100キロマラソンに毎年出場する理由を考えた
(本日のお話 1859字/読了時間3分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日金曜日は
外部人事顧問として携わらせて頂いている会社にて
終日、コーチングの実施でした。
*
さて、本日のお話です。
早いもので気づけば、
明日日曜日が「野辺山ウルトラマラソン」となりました。
今日はマラソンを迎えるにあたって
思うところを、言葉にしてみたいと思います。
(個人的なポエムみたいなものですが
よろしければご笑覧くださいませ)
タイトルは
【100キロマラソンに毎年出場する理由を考えた】
それでは、どうぞ。
■ウルトラマラソンとは、
42.195kmを超えるマラソンのことです。
特に、100キロに至るものを
通称「ウルトラマラソン」
と呼ぶことが多く、その他には、
・177kmマラソン(制限時間:34時間)
(→3年前に出て、幻覚が見えました)
・263kmマラソン(制限時間:51時間)
(→今年7月出場予定)
・500kmマラソン(制限時間:6日間)
(→謎)
極めつけには、
・1500kmマラソン(制限時間(?)60日間)
(→誰が走るのか???)
なんてものもあります。
下にいくほど、もはや異次元です。。。
■さて、そんなウルトラシリーズの中で
一般的な人が挑戦するのは
100キロくらいまでです。
(それでも珍しいですが)
今回出場する
「野辺山ウルトラマラソン(100km)」
https://www.r-wellness.com/nobeyama/
はその中でも、
ロード(舗装された道)が多い割に、
アップダウンが激しく、
”野辺山を制するものはウルトラを制す”
と言われるようなメジャーな大会です。
参加者は約1700名程度。
しかし、走り終わった後の感動は
言葉にできないものがあります。
スタートは朝5時、
ゴールは19時ですが、
制限時間の最後の5分は、まさにドラマです。
■そんな大会ですが、
私の話をさせていただくと
今回で「5回目」の挑戦になります。
なぜしつく毎年出場するかというと、
”野辺山ウルトラマラソンを10回完走した人に
『デカフォレスト』という称号が与えられる”
ことを狙っているからです。
というのも、デカフォレストの人は
ゼッケンの色が変わります。
そして、参加者からは崇められます(笑)
興味深いことにデカフォレストには
50代、60代の方、70代の方も
多く存在しています。
これがまた、カッコよいのです。
■10回走リ続けるというのは、
たいへんなことです。
継続的に何かをしようとすると、波があるもの。
そのレースの日が
調子が良いときもあれば、
調子が悪いときもある。
またその周辺で
忙しくて練習できないときもあれば
家庭や仕事が優先されることもある。
また10年の年齢の中で、
自分の身体の衰えを感じることもある、
そうした中で、
”10回完走する『デカフォレスト』”
とは、
10年以上の時の移ろいの中で
一貫して、自らを
一定以上鍛え続けるとコミットすること、
年齢による身体の衰えや
その葛藤や葛藤も受け入れること
1つの目標を長期的に
追い求め続けること
などを体現している、
人のカッコよさ、美しさの象徴のような気がする、
、、、と私は個人的に感じております。
■私も振り返ると、
これまでの大会は完走できてきました。
ただし、
2017年5月21日 タイム:12時間26分
2018年5月20日 タイム;12時間7分
2019年5月19日 タイム:11時間31分
(※2020-2021はコロナ禍で中止)
とレベルアップできていたのですが、
2022年5月22日 タイム:13時間32分
と昨年は、急激に記録が落ちてしまいました。
それは練習不足でしかありませんが、
それに影響する要因として、
・子供が生まれた
・大学院で学びを始めた
・その他仕事が忙しかった
などもありました。
また
・身体の回復が遅くなった
(加齢によると思われる)
などの影響も少なからずありました。
■そして今回、
練習の中で
腰を痛めてしまっていること、
身体の回復が遅くなっていること
今年は最高気温25℃と、
過去完走率50%と低かった時以上の
厳しい気候が予測されること
あど不安もいくつもあります。
そして、完走ができるだろうか、、、
という気持ちも当然あります。
しかし、一つのことに
一貫して、出続けることは
基本的に自信のない自分が、
「これは続けている」
と少しだけ誇ることができる、
そんな自分に近づく気がしています。
ゆえに、他の人からみれば
大したことがないとしても、
自分の中ではそうした一貫性を
保ち続けていきたい、
そのために毎年出場しているのかもしれない、、、
そんなことを思っています。
■あんなに辛かったはずなのに
人は不思議なもので
痛みの記憶はほとんど忘れています。
そして、ゴールした瞬間の
あの達成感(開放感)だけが記憶に残っています。
明日は、
大学院で共に学んだ仲間も一緒に走るので、
思い出ができることも嬉しい限り。
後悔なきよう、
そしてデカフォレストに近づけるよう、
完走を目指したいと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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<本日の名言>
真の勇気というものは、
極端な臆病と向こう見ずの中間にいる。
セルバンテス
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