スキルとマインドの順番
(今日のお話 1743文字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は3件のアポイント。
また、先日イベントを開催した、
卓越した生産性を高める「5つの選択」、
ならびに、「7つの習慣1日コース」(幹部向け)の
ご契約を新規のお客様より頂きました。
「今までの研修で1番よかった」
と言っていただけるよう、皆さまに、
深い内容をお届けできるよう尽力いたします。
引き続きよろしくお願いいたします。
*
さて、本日のお話です。
本当にいつも、いつも
テニスの話ばかりで恐縮なのですが、
今日もテニスに絡んだ気付きです。
日曜日に、テニスの試合があり、
その決勝戦、5-6で競った末、
負けてしまいました???
その悔しさが未だ尾を引いているのですが、
だからゆえに、得たものもいくつかあった、
と感じています。
今日は
「マインドとスキルの順番」
というテーマで思うところ、
共有させて頂ければと思います。
それでは、どうぞ。
■どんなスポーツでも
「様々なテクニック」
なるものがありますね。
例えば、テニスで言えば、
一つのテクニックとして、
「サービスダッシュ」とか
「リターンダッシュ」と言われるものがあります。
これは後ろでストロークを打ち合うのではなく、
ネットに詰めて、ボレーでバシッと打ち込み
ポイントをとるというテクニックです。
結構、オーソドックスな手法の一つですが、
私の場合、まだまだひよっこのテニスプレイヤーですので、
こういったテクニックを使うことはありませんでした。
(と、いうより、「使わなくとも何とかなった」、
と言った方が正しいかもしれません)
*
しかし、先日の試合で、
相手と競り始め、4-5とリードをされていた場面で、
なかなか決め手に欠けて、
にっちもさっちもいかなくなったとき、
ふとこのテクニックを思い出しました。
「硬直状態だし、ちょっとやってみよう」
そう思って実際にトライしてみると、
なかなか上手くはまったようで、
ポイントがとれ、5-5まで巻き返すことができました。
最後はその技に頼りすぎたこともあり、
逆にミスをしてしまい、
残念ながら、負けてしまいましたが、
この試合をきっかけに、
「もっとこのテクニックを、ちゃんと学ぼう」
そう思ったのでした。
■そして、ここからが本題です。
しかしながら、実はこのテクニック、
テニススクールのコーチから
「有効な手法だから練習しておいた方がよいです。
特に紀藤さんは”足”が武器だから、尚更そうです」
と何度も言われていたものだったのです。
でも、私は、
その言葉を受け止めて練習するというよりも、
自分が好きなストロークの練習ばかりやっていました。
つまり、コーチがいくら
「テクニックが重要」
と言っていても、私自身の中に、
”このテクニックを身に付けよう”という
「意志」がなかった。
だからこそ、
そのテクニックを私は
身につけることができなかったのではないだろうか、
そのように思ったのです。
■ちなみに、このことは、
他の事にも言えるのではないかと思うのです。
例えば、上司や同僚から、
「君はプレゼンのスキルをもっと身に付けた方がよいね」
とか、
「もっと経営学について学んでみたらどうか」
等と言われたとしても、
本人に”その気”がなければ、
いくらそのテクニックを勧められても、
身に付けようと思わないでしょう。
また、もし仮に、
そのテクニックを学ぶ機会があったとしても、
実際に日常で使えるのか、使おうとするだろうか、
と想像してみると、
何となく難しいような気がするのです。
■テクニック、すなわちスキルは大事。
でも、私が試合に出て、
ギリギリで負けて、悔しくて、
「もう次はこういった負け方をしたくない」
と強く心から思い、初めて、
「このテクニック、スキルをしっかり身に付けたい」
と思ったように、
【テクニック(スキル)を活かすためには、
まず、気持ち(マインド)が重要である】
そう思うのです。
マインドとスキル、どちらも重要です。
しかしその身につける順番としては、
1、マインド(自分がこうなりたい気持ち)を高める
2、そして、1に必要なスキルを身につける
という順番が、
より効果的なのではないだろうか、
そのように思う次第です。
サービスダッシュをもっと練習して、
次こそは勝ちたい、と強く想いながら。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。