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3366号 2023年5月12日

「新富町のゴッドハンド」の施術を受けて思うこと

(本日のお話 1652字/読了時間2分)

■おはようございます。紀藤です。

昨日は1件のアポイント。
その他、研修の準備など。

また夜は整体&10キロのランニングでした。



さて、本日のお話です。

気がつけば早いもので、
野辺山ウルトラマラソン(100km)まで、
あと9日となりました。

そんなタイミングではありますが

GW前になって腰を痛めてしまい、
5月に入って10kmしか走れていませんでした(汗)

これはさすがにやばいかも、、、と思い、

昨日、とある”ゴッドハンド”と
我々の仲間で呼んでいる治療院に行き、
だいぶ緩和されました。

今日はそんな治療院にまつわる、
身体のお話と体験談からの学びを書いてみたいと思います。

それでは早速まいりましょう!

タイトルは

【 「新富町のゴッドハンド」の施術を受けて思うこと 】

それでは、どうぞ。

■6年ほど前、初めて
ウルトラマラソンを走る時に、
腰を痛めたことがありました。

その際に友人が、

「新富町に、ゴッドハンドがいるよ」

と、ある整体院を紹介してもらいました。

■名は『花山治療院』。

新富町を降りてスグの
古いビルの2階にある建物で、
全然目立ちません。

一人で行こう、
とは思えない隠れ家っぷりです。

しかも施術方法も
ちょっと変わっています。

しかし、

「よくわからないのだが痛みが取れる」

という話を聞いて、
とりあえず行くことにしました。

■その治療院では
独自の鍼治療のような東洋医学の手法を用いて、
施術を行っています。

骨と筋肉の間のようなところを
院長の爪(?)みたいなので
ゴリゴリ擦るのです。

曰く、

”筋肉と骨の間に溜まった尿酸や乳酸などを
施術によって流すことにができる。、
痛みの原因である不純物を取り除く”

というようなお話でした。

結構これが効くらしく、
オリンピックの体操選手や柔道選手の
帯同トレーナーとして参加することもあるようです。

東洋医学なので、
それ以上の細かい数値などは
期待するものでもありません。

何か効果がある、
そういうものだ、と受け入れつつ、
不思議さは残ります。

■しかし、やってもらうと

よくわからないのだけど、
たしかに調子がよくなる、、

なんとも不思議です。

それから毎年、
ウルトラマラソンの大会に前に訪れて
肉体の故障を緩和してもらっていました。

自分だけではなく
当時ランニングをしていた妻も
通っていました。

”走ると膝に水が貯まる”

という症状が慢性的にあり、

整形外科で毎回、
注射針で水を抜いてもらっていましたが、

結局「走る→水が貯まる」の繰り返しで
改善されることはありませんでした。

しかし、その治療院の施術をしたところ
膝に溜まった水が自然と減るようになった、、、

なんていうこともありました。

■そして昨日、

また例年のごとく、
「腰が痛い」ということで訪問すると、

炎症を鎮める湿布を貼ったり、
ストレッチをしてもよくならなかったのが、

終わりがけには、
痛みが相当緩和されていました。

そしてその後、久しぶりに10km、
走ることができました。

■私も書いていて思うのが、

「ホントかいな・・・」

と思います。

ただ、もちろんそれ一発で
すべてが治るわけではないのですが、

”明らかに、他の外科的治療より
効いている気がする”

というのは、そう思わざるを得ません。

・科学でも表現できない。
なんで良くなるかもわからない(ように見える)。

・”骨と筋肉の周りに尿酸が溜まっている”なども、
分かり易いが、数字で示されているわけでもない

・ただ、「調える」ための
施術をされると良くなる

という、
ぱっと見科学的ではないアプローチ。

でも、実感として効果があることに、
不思議さを感じるとともに、

実は、

「組織開発」

に近いものがあるなあ、とも
感じてしまうのでした。

■たとえば、

「症状に直接働きかける」

ことが西洋医学的アプローチで
(=膝の水を注射針で抜く)

組織で言えば、賞罰や制度などの
ハード面のアプローチだとすると

今回の東洋医学は

「全体を整える」

ことで、部分での症状を
緩和するアプローチとしています。
(=調えることで膝の症状を緩和する)

組織においても、

”その症状の本丸に
ゴリゴリと攻めていく”

ことで解決するパターンも
もちろんあると思いますが

全体のバランスを欠いていることで
繰り返し生み出される症状
(まさに、膝に溜まった水のように)

というのもある、と思うのです。

それが

組織の構造的な問題なのか
組織のコミュニケーションのパターン(文化)なのか
それとも培ってきた関係性のようなものか、

それらを

”全体のバランスを
システムとして調える”

ことで

症状の緩和を実現することができる、
そんなことも感じたのでした。

■ちょっと話が飛ぶようですが

人と組織も、
相互依存的なシステムという観点で似ていると思い、
そんな考えがよぎった次第です。

治療院の施術が合う合わないは
人によると思いますが、

「調える」ことの大切さを感じた
治療体験でございました。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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<本日の名言>

人々が自分に調和してくれるように望むのは
非常に愚かだ。

ゲーテ
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