「迷ったらGO!」で思考停止をしない
(本日のお話 2856字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日日曜日は、
朝から15キロのランニング。
その後、大学院のランニング部で
10キロのランで、合計25キロでした。
午後からは、
友人の経営者仲間の
ご家庭に誕生した赤ちゃんに会いに
家族で遊びにいきました。
実に可愛かったです。
*
さて、本日のお話です。
現在、自分の今後の歩みについて
色々と考える機会となる出来事が訪れております。
それはチャンスであり、
同時に大いなる不安なのですが、
その中で色々と思うことがあり
思考のシミュレーションをしております。
今日はそのお話について
現在、考えていることについてお伝えできればと思います。
(完全な私の悩みを書き連ねるの巻、、、ですので
予めご容赦いただければ幸いです)
それでは、まいりましょう!
タイトルは
【「迷ったらGO!」で思考停止をしない】
それでは、どうぞ。
■私は
「はいか、YESか、喜んで」
という言葉が好きです。
リズミカルな
言葉の雰囲気も好きだし、
まずやってみましょうよ!
というスタンスも重要だと思います。
そのスタンスから生まれる
新しい経験値は、その人の
可能性を拓くものです。
そう、人は経験で成長するものですから。
■特にそれは、
「新しいチャレンジ」
はそうです。
新しいチャレンジというのは、
例えば
・大学の入学に挑戦する
・資格取得にチャレンジする
・(ウルトラ)マラソンに出場する
などがそうです。
これらのチャレンジは、
ドキドキしますが、
チャレンジにより
トレードオフをするものが許容できる場合、
(金銭や時間など)
「はいか、YESか、喜んで」
がふさわしいのかと
個人的には思います。
基本は
「迷ったらGO!」
でいいのだと思います。
■ただし、それが
「その選択をした場合、
許容しきれないインパクトが起こる可能性」
の場合には、十分な検討が必要です。
そんなときは
「迷ったらGO」
でとりあえず飛び込むのは、
(個人的にはそうしがちですが)
やや早計かもしれません。
それは、結果として
”予測できたかもしれない
望ましくない結果”や
”あったかもしれない
ポジティブな可能性”
などの機会やリスクを未検討のまま
突き進んでしまう場合があるから、
と思うわけです。
■ここからは、
私が今置かれている状況を
うすらぼんやりぼかしながら
「例」として出せていただきますが、
「ある選択」が、
・自分にとって大きな挑戦であり
「能力成長」や「人間的成長」が
得られる可能性が高い
という一方、「ある選択」は
・自分にとってとても大事にしている
「ワークライフバランス」(家族との時間、趣味の時間など)を
大きく崩す
可能性を持っている場合。
それは、
「選択すること」は自分の中の
”「自己成長」と「ワークライフバランス」”
の価値観を天秤にかけ
揺さぶっていることになります。
■一方、それだけなら
シンプルではありますが
私のケースだけではなく
「ある選択」はほぼ間違いなく
他の要素も含みます。
例えば、
「中長期的には、希少な経験となり
持続的に誰かに貢献できる可能性が高く、
仕事にとってもプラスになる可能性が高い」
一方、
「短期的には、収入も落ち、
これまでの領域での積み上げてきた資産を
一旦保留させることになるリスクが高い」
となる可能性があります。
この場合は、
「中長期的なメリットの可能性」
と
「短期的な収入と資産の減退の可能性
(ほぼ確実に起こる)」
が比較されます。
■そして
また別の観点では
”「社会へのインパクト」は大きいが
「自律性」が少なくなる”
であろうこと
もう一つは、
”「社会へのインパクト」は限定的だが
「自律性」は極めて高い”
という違いもあります。
前者は、
「社会への貢献と、
アイデンティティの向上(=誇らしさの感情)」
後者は、
「仕事の自律度が極めて高く、
幸福度も高い状態が維持される(=働く幸福度)」
という価値観が比較されます。
■また、そもそも
新しいことに取り組む
チャンスはあるけれども、
「自らの実行する能力がない」
可能性も十分にあります。
努力でどうにかなるレベルであればよいのですが
やってみてそうではないレベルの場合、
自分自身の
精神的と物理的環境にとって、
著しいダメージを負います。
また、そこに関わる
利害関係者の時間や成長にとって、
大きくダメージを与えて
しまう可能性もあります。
■つまり、
AをとるかBをとるかによって
・「自己成長」と「ワークライフバランス」
・「中長期的なメリット」と
「短期的なデメリット」
・「誇らしさの感情」と「働く幸福度」
・「精神的・物理的ダメージの可能性」
などなど項目があります。
■こういうものを並べると、
おそらく、私を含め、
多くの人にとって、
「成長する方を選ぶべき」
というふつふつと湧き上がるのが
常であると思います。
実際、私もそう思います。
ただ、その思いには
自分オリジナルのものもある一方、
「成長しなければならない」
という自らに課した呪縛、あるいは
社会からの呪縛にも思えなくもありません。
■また他には、
「他者に誇れる選択をする」
ことが幸福感にもつながる気もしますが、
その背景には承認欲求があり、
他者に依存した幸福の欲求にも、
思えなくもありません。
加えて、
「能力がない」
ことへの恐れ。
失ってもやり直せばいい、
といえばそうですが、
そのダメージにより、
消えない刻印のごとき傷跡が残る可能性も、
これまでの経験から理解をしています。
■、、、と、
私の置かれた状況から
今思考の中にあるものを
つらつらと書き連ねてしまいました(汗)
そして、こうして
書きながら思うこと、
それは、
『自分が今、
何を最も大切にしたいか』
この問いに集約されるな、
ということです。
そしてそこに加えるべき
大事な前提条件は、
”他者からの声に、
社会からの声に、
できるだけ惑わされないようにして”
(大切な価値観をきめること)
です。
自分が心の奥底から
大事にしたいことはなにか。
そこにエゴや虚勢、見栄などが
どれくらい入っているのか。
純粋に挑戦したい範囲は、
一体どこにあるのだろうか、
、、、
ここを見極めることが
大事だな、と思ったのでした。
■「迷ったらGO!」は大事です。
そして大事にしたいと思っています。
ただ、
自分の人生を大きく変えることに
なるであろう場合は、
挑戦が素晴らしいから、
飛び込むだけではなく
悩み抜く、考え抜くことも、
大事なのだろう、
とも思います。
*
そのためには、
・「大切にする価値観」の棚卸し
・それぞれの選択肢を選んだ場合の
「メリット/デメリット」
・それぞれの選択肢を選んだ場合、
「得るであろうもの/失うであろうもの」
・それぞれの選択肢を選んだ場合、
受け入れるべき「葛藤」
・自分にとって、他者にとって
与える「インパクト」
・そして、AかBか、ではなく、
「CやDという別の選択肢の可能性」
も充分に考慮すること。
■そして、
並べて言葉にして
自分がどうしてこの判断をしたのかを
振り返ったときも、
その意思決定をできるだけ後悔しないように、
しっかりと考え、悩み抜くこと。
これはこれで、
大切なプロセスなのだろう、、、
そんなことを、ここ数日考え、
思った次第でございます。
そして人生は続く、です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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<本日の名言>
好かれようとしているだけなら、
いつでもなんでも妥協する用意があり、
何も達成しないだろう。
マーガレット・サッチャー
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