「何となく、ポチっと参加ボタン」が生み出すもの
(今日のお話 1956文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
週末26日、27日は、
どちらもテニスの試合でした。
テニススクールのメンバーと
団体戦に参加してきましたが、
あと一歩勝ちきれず優勝は逃してしまいました。
皆で戦うのも楽しいもの。
次回頑張りたいと思います!
また、今日は28日ということで、
仕事納めの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私は25日が最終出社日でしたが、
メルマガは働いている皆さまがいる限り、
発信させて頂ければと思います。
*
さて、街はクリスマスモードから一転、
新春モードに切り替わりましたね。
鏡餅や、しめ縄、
正月らしいグッズを良く目にして、
新しい年の訪れを身近に感じます。
新しいスタートというと、
「来週はこんなことを始めよう」
「あんなことを始めよう」
そんなことを考える方も、
いらっしゃるのではないかと思います。
今日は、そんな話に繋げて、
”何かをチャレンジする価値”
について思うところを、
お伝えさせて頂ければと思います。
それでは、どうぞ。
■「何かを始めようと思い立ち、
とりあえず何か新しいことをしてみること。」
この行為は
すごくシンプルですが、
自分の知見を拡げ、
自分の価値観や考え方を変えるために、
大変に強力な方法である、
と1年を振り返ってつくづく思ったのです。
*
というのも、先日
私がこの1年間で、
「とりあえずやってみた新しいこと」
をいくつか思い起こしてみました。
そうすると、こんなことがありました。
・山崎豊子の長編小説を読んだ
・数十万円する個人コンサルティングを申し込んだ
・メルマガサイト『未来習慣』を開設した。
・「ダイヤモンド経営塾」という
経営者・経営候補者向けの定期勉強会に申込んだ
・テニスの試合に出場した
・メルマガの読者の方と、
ボードゲーム会など懇親会を行った
・ドラッカーの本を数冊読んだ
・「7つの習慣」ファシリテートの勉強を始めた
・アフリカ旅行に行った
・医学関連のセミナーに参加した
・中村天風(私の好きな哲学者)の教えを学ぶ、
「天風会」なるものに2泊3日で参加した。
などなど…
他にもまだありますが、
パッと思いつく限りこんな感じ。
このようなことが1年間で
「新しくやってみたこと」
だったように思います。
■そして、
「こういった経験をしたきっかけは何か」、
と問われると、
・興味本位で何となく、
・友達がいいよ!と言っていたから
・たまたま誘われたから、などなど、
実は、”何となく”の動機で、
特に確実な何かが得られると思って、
やったわけではありませんでした。
*
...しかし、です。
終わって考えてみると、
何となくポチっ、と参加ボタンを押し続け、
自分が今までしたことがない経験をしてみた結果、
予想以上の事が得られた、と感じているのです。
それは
・自分が普段繋がることのない世界の人達との人脈
だったり、
・健康や文化についての全く新しい視点
だったり、
・アフリカ体験による自分の世界観の変化
だったり、
・今まで体験したことがない、
究極にハマることができる生涯の趣味(テニス)
だったり、
・メルマガサイトという資産の誕生
だったり、
間違いなく私のこれからの人生に
大きな影響を与えるであろうことを、
たくさん、たくさん
得ることができたわけです。
■そして、ポイントはここです。
『これらの”得たこと”は、
参加する前に、「こういったことが得られる」と、
必ずしも判っていたわけではなかった』
ということ。
つまり、
多少は予想はしていたけれど、
”ここまで自分の価値観を変える体験になるとは、
思ってもみなかった”
という事実が何度もあった、
というところなのです。
*
何か興味が出たとき、
何かをやってみようかなと思った時、
きっと多くの人が一度、考えます。
「このイベントに参加して意味があるのだろうか」
「このお誘いに参加して、
時間の無駄にはならないだろうか」
「初めての場に参加するのは、何となく億劫だ。
どうしようかな」
などなど。
それは、やってみないとわかりません。
でも、それが自分の人生を変える、
大きなターニングポイントとなり得ることも、
十分にあり得る。
たまたま参加したイベントが、
自分の心の芯を捉えたホームランになり、
そして自分の価値観を揺さぶる経験になる、
そんなことだって、起りえるわけです。
■こんなドンピシャの経験は、
1000回言って、
2~3回あるかないかのレアなケースかもしれません。
でも、
自分の感性がピンときたら、
少しでも興味がわいたら、
「とにもかくにも、とりあえず体験してみること」。
そのために、
思い立ったらその瞬間、
【何となく、ポチっと参加ボタンを押してみること】
このことを強く、強くお勧めしたいのです。
それが、新しい自分を刷新し、
世界の広さ、楽しさを感じる上で、
物凄く大事な行動である、
そのように思ってやみません。
この世の中には、
まだ見ぬ、自分を変えるような出来事が、
まだまだあります。
そう思いながら2015年の振り返り、
ならびに新しい2016年の訪れに想いを馳せたいと思う、
年末のある1日でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。