「ChatGPT活用術」のセミナーで学んだ2つのこと
(本日のお話 2593字/読了時間3分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は、朝から仲間と10キロのランニング。
ウルトラマラソンまであと1週間を切りました。
よい状態で出場できるよう整えたいと思います。
また昼からは「ChatGPT」のセミナーに参加。
*
さて、本日のお話です。
昨日、
『爆速GPT4活用術!新しい時代のビジネス手法とは』
なるタイトルのセミナーに参加しました。
というのも、ChatGPTを使って
検索やまとめなどをするものの、
”もっと他に使える方法が
あるのではなかろうか?”
と感じていたから。
今日はそのセミナーから学んだことの一部を
皆様にご共有させていただければと思います。
それでは早速まいりましょう!
タイトルは
【「ChatGPT活用術」のセミナーで学んだ2つのこと】
それでは、どうぞ。
■ChatGPT、皆さま
活用しておりますでしょうか。
きっと少なくない方が既に活用している、
触っているのではなかろうか、
と想像しています。
私も例に漏れず、多少は活用しており、
GPT4で毎月20ドルの課金もしています。
、、、が、実際のところ
無課金との違いがよくわからん、
という素人ユーザーです(汗)
■使い方も、
「◯◯って何?」
「◯◯について簡単にまとめて」
という「検索&要約」に使う、
みたいなイメージ。
☆
見聞きするところによると、
・ChatGPTに、提案書を書いてもらう
・ChatGPTに、データの処理を任せる
・ChatGPTに、プログラム言語を書いてもらう
・ChatGPTに、マクロの計算式を書いてもらう
みたいな使い方もあるようす。
しかしそれらの幅広い使い方の
1割も引き出せていないのだろうな、と感じつつ、
実際にどうすればよいのかは
よくわかりませんでした。
■ということで、
困ったらその道の人に聞け!
で参加をしてみたのですが、
色々と勉強になりました。
思った感想は2つです。
1つは、
『ChatGPTの現在地がわかった(気がする)』
こと。
(実際は多分わかってないのでしょうが汗)
*
現在、ChatGPTの他に、
Being(Microsoft)
Bard(Google)
など出てきていますが、
これらのものがどう違うのか?
また個人情報へのリスクを
どう考えればよいのか?
などについてです。
正直、私からすると
「色々あるんだなあ・・・」と
そのIT業界のスピード感の速さと、
そこに関わる人々のタフさを想像して、
ひたすら驚くばかりですが、
これから、
Googleの検索と同じくらい、
普通に使うように日常のあらゆるところ
(スマフォ、ブラウザなど)
にこの機能が装填されていくようです。
■、、、とすると、現在、
「まずググれ(Googleで検索せよ)」
と言われたときのように
「まずGPれ(ChatGPTで要約等せよ)」
みたいになることも、想像されます。
ゆえに、このChatGPTも、
情報収集におけるビジネスパーソンの必須スキルに
なるのではなかろうか、
と感じました。
■次に2つ目の感想。
それが
『ChatGPTによってできることが、
リアルに想像できた』
ことです。
知られているようにChatGPTでは
”プロンプト(動作を促すコマンド)”
によってアウトプットの質が
変わってきます。
ChatGPTは人間ではないので、
ドライに処理をします。
わかりやすく明確な指示、
また文脈を学習させた上での指示なのか、
それとも曖昧な情報なままで伝えているのか
によって、その成果が変わります。
よってChatGPTの力を引き出す
『プロンプトの引き出し』
を持っていることが、
活用に直結するといえます。
■Microsoftの畠山氏による
ChatGPTの解説によると、
ChatGPTはプロンプトにより
以下の事ができると紹介しています。
これは実にわかりやすかったです。
(ここから)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【ChatGPTでできるタスク】
◯・・・以前からできるタスク
◎・・・新しくできるタスク
<情報抽出系>
◯要約:
「小学生にもわかるように300文字程度で要約して」
◯感情分析:
「喜び/怒り/悲しみの表現を0~5で表現して」
◯エンティティ分析:
「場所/人物名/組織名を抽出して」
<文脈理解系>
◯キーフレーズ抽出:
「次の文章の重要なフレーズを抽出して」
◎インサイト抽出:
「次のレビューから商品の改善点を考えて」
<チェック系>
◯構成:
「誤字脱字/タイプミスを見つけて」
◎添削/評価:
「◯◯の基準で10点満点で評価して」
<翻訳系>
◯翻訳:
「次の文章をフォーマルな日本語に翻訳して」
<分類系>
◯テキスト分類:
「次のニュース記事のカテゴリを教えて」
<文章生成系>
◎思考の壁打ち:
「〇〇という考えで抜けている点を指摘して」
◎問題生成:
「次の文章から4択問題を作成して」
◎コード作成:
「OpenAIのAPIを実行するコードを書いて」
◎記述アシスタント:
「このメールの日程調整をするメールを書いて」
◎アイデア創出:
「人気の出るブログの内容案を提案して」
◎情報検索:
「WEBアプリの要件定義について教えて」
※引用:Microsoft 畠山 大有氏『ChatGPT の概説 - Software Engineer じゃない方向け -』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(ここまで)
とのこと。
これを見ても、
自分が使っているやり方は、
ごく一部に限られていた事に気づきます。
メールのアシスタントなどは、
自分の書き方を学習させて、
その上で書いてもらうと役立ちそう。
ぜひ使ってみたいですね。
■そして他にも勉強になったことは
『ゴール探索プロンプト』
なる技です。
あるあるなのが、
自分でも何が目標かわからない・・・
何を聞けば良いのかわからない・・・
という状況。
その中で、
”ゴールを導き出すためのプロンプト”
なるものを活用して、
問いを明確にすることができるのです。
「問い」は人でなければ作れない、
などと言われますが、
そこを越えつつあります。
■言葉にすると難しいのですが、
こんなイメージです。
1,20行ほどの
「ゴールを探索するプロンプト」を入力する
(フォーマットがあります)
2,「ゴールを宣言します
”マネジメント研修の提案書を書く”です」
と暫定のゴールを入力する
3,ChatGPTが質問を返してくる
という流れです。
それによって、
不明瞭なところ、
明確にすべきところを、
限定すべきところなどを明確にし
ゴールを探索することができる、
というようなイメージ。
(まだ私も練習が必要です)
■と、学んだことの一部を
つらつらと述べさせていただきました。
この勉強会を経て、
「世の中はどんどん前に進んでいく」
ということ、そして
「自分も学び続けなければ
相対的に後退していく」
ことを痛感させられました。
のんびりしたい気持ちもありますが、
学び続けること、新しいことに挑戦することは、
毎日ちょっとずつでも組み入れていくことが
大事なのだろうな、、、
そんなことを思った次第です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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<本日の名言>
物事を始めるチャンスを、私は逃さない。
たとえマスタードの種のように小さな始まりでも、
芽を出し根を張ることがいくらでもある。
ナイチンゲール
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