卓越した生産性を実現する、「5つのエネルギードライバー」
(本日のお話/1754文字 読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は2件のアポイント。
ならびに、企画書作成など。
夜からは、「サムライ塾」で
一緒になっている同期の仲間の会社にて、
週末の発表のテーマである
「豊洲問題のリーダーシップ」について、
ディスカッションなど。
ふと気付くと、
週末も「リーダーシップ」を語ったり、
プレゼンをする機会が増えている今日この頃。
*
さて、本日のお話です。
昨日のお話に引き続き、
本日も「生産性」についてのテーマで、
”卓越した生産性を実現する『5つの選択』”
より、生産性向上のヒントを
ご共有させていただきたいと思います。
テーマは、
「5つのエネルギードライバー」。
それでは、どうぞ。
■忙しくなると、
”気合で乗り切ろう”
とすることが、しばしばありませんか。
仕事でバタバタしたりすると、
何とか終わらせようとして、
机にかじりついて、取り組む。
しかし、それらを繰り返していても、
よい結果になることは、ほとんどありません。
例えば、
何とかかじりついて仕事をした結果、
「睡眠不足」になる。
でも翌日も朝早く起きないといけない。
結局、睡眠時間3時間の
フラフラの脳みそで、出社をする。
しかし、パンチドランカーのような状態。
当然ながら、
パソコンの前に座っていても、
集中できない。
むしろ眠気に耐えることで精一杯、
そんな状態でしょうか。
きっと誰もが1度や2度、
あるのではないのではないかと思います。
■他にも、追い込み続けて、
ガムシャラに続けることで、
ネガティブな状態になる例は、
他にもあります。
例えば、デスクに張り付き続けた結果
運動不足になる。
そして、ストレスが溜まって、
つい暴飲暴食に走る、
緊張状態が続いて、
イライラしてくる。
すなわち、
”気合で乗り切ろう”
とムリをしても、
良いことは何もない、ということです。
■”卓越した生産性を実現する『5つの選択』”において、
「生産性を高める」上で、
見落としがちだけれども、
絶対的に重要なことがある、
と言っています。
それは、AIの駆使でもなく、
リモートワークなどの仕組みでもない。
その、”生産性を高める”ために、
必要不可欠な要素とは、
『エネルギーを管理する』
ことである、というのです。
私たちは「頭」を使って仕事をしています。
ですから、その「頭」が最も冴え渡っている状態を
いかにキープするのか、ということが、
”生産性を高める”
上で、物凄く重要なことなのです。
■では、どうすれば、
「エネルギー管理」が上手にできるのか?
そのことを述べる上で、
以下の5つのキーポイントを提唱しています。
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<生産性向上のための5つのエネルギードライバー>
1,運動 → 人の身体は動かすように出来ています。
動かすと、脳が活性化されます。
生産性UPに運動は必須です。
2,食事 → 食べるものは、燃料です。
質の高いガソリンが燃費を上げるのと同じように、
質の高い食べ物で、脳が活性化されることが知られています。
3,睡眠 → 記憶力の向上、学んだ知識の定着、意思決定事項の整理。
これらは全て睡眠中に行われます。よく寝ると、気分も全く変わります。
4,リラックス → ストレスから開放され、冷静でゆったりした時間を、
意識的に持つこと。
この技術を身につけると仕事のパフォーマンスが上がります。
5,社交 → 人の関わりにより、脳は刺激されます。有意義な人間関係の構築は、
脳にとって栄養になり、刺激になります。
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■一生懸命働くことは、素晴らしいことだと思います。
しかし、
「今日も徹夜しちゃったよ」とか
「今週、3時間しか寝てないわ~」などと、
誇らしげに言ったとしても、
それは既に、”旧世代の考え”になりつつあります。
脳科学的に言えば、それらは、
「私は生産的じゃない状態です」
と宣言しているようなもの。
今の時代、
働き方改革、ワークライフバランスなど、
既存の働き方について、多くの提案がされています。
これからは、労働時間や
気合に頼る時代ではありません。
『どうすれば、”時間対成果”を高められるのか』
『どうすれば、より大きな成果を生み出せる状態に、
自分をキープし続けられるのか』
このような問いが
重要になってくる時代です。
ぜひ、自らのエネルギードライバーを見直し、
そして、より高い生産性を目指してまいりましょう。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。