中毒性のある英語学習アプリ!『HAMARU』の開発ストーリーから学ぶこと
(本日のお話 2563字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は3件のアポイント。
ならびに、2件の組織開発のための
事前インタビュー調査の実施でした。
また、沖縄に関連したお仕事も、
友人つながりで広がりそうな予感。
沖縄とのニ拠点生活も
このままだと消滅してしまいそう(汗)なので、
沖縄とのお仕事のつながりも探索していきたいです。
*
さて、本日のお話です。
先日、夕食を食べている際に妻が
「最近、”ハマる英語学習アプリ”を
見つけたんだけど、知ってる?」
とあるアプリを紹介してくれました。
その名も
『HAMARU(ハマル)』。
(そのまんま!)
曰く、
”英語勉強なのに予想外の中毒性”
とのことで、そのタイトルから
「本当にハマれるの??」と懐疑的にも
なってしまいたくなるくらいです。
、、、しかしながら、
このアプリがめちゃくちゃ面白い。
その名の通りだ、と驚いたのでした。
*
今日はそのアプリの紹介もそうですが、
「開発者のストーリー」から諸々思うことがありました。
今日はそのお話について皆様に
ご共有させていただければと思います。
それでは早速まいりましょう!
タイトルは
【中毒性のある英語学習アプリ!『HAMARU』の開発ストーリーから学ぶこと】
それでは、どうぞ。
■ここ2~3年で、
翻訳ソフトの機能向上が
実に著しくなってきましたね。
論文を読む際は『DeePL』に、
英語論文のPDFを入れれば、
全部サクッと翻訳してくれます。
『ChatGPT』には、
”カジュアルな感じで
日本語→英語に翻訳して!”
と指定すれば、希望のトーンに併せて
翻訳もしてくれます。
■とはいっても、
そうした翻訳ソフトを使いこなす上でも、
元々の英語の基礎力は必要になりますし、
これからの時代を考えると
自分で英語を操れたほうがよいのは
言うまでもありません。
いずれにせよ
「英語学習」のニーズは
ますます高まっているようすです。
(私もちゃんと勉強したいなあ、と
ぼんやり思ってはいます。
、、、してないですけど)
■さて、冒頭ご紹介の
『HAMARU』の英語学習アプリ。
その評価を見ると
・400万ダウンロード
・国内英語アプリ最高評価
・AppStoreのレビュースコア 4.8
(レビュー研修28,000件)
・教育アプリ カテゴリランキング1位
と素晴らしい評価が並びます。
アプリのレビューも称賛、感謝の声が集まっていて、
迫力を感じます。
■そして、どうなんかいな?と
実際に試してみると、
実に「ハマる」(!)のです。
おそらく、
パチンコとか
スマフォのゲーム系の
のめり込ませる中毒性のある要素である
・コンボ
・楽しくさせる音や画面の効果
・短時間での報酬
などが五感を刺激し、
ドーパミン(的なやつ)を
ドバドバ放出してくれるような
設計になっているからなのでしょう。
一方、
学習を邪魔しないクラシカルなBGMと
正解をするとシャリーンと壊れる感覚、
そして正解を続けると
得点がどんどん高まっていき、
その成果(できた感)も
ゲーム直後に獲得することができ、
かつ、語源や単語の意味、例文も、
シンプルな設計で他のサイトと連動させることで
深掘りをすることもできる。
、、、なるほど、
これは”ハマる”わけだ。
と実に納得したのでした。
(ちなみに制作者は、
あのメガヒットのゲームアプリ
『モンスター◯トライク』の製作に関わられていたようです)
■さて、上記のアプリの紹介は
本題ではありません。
ぜひご紹介したいのが、
「開発のストーリー」
なのです。
※以下URLから開発ストーリーが読めます
https://hamaru.app/blog/categories/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC/
このサイトに書かれていることは、
「開発者がなぜこのアプリを作ったのか?」
という背景です。
いわく、
・元々、勉強が苦手であり赤点続きであった
(特に数学と英語)
・しかしプログラミングは得意であり、
かなり偏っていた
・ゲームプログラマになるものの
リーマンショックで勤務先がなくなり起業
・しかし、うつにより全く仕事ができなくなる
というような話が紹介されます。
■うつの最中に、
自分自身に向き合う中で
自分の葛藤の中で見えてきたことが
”自分が嫌いなことも
無理して続けないといけないのか?”
”嫌いなことを、
簡単にするにはどうすればいいのか?”
(=嫌いな事を楽しめるためにはどうすればよいか)
そんな疑問に向き合う中で
このアプリの開発に至った経緯が書かれています。
それには開発者が幼き頃まで
記憶が遡っていきます。
■そして、この話を読みながら、
「自分の道を見つけるとは
こういうことなのだろうな」
とふとあるお話を思い出しました。
それは私の知人の会社の経営者が
「なんのために仕事をしているか?」という
自分のミッションについて語るときに、
『”過去の自分を助ける”ためだよ』
という表現で語っていたことです。
社会のため、とか、
他者のため、ではないのです。
あくまで
”過去の自分を助けたい”
と言っていました。
厳密に言えば、
”過去の自分と同じような痛みや
つらさを感じた人を助けたい”
ということだそうです。
あの辛い状況に似た自分に似た人、
その人をサポートしたいんだ、
と言っていました。
今回の『HAMARU』の開発ストーリーは
その話を思い出させるものでした。
■私事ですが、この話を聞きながら
自分自身の記憶にも繋がりました。
私は
「強みの開発」
について研修などを提供しています。
しかしそもそもなぜ自分が
「強み」に注目するようになったのか?
その原点は20代の頃、
何ができるわけでもなく、
大きな成功体験もない中で
自信が全く無かったのが始まりでした。
その中でたまたま受けた
ストレングス・ファインダーで
「あなたの強みはコレだよ」
と語ってもらえたことで
自分を認めることができる小さな種のようなものを
与えてくれた気がして、
とても嬉しかったのが、
そもそもの始まりでした。
そうした「自信」を誰もが持てたらいいのに、、、
そうした忘れていた原点を
ふと思い出しのでした
■日々忙しく仕事を続けていると
自分の思いの原点が
どこにあったのかを思い出す機会は
忘れがちになります。
しかし自分がなぜ今これをやっているのか?
その起点となった話を
自分の中で保持し、大切にすることは、
日々の自分の仕事にも意義と
活力を与えてくれるものなのだろう、
そんな事も感じます。
自分のルーツを思い出す。
そしてそれを自分を投影させて
他の人の課題(社会)と接続する。
そんな仕事の意味づけも
意味があることなのだろう、
そんな事を思った次第です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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<本日の名言>
「ミッションは何か」。
ミッションが定まれば取るべき行動は明らかである。
ピーター・ドラッカー
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