メールマガジン バックナンバー

657号 2015年11月12日

真のWin-Winとは、10年単位で継続する関係かどうか

(今日のお話 1257文字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。

昨日は2件のアポイント。

来年度の新人研修「ディスカバリー」について
お申込みが増えてきています。

また年末のタイミングで、
新人の方のフォローとして「ディスカバリー」の
ご利用のお申込みを頂く会社様もあり。

弊社も四半期末ということで、
盛り上がってきております。

ちなみに、夜は
お世話になっているお客様にご紹介を頂き、
教育関連に関わる男3人で飲み会。
(Kさん、いつもありがとうございます!)

素敵なご縁が生まれて、
これからまた良いことが起きそうな予感です。

さて、本日のお話です。

ある営業の方から、

「営業の理想像」

について考えさせられるお話を聞きました。

深く共感するとともに、
自分も改めて戒めよう、と思いましたので、
皆様にご共有したいと思います。

では、どうぞ。

■あるお世話になっている
営業マンのお話です。

金融関連の仕事をしており、
お客様にいかに利益を出して頂くのか、
が彼の仕事。

彼はこんなポリシーを、
聞かせてくれました。

「私は、こだわってきたことがあります。

 それは、”お客さんにいくら儲けてもらったか”。

 これを常に心がけてやってきました。
 正直、自分の数字は二の次で考えていた。

 結局、会社に5000万売り上げが入ろうが、
 1億でようが、お客さんが儲かってないと意味がない、
 お客さんの生活を豊かにしてあげることが一番大事、

 そう思うんです。」
と。

ちなみに、そんな彼は、
営業としてもトップクラスの成績を
残しています。

そしてこう続けます。

「誰もが気軽に、
 ”お客様のために”というけれど、
 本当に、Win-Winを考えている人は、
 少ないんじゃないか、って思うんです。」

「営業だから、目先の数字が欲しいのはわかる。

 でも、私は、

 ”1年2年じゃなく、
 10年先もお付き合いを続けられるかどうか”

 が本物じゃないかなって思います。」
と。


■この話を聞いて、

”Win-Win”

という言葉を改めて、
考えさせられた気がしました。

確かに短期的には、
自分のWinをとるために、
一時的に上手くやることは誰しもが可能。

でも、

「もし10年間のお付き合いしよう」

と思ったらどうでしょうか。

きっと、
表面的に取り繕い続けても、
いつかどこかで見抜かれてしまう。

本当の意味で、
お客様に価値を提供できていなければ、
いずれどこかで関係破綻してしまうはず。

だから、自分の全人格をかけて
ぶつかる必要があるし、

心から真剣に
「お客様にとって本当に何が最適なのか」
を考える必要がある、

そう思うのです。


■Win-Winという言葉は、
だいぶメジャーになり、
どこかしこで聞く言葉になりました。

でも、この営業の方のお話を聞いて思ったのが

【真のWin-Winとは、
 10年単位で継続する関係できるかどうか】

ではないだろうか、
と思ったのです。

もし今の立場が変わっても、

「あの人なら信頼できる」
「あの人とまたどこかで巡り合いたい」
「また一緒に仕事をしたい」

そう想い合える関係でいられるかどうか、

それこそが大事なのではないか、
そう思う次第です。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。

【本日の名言】 真の意味で僕を豊かにしてくれたのは、
僕が受け取ったものよりも
多くのものを与えた場合だけでした。

サン=デグジュペリ

365日日刊。学びと挑戦をするみなさまに、背中を押すメルマガお届け中。

  • 人材育成に関する情報
  • 参考になる本のご紹介
  • 人事交流会などのイベント案内

メルマガを登録する

キーワードから探す
カテゴリーから探す
配信月から探す