実行のマジックアワー
（今日のお話 1790文字／読了時間2分）
■おはようございます。紀藤です。
昨日はお世話になっている会社様とタイアップで
「7つの習慣」講演会を実施。
約７０社の人事の方にお越し頂きました。
お越しいただいた皆様、
誠にありがとうございました。
夕方からは、教育×インド×テニスという、
面白いコラボレーション企画をしている方と、
相乗効果が発揮できないか、という事で情報交換。
テニス関連でどんどん輪が広がっていて、
とても幸せです。
さて、本日のお話です。
テーマは、
「実行のマジックアワー」。
では、どうぞ。
■皆さま、
「マジックアワー」
という言葉と意味、
ご存知でしょうか。
前に、映画化されて流行りましたので、
よく知られているのではないかと思います。
ちなみに、
「マジックアワー」とは
こんな意味とのこと。
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＜マジックアワー (magic hour)＞
・マジックアワー（マジックタイム）は、
日没後に数十分程体験できる薄明の時間帯を指す撮影用語。
・光源となる太陽が姿を消しているため
限りなく影の無い状態が作り出される状態となり、
色相がソフトで暖かく、金色に輝いて見える状態である。
ゴールデンアワー (golden hour) とも呼ばれる。
・夜とも昼ともいえない不思議な光があたりを埋め尽くし、
フイルム上で、独特のしっとりした美しい映像が撮れることから、
MAGIC HOUR──魔法の時間、と言われている。
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すなわち、
最も美しく、金色に輝く時間。
どんな被写体でも美しく撮影できる。
だから、特に写真を撮る人にとって
日が沈む直前は、
「魔法の時間」
である。
それがマジックアワーの
由来だそうです。
■1日が終わる直前。
その時に、最も（撮影に）効果的な時間が訪れる。
この話を聞いたときに、
「これって、写真の世界だけでなく、
研修にも同じことが言えるなあ」
とふと思ったのです。
私自身、よく研修の実施に立ち会います。
その時に頻繁に感じることがあるのです。
研修において、
最も場が盛り上がり、全体の空気が前向き、
積極的になる時間帯。
それは、
”研修の終わる直前・直後である”。
そのように感じるのです。
全体的な傾向として言えるのですが、
”研修が終わった直後”というのは、
往々にしてやる気が上がるようです。
参加者の気持ちとしては、
こんな感じ。
「1日中考えてみて、大変だったけど
自分を良くするきっかけが見つかった気がする」
「今までの悩みが整理されて、
明日から早速、実行しようと思った」
「変わるのはまず自分。
人にも伝え、行動しようと決意した」
このような人が、多かれ少なかれ、
増える傾向があるわけです。
そして、そんな
モチベーションが上がる時間
すなわち研修終わりかけの時間こそが、
写真家にとっての金色の時間あらぬ、
決意したことを実行に移すのに、
最もふさわしい、
【実行のマジックアワー】
と呼べるのではないか、
そんなことを思ったのです。
■研修だけでなく、
読書、人と会う、セミナーを聞くetc、、、
何か”刺激”を受けた直後というのは、
ボルテージが上がります。
そして、
「やってみよう！」と湧き上がる、
”実行のマジックアワー”、
なるものが訪れます。
しかし、です。
残念ながら、こうなるケースが結構多いのです。
「今日は研修で疲れたから、明日からにしよう」
「キリよく来週から始めよう」
「今取り組んでいるプロジェクトが終わってからにしよう」
ですが、もし上記のようなことを考え、
せっかくついたやる気に火がついたにも関わらず
”実行”を先延ばしにしたとしたらどうか。
結果的に、最も多く起こることは、
「何もしない」
という選択なのです。
マジックアワーの黄金の時の後には、
真っ暗な夜がやってくる。
同様に、
実行のマジックアワーを一旦逃すと、
やる気の火は消えて暗くなってしまう。
そんな特徴を持つようなのです。
■昔から、
”思い立ったが吉日” と言います。
また、”チャンスの神様は前髪しかない”とも言われます。
タイミングが大事。
すぐに行動することが大事。
それは、古今東西、
言われ続けていることです。
研修であれ、
人の話であれ、
読書であれ、
映画であれ、
何かに刺激を受け、感じ、
心に火がついたのであれば、
その直後こそが、
「最もアクションに繋げ、結果に繋げやすいの」
このことを、常に念頭に、
学んだことを、学びっぱなしにせず、
結果に繋げるためには、
「終わった直後の”実行のマジックアワー”こそ大切にする」
こんなことを心がけることが大事なのでは、
そのように思うのです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって素晴らしい１日になりますように。
