TOEICが趣味の人 ーアプリで3年で400点から980点になった話ー
(本日のお話 2022字/読了時間3分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は保険会社の営業店向けの
対面&オンラインハイブリットの
「生産性向上研修」の実施でした。
(ご参加頂いた皆様、ありがとうございました!)
*
さて、本日のお話です。
昨日の研修のお昼に
研修の担当者の方とお話をする中で、
興味深いお話を聞きました。
結論からすると
「TOEICをアプリだけで
400点→980点までスコアを上げた」
というお話です。
今日はそのお話からの学びと気づきを
皆様に共有させていただければと思います。
それでは、早速参りましょう!
タイトルは
【TOEICが趣味の人 ーアプリで3年で400点から980点になった話ー】
それでは、どうぞ。
■昨日のランチタイムのお話。
先方の研修の企画・運営に
関わっていただいた方は
2名いらっしゃいました。
その際に、
こんな話になりました。
*
出身地の話をしていたところ
1人の男性の方はハワイ出身とのことで
「へー、Yさんは、
海外出身なのですね。
じゃあ、英語もきっとご堪能なのですね」
と話をしていました。
「いや、7歳まででしたので全然。
中学校まではアドバンテージありましたが、、、
それより英語といえば、Sさんですね。
TOEICが980点(990点満点)なんですよ」
と隣にいらっしゃった、
女性の方に水を向けられました。
■思わず
「えっ、すごいですね。
帰国子女や、留学されていたのですか?」
と聞くと、
「いや、全然。
スマフォのアプリです」
「TOEICが3年前は400点だったんですが、
980点までスコア上がりました」
とのこと。
、、、ん!?
疑問が膨らみます。
確かに私もスマフォのアプリで
英語の勉強をしたときはありました。
、、、が、全く続かず。
そして周りにも
たくさんある英語アプリはありますが
アプリで成績を上げた人は、
あまり聞いたことがなく前のめりになります。
■湧いてきた疑問を、
ぶつけてみます。
「でも、アプリだと継続するのが
難しくないですか。
どうやって、学習を継続したんですか?」
すると、このように答えらました。
「ただTOEICのテストも、
30回くらい受けてるんです」
とのこと。
■ちなみに
TOEICのテストは年間10回。
ゆえに、3年間の間
ほぼ毎回受けていることになります。
詳しく聞くと
こういうことのようです。
・最初テストを受けた。
そのときは400点で低かった。
・しかしその後、
アプリ→テストをやると
その都度上がるのが楽しかった。
・TOEIC受ける→アプリで勉強を
ただただ繰り返していた。
気づいたら毎回受ける習慣ができていた
とのこと。
実際のところ、
他の習慣は続かないけれど
英語のこのパターンはハマった、
といっていました。
■このお話を聞いて、
『学びのサイクル』
についてとても大切な教訓を
得たように思いました。
思うに大事なのは、
ーーーーーーーーーーーーーーー
1)フィードバックをもらう
(TOEICを受け現状を知る)
2)改善する
(アプリで伸びしろを強化する)
3)また挑戦する
ーーーーーーーーーーーーーーー
このサイクルを
高い質と量を担保しつつ
いかに回すことができるか、
だと思ったのでした。
■そしてTOEICをはじめ
テストとは、
まさに極めて客観的な
フィードバックの場です。
どれだけ言い訳しても、
自分の今の現状が映されます。
テストに向き合うことは
ストレスでないかと言えばストレス。
実際にテストを受けるのも
時間的にも精神的にも消耗します。
ゆえに、
「受け続ける」
という選択にも、
意志が必要になるのかもしれません。
ただ、その「学びのサイクル」
・フィードバック(テスト)
・改善のループ(アプリ)
にやはり不可欠なことだと思われまs。
■その人いわく、
「だんだん毎回受けてくると
いつしか受けないと気持ち悪い、
みたいな感じになっています」
とのこと。
最初は上昇する気持ち良さを感じつつ、
いずれフィードバックの場を
当たり前として受けるように習慣化する、
、、、ここに成長の真髄があるようにも思いました。
■私ごとですが、
研修を行った際に
フィードバックを頂きますが、
それによって進め方やコンテンツを
改善する機会になっている、
と思いますし、
またプライベートの趣味で
やっているピアノも、
先生に聞いてもらって
フィードバックをもらうと、
やはり自分の改善点に気づき、
どうすればいいのか方向性が見えるようなる、
と感じます。
大人になると
「フィードバック」を貰える機会は
どんどんなくなっていきます。
それは成長の機会が一部失われる、
ということも意味するのかもしれません。
とすると、それらは
”意図して自分で作る”
ことが必要なのだろう、
そんな事も併せて感じました。
■ということで、
TOEICが趣味の人
(というと誇張かもですが)
のお話から
ーーーーーーーーーーーーーー
1)フィードバックをもらう
(=TOEICを受け現状を知る)
2)改善する
(=アプリで伸びしろを強化する)
3)また挑戦する
ーーーーーーーーーーーーーー
ことの可能性と大切さを
感じた次第でございます。
いわゆる、
『フィードバック探究』
大事ですね。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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<本日の名言>
私たちは皆、フィードバックをくれる人を必要とします。
そうして、改善されるのです。
ビル・ゲイツ
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