「できないことが多い」ではなく、「〇〇がある」と考える
(今日のお話 1566文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
本日でメルマガ666号目。
ゾロ目で何だか嬉しいです。
さて、昨日は、朝から「7つの習慣」の
ファシリテート勉強会。
私の本業はクライアントパートナーという、
要は営業としての役割ですが、
最近チーム内でより深い学びのために
「社内ファシリテーター養成制度」のキットを使いながら、
皆で改めて「7つの習慣」を学んでいます。
コヴィー博士は、
「学ぶために一番効果的なことは、教えることだ」
と言いますが、本当にその通りですね。
新たな視点を得るとともに、
嬉しい成長感を感じています。
ちなみに、『社内ファシリテーター養成制度』は、
「7つの習慣」以外にも、
・新人研修「ディスカバリー」
・女性活躍のための「ビジョナリー・ウーマン」
・信頼構築研修「スピード・オブ・トラスト」
などが、安く、オンラインでも取得可能です。
導入頂いている企業様も、
・保険会社のメットライフ生命保険様
・医療法人の松藤会様
などを始め、多くの企業にご活用頂いております。
ご興味ある方は、ぜひご参考下さいませ。
さて、本日のお話です。
こんなことを言うのは少し恥ずかしいのですが、
最近、自らの力不足を感じる出来事がいくつかありました。
そんな時に、奇遇にも、
職場の上司と、またテニスのコーチに、
全く同じことを言われ、
激励された言葉がありましたので、
本日はその内容を共有させて頂きたいと思います。
では、どうぞ。
■より良くなりたい。
今よりも成長をしたい。
このような目標意欲や、
成長意欲を持ち続ける限り、
必ず訪れるのが「壁」の存在ではないかと思います。
「一生懸命やっているつもりだけど、できない。」
「頭では分かっているつもりだけど、できない。」
「そもそも、大事なポイントにすら、気が付けなかった。」
など。
苦々しい思いを感じながら、
自らの至らなさに悔しさを噛みしめている方も、
いらっしゃるのではないかと思います。
私の場合も、同じ様な事を感じる体験が、
先日、仕事上、そしてテニスでありました。
仕事上の話は、少し生生しいので、
控えさせていただきますが(苦笑)
先日あったテニススクールでの話をご紹介させていただきます。
私の課題として、
「サービスは、もっと体の捻転を使って打つ」
「振りぬきは、もっと右上方向に投げるように」
こんなことを再三言われているにも関わらず、
なかなか出来ずに、コーチに弱音を吐いてしまいました。
「練習していても、なかなか上手くなりません。
一歩進んだと思ったら、また一歩下がっての繰り返しです。
いやあ、できないことだらけです・・・(悔)」
すると、コーチはこういうのです。
『よかったですね。
それだけ、
【伸びしろがある】
ってことですよ!
今でも十分上達しています。
でも、そこを改善できれば、今よりもっともっと
強くなれるってことじゃないですか。』
と。
そして、実は仕事上でも
自分の力不足を反省していた時、
「伸びしろがあるって、いいことだよね」
と同じようなタイミングで
職場の人間にも言われたわけです。
タイミングが重なったこともあり、
自分の心を何となくスッとさせてくれました。
■目標を持ち、
成長をしようとする人にとって、
「できないこと」
は常に存在するものだと思います。
そんな中、その事実を、
「出来ないことがたくさんある(=自分はダメだ)」
と考えることもできますし、
先にテニスのコーチが述べたように、
「【伸びしろ】がたくさんある(=まだまだ成長できる)」
と考えることも出来ます。
どう捉えるかは、その人次第。
でも、よくよく考えてみると、
完璧な人などいないはずですし、
(少なくとも私は見たことがありません)
そう思うと、
「自分には改善点が見つからない(出来ないことはない)」
とはっきり言えてしまう方が、
寧ろ、注意すべき状態のようにも思えます。
「十分できている。もう出来ないことはない」
というよりも、
「まだまだ自分には、
こんなに”出来ないこと(=伸びしろ)”がある。
変えることができれば、
もっと良い結果を得られる。」
そう思えたとしたら、
楽しく、前向きに自分を育ててあげられそうな気がします。
何事も捉え方次第、ですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。