土台が出来ていないと、テクニックが活きない
(今日のお話 1258文字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。
週末はテニス、読書。
また普段プライベートではめったに行かない銀座に、
妻と共に買い物へ行きました。
ランゲ&ゾーネの1000万円の超高級時計などを見て、
世間の広さを感じた休日でした。
さて、早速ですが本日のお話です。
また私のテニスの話ですが、
「基礎が大事」
ということについて、
改めて身につまされる思いがしましたので、
その内容を共有したいと思います。
それでは、どうぞ。
■私がテニスを始めて、約1年半。
その間、テニス関連の本を集めたり、
色々なコーチから指導を受けたりして、
自分なりに上手くなろう、
と工夫をしてきました。
それこそ、回転をかけて
相手コートに確実に落とすために、
・スピンを意識する
・手首の返しを意識する
・打ち終わりで足を入れ替えると打球が伸びる
などなど、細かいテクニックも知るようになりました。
しかし、最近上手くいかない時が
続いていました。
ミスが多い、
ネットする、
アウトする、などなど。
そんな時悩み、
コーチに指導を仰ぐと、
いつも言われるのが、
【細かいことではなく、むしろ当たり前のこと】
ばかり指摘されている
という事に、
先日はたと気が付いたのです。
■テニスで言う、基礎中の基礎とは、
・構えを早くする
・体の回転を意識する
・軸をぶらさない
・体の前で打つ
というようなこと。
これができていないと、
いくら手首がどうとか、スピンがどうとか言っても、
土台が出来ていないので全然うまく行きません。
しかし、上手くなろうと急ぎ、
細かいテクニックを意識するがあまり、
”枝葉の部分にばかり目が行き、
土台が疎かになっていた”
という状態に気付けていなかったわけです。
そして、改めて、
「基礎こそ、大事である」
と身につまされる思いがしました。
■そして、このことは、
「仕事でも全く同じことが言えるのだろう」
とふと思ったのです。
出来て当然である基礎の部分
すなわち”当たり前のこと”こそ、
私たちは疎かにしがちではないだろうか、
と。
何か能力が足りない、と感じると、
細かいテクニックに魅かれたりします。
それこそ、
・相手と上手くやりとりする交渉術や、
・プレゼンテーションスキル、
・ロジカルシンキングなどなど、
思いつくものはたくさんあります。
しかしながら、それ以前に、
新入社員に伝えているような
”当たり前のこと”と思われがちなことを、
本当に出来ているのだろうか、
と思うのです。
例えば、
・しっかりと計画を立てて1日を始めているか
・高い目標意識を持ち、日々を過ごせているか
・謙虚に相手の話に耳を傾けられているか
などがそう。
”当たり前のこと”だけれど、
ゆえに、つい忘れてしまったり、
疎かにしてしまう。
まさしく、先に挙げた、
私がテニスで上手くいかない状態、
【土台が出来ていないと、テクニックが活きない】
状態と、近しいものがあるのではないか、
そのように感じたのです。
■枝葉の部分、
すなわち”スキルや能力”も、
もちろん大事です。
しかしながら、根の部分、
”姿勢・考え方”という、
基礎的な部分、当たり前のことができているのか、
常に自分に問いかけていきたいものです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。