新宿2丁目のミチコさんから学んだ 「ブサイクルにハマらない」 という教訓
(本日のお話/1774文字 読了時間2分)
■こんばんは。紀藤です。
10月31日はハロウィンとのことで、
街が仮装した人たちで賑わっていましたね。
土曜日に久しぶりに会う友人5人と、
新宿にて焼肉を食べながら、
近況報告をしておりました。
良い感じでお酒が回ってきたところ、
友人の一人が、
「新宿二丁目に面白い店がある。行こう!」
と妙なテンションで言い始め、
結果、5人の野郎共で
新宿二丁目のバーに、
図らずも行くことになりました。
*
今日は、そのバーのホステス(?)の、
ミチコ(仮/男性/30代)さんから聞いた、
「ブサイクルに気をつける」
という話について、
いたく共感しましたので、
皆様にご共有させていただきたいと思います。
それでは、どうぞ。
■新宿二丁目。
この街は、
世界で最も多様性が認められた街として、
知られているようです。
この一角だけで、
約400ものLGBT関連(?)の店が
立ち並ぶそうです。
最近では、
LGBTという言葉も有名になり、
かつテレビでも「オネエ系」タレントも
よく見かける時代になりました。
が、今回、
図らずもそんな街に行くことになり、
実際にその道のプロと話をすると、
想像以上に興味深い話を、
わんさかと聞くことができたのでした。
■私と友人が行ったお店は、
比較的、キレイ目なジャンルのお店(だそう)。
とある新宿2丁目の、
雑居ビルの5階にあるバーです。
ガチムチのマッチョメンがいるわけではなく、
彼(彼女?)らが、言うには、
自称「オカマ」という分類の人達が、
話し相手になってくれます。
よくあるクラブみたいなイメージでしょうか。
そこで、比較的ベテランだと思われる、
「ミチコ」さん(仮)(男性・30代)、
お店のこと、業界のこと、色んな話を教えてくれます。
■ちなみに、このお店の場合、
営業時間は夜9時から朝9時で、
お客さんの層は比較的、女性が多いそう。
特に、歌舞伎町で働く、
水商売のホステスの方が、
「気楽だから」
という理由で、
仕事終わりの朝4時5時に息抜きで来ることが、
頻繁にあるそうです。
■そして、その時に、
面白いもので、売れているか売れていないか、
運気があるかないかは、
大体、「顔」でわかるそうなのです。
彼(彼女)は言います。
ミチコ
「なんていうかね、大体、顔つきでわかるのよ。
その子が売れているか売れていないかとかって。
それで、顔に”負のオーラ”が漂っている娘は、
ネガティブな発言が多いのよ。
「あの客がウザい」とか
「もうちょっとコレがあれば」とか
「同じ店のあいつがキライ」とか。
それで、そういうこと言ってると、
うつむき加減になって、
顔にシワができて、ますます運気が逃げていくし、
売れなくなっていくのよね。
それで、性格的にも、ビジュアル的にも、
『「ブサイクル」に嵌っていく』のよ。
ブスが、ますますブス化していくのよ(笑)
ああ、コワイわね~!」
■この話を聞いた時に、
この道でプロとして生きるものの声だからこそ、
非常に生々しく、腹に響く感じを覚えました。
「ブサイクル」
というユニークさを感じる表現ですが、
きっと、この現象は事実に違いない、
そう感じたのです。
■「言霊」という言葉があるように、
自分の発言する言葉は、
自分の気持ちに影響を与えるものです。
もし、習慣的に使う言葉が、
ネガティブで暗い気持ちにさせるものであり、
それを10年20年と継続してしまったら、どうか。
恐らくそれは、長い年月をかけて、
マイナスの自己暗示をかけ続けているようなもので、
ミチコさんが言ったように、
”「ブサイクル」の連鎖”
を図らずも生み出すことに
なるのではないでしょうか。
■「7つの習慣」では、
自分が満足いく、成功と呼べるような
素晴らしい人生を送るために必要な要素として、
『ネガティブな言葉(=反応的な言葉)ではなく、
ポジティブな言葉(=主体的な言葉)を使う』
ということが、大変重要である、
と述べています。
些細なことかもしれませんが、
見る人が見ればわかるものです。
そして、月日が経てば経つほど、
航路が2~3度違っている船が、
進むに連れて到達地点が大きく変わるように、
私達が向かう先も、変わってくるはず。
■というわけで、
二丁目のミチコさんに
「アナタ、ブサイクルにはまってるわね」
と言われないように、
日々、自分を律していきたいものだな、
と思った次第です。