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980号 2016年10月20日

卓越した生産性を実現する、「5つのエネルギードライバー」

(本日のお話/1754文字 読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。

昨日は2件のアポイント。
ならびに、企画書作成など。

夜からは、「サムライ塾」で
一緒になっている同期の仲間の会社にて、

週末の発表のテーマである
「豊洲問題のリーダーシップ」について、
ディスカッションなど。

ふと気付くと、
週末も「リーダーシップ」を語ったり、
プレゼンをする機会が増えている今日この頃。



さて、本日のお話です。

昨日のお話に引き続き、
本日も「生産性」についてのテーマで、

”卓越した生産性を実現する『5つの選択』”

より、生産性向上のヒントを
ご共有させていただきたいと思います。

テーマは、

「5つのエネルギードライバー」。


それでは、どうぞ。

■忙しくなると、

”気合で乗り切ろう”

とすることが、しばしばありませんか。


仕事でバタバタしたりすると、
何とか終わらせようとして、
机にかじりついて、取り組む。

しかし、それらを繰り返していても、
よい結果になることは、ほとんどありません。



例えば、
何とかかじりついて仕事をした結果、
「睡眠不足」になる。

でも翌日も朝早く起きないといけない。
結局、睡眠時間3時間の
フラフラの脳みそで、出社をする。

しかし、パンチドランカーのような状態。

当然ながら、
パソコンの前に座っていても、
集中できない。

むしろ眠気に耐えることで精一杯、

そんな状態でしょうか。


きっと誰もが1度や2度、
あるのではないのではないかと思います。



■他にも、追い込み続けて、
ガムシャラに続けることで、
ネガティブな状態になる例は、
他にもあります。


例えば、デスクに張り付き続けた結果
運動不足になる。

そして、ストレスが溜まって、
つい暴飲暴食に走る、

緊張状態が続いて、
イライラしてくる。


すなわち、

”気合で乗り切ろう”

とムリをしても、
良いことは何もない、ということです。



■”卓越した生産性を実現する『5つの選択』”において、

「生産性を高める」上で、
見落としがちだけれども、
絶対的に重要なことがある、

と言っています。


それは、AIの駆使でもなく、
リモートワークなどの仕組みでもない。


その、”生産性を高める”ために、
必要不可欠な要素とは、


『エネルギーを管理する』


ことである、というのです。



私たちは「頭」を使って仕事をしています。

ですから、その「頭」が最も冴え渡っている状態を
いかにキープするのか、ということが、

”生産性を高める”

上で、物凄く重要なことなのです。



■では、どうすれば、
「エネルギー管理」が上手にできるのか?


そのことを述べる上で、
以下の5つのキーポイントを提唱しています。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

<生産性向上のための5つのエネルギードライバー>


1,運動 → 人の身体は動かすように出来ています。
       動かすと、脳が活性化されます。
       生産性UPに運動は必須です。

2,食事 → 食べるものは、燃料です。
       質の高いガソリンが燃費を上げるのと同じように、
       質の高い食べ物で、脳が活性化されることが知られています。

3,睡眠 → 記憶力の向上、学んだ知識の定着、意思決定事項の整理。
       これらは全て睡眠中に行われます。よく寝ると、気分も全く変わります。

4,リラックス → ストレスから開放され、冷静でゆったりした時間を、
意識的に持つこと。
          この技術を身につけると仕事のパフォーマンスが上がります。

5,社交 → 人の関わりにより、脳は刺激されます。有意義な人間関係の構築は、
       脳にとって栄養になり、刺激になります。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



■一生懸命働くことは、素晴らしいことだと思います。

しかし、

「今日も徹夜しちゃったよ」とか
「今週、3時間しか寝てないわ~」などと、

誇らしげに言ったとしても、
それは既に、”旧世代の考え”になりつつあります。

脳科学的に言えば、それらは、

「私は生産的じゃない状態です」

と宣言しているようなもの。



今の時代、
働き方改革、ワークライフバランスなど、
既存の働き方について、多くの提案がされています。


これからは、労働時間や
気合に頼る時代ではありません。


『どうすれば、”時間対成果”を高められるのか』

『どうすれば、より大きな成果を生み出せる状態に、
 自分をキープし続けられるのか』


このような問いが
重要になってくる時代です。

ぜひ、自らのエネルギードライバーを見直し、
そして、より高い生産性を目指してまいりましょう。


最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。

【本日の名言】 毎日をどのように過ごすかということは、
言うまでもなく、
人生をどのように生きるかということである。

アニー・ディラード

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