「迷ったらYES!」が人生を変える
(本日のお話/2156文字 読了時間2分)
■こんばんは。紀藤です。
昨日は第8の習慣の研修実施。
今日はテニススクールの仲間と、
テニスの試合で団体戦に参加してきて、
気がつけばこんな時間になってしまいました(汗)
私ごとですが、
社会人からテニスを始めて、早2年半。
ちなみに、今まで、
色々かじってきましたが、
こんなに楽しいスポーツと出会ったのは、初めて。
「本当に好きなものと出会うと、
これほどまでに飽きないんだなあ」
と自分でも驚くほどです。
*
さて、本日は、
”私のテニス(大好きなこと)との出会い”
を振り返りつつ、
「迷ったらYESがもたらすメリット」
について、思うところを皆さまに
ご共有させていただいきたいと思います。
それでは、どうぞ。
■私がテニスを始めたのは、
本当に、偶然でした。
今から4年ほど前でしょうか。
当時、荻窪に住んでいた私。
妻と共に、ある休日の帰り道、
「ちょっと暇つぶしでもしようか」と、
大通り沿いにあった、
「〇〇卓球」
と書かれた卓球場へなんとなく足を運び、
そしてピンポンを楽しんでいたのでした。
卓球場は4台ほどの台がならぶ、
昔からあるであろう、こじんまりした場所。
おそらく個人でやっている卓球場のようです。
■しばらく卓球をしていると、
私と妻のピンポン・ラリーをみていたおばあちゃんが、
おもむろに近づいてきて、こう話しかけてきました。
「あなたたち、卓球なかなか上手いわねえ~、
フォームも綺麗だし」
どうやら、この卓球場のオーナーの奥さんの様子。
もしかしたら、「一緒にやろう」と
挑戦状でも叩きつけられるのだろうか、
と期待しました。
するとオーナーの奥さん(推定70歳)から
意外な言葉が。
「ところで、あなたたち、
テニスはやるの?
私、卓球よりテニスの方が好きなのよねえ」
と。
テーブルテニスとテニス、
確かに共通性あるかもな、
なんて思いつつ、彼女は、続けます。
「今、コートは取れるんだけど、
参加者が集まらなくて。
今度の日曜日、よかったら
あなたたち、参加しない?」
そう、突然の
”テニスの誘い”を卓球場のオーナーの奥様から、
受け取ったのでした。
■少しの迷いはあったものの、
「いいですね、いきます」
と即答し、そして翌週、
妻と共にテニスへ参加することになったのでした。
学校の授業で、
硬式テニスはやったことがあったので、
(まあ、ある程度できるだろう、
少なくともおばあちゃんには負けまい。)
そうタカをくくりながら。
そして当日。
一緒にプレイをしたのですが、
結果、このオーナー夫婦の
おばあちゃんとおじいちゃんが、
めっぽう強い。
ほとんど歩いている彼ら。
しかし、なぜか、勝てない。
フットワークや運動量なら
圧倒的に自分たちに分があるはずなのに、
なぜだ?
辛酸を舐めるような、
行き場のない悔しさと敗北感を味わい、
帰路についたのでした。
■それから、そんなペースで
月に一回くらい、参加するものの、
全く同じ展開。
「いくわよ~」
なんて、言いながら
のほほんとテニスをする
おじいちゃんおばあちゃん。
そして、2人にボコられる私と妻。
それを何度か繰り返すうちに、
「何とかこの現状を打破したい」
「この状況は悔しいし、悲しすぎる」
と願うようになり、
それがきっかけで
テニススクールの無料体験に、
参加してみることになったのでした。
■するとそこでは、
仲間との出会いや、
最高にいいコーチと出会い、
テニスの上達の喜び、奥深さをますます噛み締めました。
そして、今 、
スクールに通い始めて2年半経ち、
テニスの熱は冷めることなく、
情熱を宿したまま、今にいたります。
テニスとの出会いは、
間違いなく、私の人生をより、
豊かなものにしてくれたのです。
■振り返ってみると、
気づくことがあります。
「自分の人生を変えるようなスポーツを、
なぜ始めることになったのか?」
そのことを考えてみたとき、
それは、偶然であった、ということ。
そして、その偶然は、
【『迷ったらYES』で、
とりあえず参加することに決めたこと】
によってもたらされたものであった、
そう思うのです。
と気づいたのです。
当時、卓球場でテニスを誘われたときは、
まさか、その出会いが、
「自らの人生に影響を与える趣味との出会い」
に繋がるとは、つゆほども思っていなかった。
しかし、とりあえず偶然やってきた機会に、
『YESと答えること』で、
その出会いのチャンスをモノにすることができた、
今振り返って、そう思うのです。
■ジム・キャリーの映画で、
「イエスマン ~YESは人生のパスワード~」
というコメディ映画(でもすごくいい話)があります。
何をするにもリスクばかり考えて、ネガティブな主人公。
彼が怪しいセミナーで「とりあえずイエスと言え!」と言われ、
正直に答えていたら、なんだかめちゃめちゃ人生が良くなってきた、
そんなストーリーです。
実際は違う、と思われるかもしれませんが、
こと、新しいチャンス、
自分の知らない世界に対しての姿勢で言えば、
このルールは適用されると、強く思います。
大好きな人、趣味、仕事が実は
「自分がまだ見えていない世界」
にある可能性は、
十二分にありえます。
とするのであれば、もし
「本当にやりたいことが見つからない」と思うのであれば、
・リトマス試験紙を当てるが如く、
兎にも角にもアクションを繰り返す、
・「迷ったらイエス」といい、
知らない世界に飛び込見続ける。
そんな姿勢こそが人生の幅を広げる上で、
大切なスタンスではなかろうか、
そのように思う次第です。
迷ったら、YES!です。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今週も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。