骨ボキボキ血ダラダラ、それでも進もうとする姿勢に、人は心動かされる
(本日のお話/1582文字 読了時間1分半)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は、朝8:00からは
「7つの習慣」朝活勉強会をやっている企業様の見学。
その後は、某IT企業様にて、
生産性向上をテーマとした「5つの選択」の研修実施でした。
(W様、K様、今回は素敵な機会をありがとうございました!)
加えて、新しくお会いするお客様へのアポイント2件。
そして、夜からは前職、
自分がリーダーをしていた際のメンバーと久しぶりに会いつつ、
近況を語らっておりました。
*
久しぶりに前職のチームメンバーと会う中で、
当時の話に花を咲かせながら、
「リーダーとして大切な姿勢」
について、改めてそうだよな、
とふと思わされる瞬間がありました。
今日はその内容について、
気づきと、思うところを、
皆様にご共有させていただきたいと思います。
それでは、どうぞ。
■私が前職にいたのは4~5年程前。
チームのリーダーとして、
3人のチームメンバー(皆女性でした)と一緒に働いており、
リクルート関連の営業をしておりました。
締め切りや数字のプレッシャーで、
かなり忙しかったけれど、
目標に向けてひた走る充実感もたくさんあった、
そんな思い出深い時代です。
■そして、「あの時、楽しかったよね!」などと、
皆が口々に話しながら、話題が、
「当時、私(紀藤)はどんなリーダーだったのか?」という話に、
広がっていきました。
ちょっと怖い気もしながら、
話を聞いていると、元メンバーは、口を揃えて、
こんな事をいってくれました。
「あの頃は楽しかったですね!
紀藤さんは、誰よりもミスが多く、誰よりも怒られていたけど(笑)、
誰よりも目標に対して全力で向かっていましたよね。
それを見ていて、皆でチームの数字を作ろう、と思えた気がします」
と。
「誰よりもミスして、誰よりも怒られていた」
というのは恥ずかしい限りですが(汗)
思い当たるところが多すぎて、否定のしようもありません 涙
■しかし、確かに自分自身振り返ってみて、
例え、体じゅう傷だらけになっても、
「目標は何としても達成する!」
という姿勢だけは片時も忘れず、
走り回っていたように思います。
■自分自身を振り返ると、
できるリーダーが持っているであろうスキル、
・権限委譲して、力を発揮させる、とか
・コーチング的、傾聴の技法を使って本音を引き出す、とか、
・マネジメント論を学び、上手に活用する、
みたいな、切れ味鋭いマネジメント方法など、
全くできてもいませんでした。
(というより、知りもしなかった)
だから、自分では当時、
メンバーを持つリーダーとして、
大した事ができたとは全く思っていません。
しかし、敢えて一つだけできたかもしれないな、
と思うことを上げると、
【誰よりも頑張って、背中を見せる】
というに関して言えば、
100点とは言わずとも、
80点くらいはあげられたのではないか、
当時のお世話になったメンバーの声を聞き、
そのように振り返り、思ったのです。
■私達がお伝えする、
管理職のリーダーシップ研修で
『リーダーの4つの役割』
というものがあります。
この研修では、リーダーに必要な要素は色々あるけれど、
その中核をなす役割は、
『模範となる』(背中を見せる)
ことである、とお伝えしています。
思うのですが、
きっと自分が思う以上に、
人は自分のことをありのまま見ているものだと思います。
誰よりもミスをして、
誰よりも怒られるカッコ悪いリーダー(=私)でも、
もがきながら頑張っていれば、メンバーはその姿も見てくれる。
逆に、表面はスマートにやっていても、
何処かで手を抜いていれば、見抜かれる、
ということも言えるのでしょう。
■カッコよく、スマートでなくとも、
骨ボキボキ、血ダラダラになりながら、
這いつくばって進む姿はきっと、誰かの心を動かす。
そんな気がします。
手を抜かず、
真剣に、まっすぐに。
体育会系まっしぐらの考えかもしれませんが、
このような姿勢は大事なことなのだろうな、
と思い馳せた次第です。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。