「立つ」「歩く」「座る」。当たり前の行動こそ、変える価値がある
(本日のお話/1653文字 読了時間2分）
■こんにちは。紀藤です。
昨日、土曜日は朝から
「サムライ塾」への参加。
何度かご紹介しているこの私塾。
怪しげな名前と裏腹に、
私が背伸びしても敵わぬ、優秀な参加者が勢揃い。
一般教養からディスカッションのスキル、
自立して生きるための心構えまで、
非常に幅広いテーマを掘り下げる
素晴らしい学びの場です。
ふと気がつけば、累計４桁万円近く、
「自己投資」と称されるものに、
私自身お金をかけてまいりましたが、
（先日自分で計算してみてびっくりしました）
その中でも、かなり秀逸な学びの場であると感じます。
＊
さて、今日は、
昨日の「サムライ塾」で学んだことからの気付きを、
皆様にご共有させていただきたいと思います。
テーマは、
「 「立つ」「歩く」「座る」。当たり前の行動こそ、変える価値がある」。
それでは、どうぞ。
■さて皆様、突然ですが、
「マインドフルネス」という言葉、
ご存知でしょうか。
本屋さんにいくと、
このマインドフルネス関連の本が
いくつも見られます。
また企業研修などでも、
Googleが研修として取り上げられたことから、
その存在が注目され、「マインドフルネス研修」を
導入する企業様も増えているようです。
では、このマインドフルネスとは、
どういう意味なのでしょうか。
少し引用いたしますね。
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マインドフルネスとは
自分の身体や頭や心のなか、
さらに身の回りに起きていることに意識を完全に向けること。
批判や判断の加わらない「気付き」のこと。
（参考『今、ここに意識を集中する練習 「マインドフルネス」入門』
著：ジャン・チョーンズ・ベイズ）
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だそうです。
すなわち、
「今この瞬間に集中にすること」。
これが、マインドフルネス。
この行為により、
より心の平安を得られ、
精神的にも健康な状態を得られ、
そしてエネルギッシュでいられる、
そんな効果がある、とのこと。
■さて、話を冒頭の
「サムライ塾」に戻します。
実は、昨日の「サムライ塾」において学んだことが、
この”マインドフルネス”を彷彿させる、
興味深い内容だったのでした。
さて、その学び内容とは、何か？
それは、
”「ただ立つこと」を意識を集中して行う”
というものでした。
「立つ」という当たり前の行動を、
リラックスしすぎず、
かつ緊張もせず、
ありのままの状態で、
ただただ立つ。
そしてその状態で、
多くの聴衆の前に対峙する。
これを、
呼吸やイメージを効果的に使い、
かつ真剣に行ってみるのです。
そうすると、なんとも不思議。
前に立っている自分も
普段なら緊張しそうなのに、
「人に見られているのに
”ありのまま”でいられる感覚」
が体験できたり、
はたまた見ている聴衆の人からしても、
「前に立っている人が、
自信があるように見える」
そんなことが起こるのです。
■普段、私たちは、
「立つ」とか
「歩く」とか、
「座る」とか、
「話す」とか、
そういったシンプルな行動は、
無意識の行動すぎて、気にすることはありません。
だから、
「歩く」という行為でも、
別の事を考えながら、
携帯で話しながら、と、
その”行為自体”を意識することは、
あまりありません。
「座る」という行為でも、
スマフォを操作しながら、
猫背になりながら、と、
その行為自体は意識しない。
それが普通かと思います。
■しかしながら、
「当たり前の行動」
は、意識せずとも、
自分の考え方や行動にも、
そして見ている周りに与える印象にも、
影響を与えています。
やっぱり背筋をピンと伸ばして歩くと、
何だか自信が生まれる気がするし、
ぐっとお腹に力を入れて座ると、
頭もクリアになる気もするもの。
「行動」は「思考」に
影響を与えることは、
脳科学的にも証明されていることです。
■だからこそ、
シンプルな行動、
「立つ」とか
「座る」とか、
「歩く」とか
「話す」とか、
こそ、ささやかな変化を与えることができれば、
日々生まれる気持ちや結果も、大きなものがあるのではないでしょうか。
と、いうことで、
【意識しない習慣こそ、意識して変えてみる】。
こんなことを、気をつけてみると、
毎日によりハリが出来て、
充実した時間が過ごせるかもしれませんね。
私も猫背気味の姿勢、
そり気味での歩き方、
意識して良いものに変えていきたいな、
と思った次第です。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日も皆様にとって素晴らしい１日になりますように。
