と思い込む)
が働き、加えて
「計画錯誤」
(=自分のことは必要な時間や
見積もりがことごとく楽観的になる)
ものであるといいます。
聡明で学習力がある方なら別でしょうが、
私、お恥ずかしながら ↑ のオンパレード。
そのことに、
本日の直視させられたのでした。
■自分で書いたものは
もう何回も見ているので
「ま、大丈夫っしょ」とスルーしてしまいます。
ただ、外から見た人にとっては
「穴だらけ」であることもあるもの。
今回の私の論文がまさにそうでした。
心優しく、かつ優秀な仲間たちに
尊敬と感謝の念しかないのですが、
「ここ抜けてるよ」
「こここう書いたほうがよいよ」
と、昨日の夜間にかけて
膨大なるコメントを記載してもらったのでした。
■たとえば
・箇条書きっぽく書いてはダメ
(どこかで見たのに、スルーしていた。お恥ずかしや)
とか、
・「1つ目が」→「第一に」のほうが
論文的にしっくりくるから変えた方がいい
とか、引用文献の書き方について
・「.」のあとは、半角空ける、とか
・数字の一桁(1など)は全角、二桁以上は半角(10)とか、
・海外の引用は、et al.(最後はピリオド)とか、
・複数名は、Alliger,G,M.,& Tannenbaum,S.I.,・・・と「&」で区切る、とか
・半角の「&」である、とか、
などなどを、
一つ一つ修正しては、
「あれ、この場合、
どう書くんだっけ?」と
お手本としている仲間の論文を
見に行ったりし続けていました。
そうして、ひたすら一文字一文字、
修正をしていったのでした。
■朝おきて、
朝9時になり、
昼12時になり、
昼15時になり、
夕方17時になり、
夕方18時になり、
終了時刻が見えてきて
それでも終わらなくて、
その時に自分の楽観性(読みの甘さ)に
残念な気持ちと哀しさが募ってきました。
しかし、やるしかないので
ひたすら直し続けます。
■ふと顔をあげると、
20代のころ働いていた
求人広告(リクナビやタウンワーク)の仕事をしていた
あの頃が蘇りました。
営業案件として、
営業、そして受注するまでは得意。
なのに、その後に、
受注が決まって求人原稿を作成するとき
最終段階として、
誤字脱字がないかクライアントと確認し、
入稿するにステージに近づくに従って、
叱られ続けたあの頃(涙)。
どれだけ大型受注をしても、
原稿のミスを見つけることが極めて苦手で、、
上司から怒られ続けたあの日。
そして後輩に誤字脱字チェックを
してもらい続けていたあの日。
、、、そんな辛かった日々を思い出して、
胸がぎゅーっと締め付けられるような
気持ちがしていました。
■そうして、残り数分。
ようやく無理やり終えて、
なんとか入稿。
そのステージも
10年前のあの頃と、全く同じ。
全然成長してないやん(汗)
とも思いましたが、
それでも終えることができたのは、
第三者がチェックをしてくれたから、でした。
■そして、今回のプロセスを経て、
気づいたことが2つあります。
1つ目が、
「やっぱり苦手なもんは苦手」
ということ(苦笑)。
もう、仕方ありません。
こうしたチェックはとことん苦手なのです。
今回のプロセスで、ハッキリとわかりました。
このあたりは、これからの人生で必要になったら
上手く付き合っていきたい、と思います笑。
そして、2つ目。それは、
「仲間のありがたさよ」
です。
論文を書く今回も、あるいはその前も、
・論文の情報収集の仕方を
教えてくれた仲間、
・課題の把握の仕方や
介入施策のアイデアをくれた仲間、
・論文の書き方やまとめ方の
基盤を作ってくれた仲間、
それらのサポートがなければ、
今回のような形で書き終えられることは
間違いなくなかった、と思えます。
本当に、同期の中は能力、人格共に凄い。
凄すぎて、こういうい人達と学べたのが
本当に貴重だったと思いました。
■最後の感想が、
論文の体裁を整えるための
締切に追われまくったという記憶で
いっぱいになっているのが正直なところですが、
この1日で、文章の書き方に対して
ぐぐっとアンテナが高まったような気がしますし、
総集編として、仲間に心より
感謝をしたくなる1日を過ごすことができました。
人は
「フィードバック」で新たな気づきを得て、
「フィードバック」で成長をする、
人は人と歩み、そして学ぶものです。
そのことをまざまざと感じている次第。
■まだまだ気持ち的に
安心ができない状況ですが、
とりあえず、まず出し終えた自分を
労いたいとおもいます。
参考文献を除いて、
合計66,604文字。
ページ数88ページ。
そして世の同じ立場にあられる
大学生、大学院生の皆様、
あらためて本当にお疲れさまでした!
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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<本日の名言>
人のために仕えているときは、
自分が親切を与えていると思わずに、
ツケを返していると思うようにせよ。
ベンジャミン・フランクリン
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