来たるべき大事な時のための「イメトレ・タイム」を設ける
(今日のお話 1654文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は2件のアポイント。
並びに夜はテニススクールへ。
最近、「7つの習慣ボードゲーム」が
爆発的な話題になっております。
遊びながら学ぶ
こういった手法も、これから
益々ポピュラーになっていくのでしょうね。
また「7つの習慣ボードゲーム会」を開催しようと思います。
その際はぜひお気軽にお越しくださいませ。
さて、本日のお話です。
先日、「イメージの力」について
改めてその大切さを感じましたので、
皆様に共有したいと思います。
では、どうぞ。
■先週末の土曜日、
生まれて初めてのゴルフコンペに行った時の話。
4人でチームを組んで回るのですが、
その中で一番ゴルフが上手な方に質問をしました。
「お上手ですね。
きっと、かなり練習されているんじゃないですか」
すると、こんな回答。
「いえ、初めたときは一生懸命やりましたが、
今は時間がとれなくて、全然。
月1回くらいでしょうかね。」
とのこと。
そして彼は、こう続けました。
「でも、私の場合、結構イメトレをするんです。
空いた時間とか、よいスイングをイメージしたりします。
これが結構効くんですよ。」
と。
■話が少し変わりますが、
私は大学の時、ボクシング部に所属していました。
ボクシング部では
練習の一環でメニューとして
「シャドーボクシング」
なるものがあります。
これは、何となくシュッシュ言いながら、
パンチをしたりする、という代物ではなく、
”「相手がこう動いてきたらこう返す」”
というイメージをいかに膨らませられるかどうかが、
とても大切である練習。
そして上手い人がやっていると、
本当に相手がいるかのように動くのです。
そして、そういう人は、
やっぱり強くて、上手でした。
イメージ力が凄いわけです。
脳は、
「鮮明にイメージした体験は、
実際に体験したことと勘違いをする」
という性質があるそうですが、
だからゆえにスポーツでは、
”イメトレの力”というものが、どんどん重要視されているようです。
■そしてこの話、
ゴルフやボクシングだけでなく、
実は、仕事においても同じようなことが言えると思うのです。
例えば、営業であれば商談。
この話を、こんなストーリーで話そう。
まず挨拶から、さり気なくお客様の状況を聞こう。
それから提案内容に入っていこう。
商品の話は、この特徴から話をして、
こういった流れで話をするとさらりと聞いてもらえそう。
でも、こんな質問がありそうだな。
こういった「イメトレ」を、
しっかりとできたかできなかったか。
このことでお客様から頂く時間が、
有益なものになるかどうか、
大きな違いが生まれたりします。
(と、私は思っています)
働く私達にしばしば訪れる「プレゼン」。
これも事前の準備、
ならびにどれだけ緻密にイメージが出来ているかが、
間違いなく結果に影響するでしょう。
そして、
「会議での進め方」もそうですし、
「上司への報告」などもそう。
もっと言えば、「1日の計画」だってそう。
どれだけ「イメージ」をしているか、
それがアウトプットに影響を与えていると思います。
■では、このような
「イメージする力」、
普段それだけ意識できているのでしょうか。
そうすると、
「意外と考えていない。
流れに任せてやってしまっている」
という人も、いるかもしれません。
また
「意識しているけれど、
本当に根詰めて、精度高くやっているかと言われれば
そこまでではない」
という人もいるのでしょう。
しかしながら、確かに想像力の与える影響はあるはずで、
かつ、私たちの時間は有限です。
そして、より少ない時間で、
より多くのパフォーマンスを求められる時代。
そんな中、
ゴルフが上手な人が
「隙間時間での精度高いイメトレ」
によって腕を磨いているように、
また、ボクシングの上手な先輩が
「同じ練習時間なのに緻密なイメトレで強くなった」
というように、
隙間時間や、1日に始まりに、
【繊細かつ緻密なイメージをすることで、時間の質を高める】
という工夫をすることで、
より良い結果を生み出すことができるのではないか、
そのように強く思うのです。
移動時間、通勤時間
私達には、意外と細切れの時間がたくさんあったりします。
もしより良いパフォーマンスを願うのであれば、
一つの選択肢として、その時間を、
<来たるべき大事な時のための「イメトレ・タイム」>
にすることで、
より充実した時間や、
質の高い1日を送れるのではないか、
そんなことを思った次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。