マニアの話は、癒やしになる
(本日のお話 1447字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日はエグゼクティブ・コーチングにおける
フィードバックミーティングの実施。
その他1件のランチミーティング、
その他企画などでした。
*
さて、早速ですが本日のお話です。
先日、15年ほど前、
若かりし頃一緒に住んでいた友人である
松澤茂信さんとランチしました。
20代半ばであった当時、
荻窪の6LDKの一軒家を借りて
最初は3人で始めたシェアハウスでしたが、
そのときのメンバーです。
彼は、
『合同会社別視点』
https://betsushiten.com/
という会社を運営しています。
やっていることは、
日本中の変わった観光地(珍スポット)について
発信したり、
日本中の極上マニアを集めた(!)
『マニアフェスタ』を幕張メッセで開催したり、
実に面白い活動をしています。
*
そんな彼とのお話の中で
「マニアとの出会いは癒やしである」
という話で盛り上がったのですが、
その話が共感するものでした。
今日はそのお話について、
ゆるりと皆様にご共有させていただければと思います。
それでは早速参りましょう!
タイトルは
【マニアの話は、癒やしになる】
それでは、どうぞ。
■世の中には、
「マニア」
がおります。
いわゆるマニアというと
アニメやアイドルに没頭するような
イメージが私にはあったのですが、
定義を見ると、
このように書かれていました。
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○「マニア」とは・・・
「狂気」の意味のギリシャ語に由来し、以下の複数の意味を持つ語
1,「狂気」。プラトン哲学の主要概念のひとつでもある。
2,躁うつ病の躁状態(躁病)のこと。
3,「ひとつのことに熱中する人」を意味する語。
※出典:Wikipedia
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■日本でのマニアの意味は
「ひとつのことに熱中する人」
という意味で使われています。
ですが、元々の語源は
「狂気」なのですね。
■そんなマニアを集めると、
実に多様な人がいるようです。
例えば、
・ゴムホースマニア
(過去に撮影したゴムホースは2,000枚。
Instagramで発信中)
・片手袋マニア
(町のあらゆる場所に落ちている片方だけの手袋、
「片手袋」にはまり、4000枚以上の片手袋写真を収集)
・空想地図マニア
(架空の都市を、リアルな地図として書くことができる)
などなど。
※詳しくはこちら↓
https://maniafesta.jp/
■そして、松澤さんは
そんなマニアたちの話を
聞くことがあるそうですが、
その中で興味深かったのが
「マニアも自分自身
なんでこんなことに時間を使っているのか?
と思いながらやっている人もいる」
という話でした。
その行為自体が、
アイデンティティの一部になっており、
自分と切っても切り離せない。
しかし、なぜだが取り憑かれてしまう。。。
■そして、そんな人達の話を
イベントなどで紹介すると
「ああ、そんなのもアリなんだ、、、」
と、人生全般に高尚なものを
求めがちな世の中において
安心する、癒しになったり
面白さへの敷居が下がったりと
自らを認めることにも繋がる、、、
そんなことを語られていました。
■人は社会的な生き物なので
「社会規範」
(普通はこうすべき)
に囚われて、
自分の熱情(狂気)を解放していない、
あるいはそこに光を当てることをしていない、
とも言えるかもしれません。
ですが、
そうした個人の様々な価値観を
別の視点から眺めてみると、
面白さや癒やしが生まれ
なんだかほっとする、そんな時間が
生まれるのだなあ、
そんなことを思います。
■色々と「こうすべき」にとらわれがちですが
こうしたわが道を行く人からは
「多様性」の価値と、
そこに立ち向かう勇気をもらえる、
そんなことも感じました。
マニアから
違いを認めて、他者を認め、
自分を認めることを学んだ、、、
そんなことを感じた次第です。
もっと自由に、
好きにやればよいのでしょうね。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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<本日の名言>
子ども心を失っていないものは、偉大である。
ノーマン・メイラー
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