最も大切な活動に時間を使うための「仕組み」
(今日のお話 1653文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は3件のアポイント。
また夜は友人の会社にて、
「7つの習慣」の社内ファシリテーターの方々などと、
”アチーバス”という教育ゲームを楽しみました。
その後、そのまま忘年会。
多様な業種・職種の人たちから、
仕事の話やプライベートの取り組みなどを聞かせて頂きましたが、
住む世界が違うがゆえに、
たくさんのアイデア、閃きをもらいました。
(皆さま、楽しい時間をありがとうございました!)
*
さて、本日のお話です。
昨日のお話は、
「トップ生保営業マンの成功する時間管理術」
というタイトルで、
”最重要な活動に時間を投資すること”
(=生保の営業であれば新規顧客開拓など)
が成果を出し続ける上でも大切な考え方である、
というお話をお伝えいたしました。
本日も続けます。
本日のテーマは、
「最重要な活動に時間を投資する『仕組み』」
と『仕組み』について、
ある取り組みの紹介と、そこから学べる気付きを
皆さまに共有させて頂きたいと思います。
それでは、どうぞ。
■「最重要な活動に時間を投資しましょう」。
こういう話をすると、
このように疑問を持たれる方がいます。
「いや、最重要な活動に時間を投資することはわかります。
でも、職場で働いていると
集中して働こうとしても、いつも上司や部下から、
”ちょっといいかな?”と邪魔が入ります。
どうすればいいのでしょうか??・。」
というようなお話。
(思い当たる方もいらっしゃるかもしれませんね)
確かに、フリーランスで働くなど、
自由な時間、働き方ができるのであれば、
自分の意志で、
「最重要の活動に投資をする」
ということはできそうです。
でも、会社などの組織で働いていると、
・働き方にも一定のルールがある
・また早く出社しよう、と思っても、家庭の事情で実行が難しい、
というやむを得ない状況もあります。
正直なところ、それが現実です。
■「最重要な活動に時間を使うことはわかる。でも、なかなかできない。」
では、こんな時、どうするのがよいのでしょうか。
一例ですが、
ある興味深い取り組みをしている会社があります。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
”トリンプ・インターナショナル”
という会社。
下着メーカーの会社です。
実は、この会社様、
「重要な活動に集中する」という時間を、
職場活動として、全社的に取り入れているそうです。
ホームページを見て頂くと書いてありますが、
「全員が業務に集中する時間を”設定する制度”」 として、
『がんばるタイム』
と呼ばれる仕組みを設けています。
具体的な内容はこのようなもの。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
”『がんばるタイム』・・・
12時30分~14時40分までを個人が手持ちの業務に集中して取り組む制度。
その間は、おしゃべり、電話、立ち歩き、コピー、部下からの相談、
さらに上司からの指示も全面的に禁止される。”
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
とのことでした。
■そして、このお話でお伝えしたいのは、
「最重要な活動に時間を投資する『仕組み』」
がここにあると思うのです。
その『仕組み』とは、
【一人でなく、皆を巻き込んでやる】
ここに尽きるのではないか、
そのように強く思うのです。
例えば、”家庭”という組織でも、
「今から”皆で”大掃除を集中してやろう」
とか、
「今から大事なことを集中して、”皆で”しよう」
(子供は勉強、父は仕事関連の読書、母は家計簿の整理、とか)
というように、”重要な活動をする時間”を、
『仕組み』として設けたのなら、
1人でやるよりも、意志に頼らず、
より確実に実行することができるのではないだろうか、
そのように思うのです。
■「鉄の意志」なるものを、
誰もが持っているわけではありません。
そして、一人でやろうとしても、
周りがそうでないと、なかなかできないのが、
人間だったりします。
だからこそ、皆で、
1、「最重要の活動に時間を投資することが大切」である、と認識を持つこと
2、それを組織内で実践する『仕組み』を作ること
この2点を共有することこそが、
最重要の活動に投資をするリズム、習慣を作る上で、
大切なことではないだろうか、
そのように思う次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。