緩やかな快楽に、耽溺するリスク
(本日のお話/1448文字 読了時間1分半)
■こんばんは。紀藤です。
本日は、久しぶりに1日空いていたため、
カフェにて溜まっていた仕事や読書など。
さて、そんな中ですが、
今日はここ半年で一番、
惰性に耽溺する時間を過ごしてしまいました(悔)
今日は自分自身の反省も踏まえて、
「緩やかな快楽に埋没するリスク」
について、肌で感じたことを
お伝えしたいと思います。
それでは、どうぞ。
■私には、一つ確信していることがあります。
それは、
”アメリカドラマは鬼門である”
ということ。
今まで見てきた
『24』
『HERO』
『ブレイキング・バット』。
どれも、最高に面白い。
それにハマっている間は、
我を忘れ、生活のバランスを崩すほど、
(夜更かししたりして汗)
そんな中、最近見始めた
『アンダー・ザ・ドーム』なるアメリカドラマ。
コレまた最高に面白いのです。
少しずつ見進めていたのに、
この3連休で、時間が出来たことから、
チョロっと見始めたのが最後。
もう、ひたすら見まくっており、
今日はほぼそれで時間を潰してしまったのでした(汗)
■しかしながら、
「今日やろう」と思っていたことを後回しにすると、
”もやもやした何か”
が胸の中に渦巻くのです。
(こういうこと、ありますよね?)
確かに、アメドラの楽しさに
埋没し、耽溺している間は楽しい。
しかし、何というのでしょうか、
夏休みの宿題を溜めたまま遊ぶ小学生のように、
もう一人の自分が
「メルマガ書かなくて良いの?」
「今日読もうとしていた本、読んでないけど良いの?」
と密やかに囁いているのです。
アメリカドラマという
「鬼門」に足を踏み入れ、
抜けなきゃと、わかっているけれども、
その緩やかな快楽に耽溺してしまう、
これによって、
1日を何となく、無為に過ごしてしまった感が、
残ってしまった、
そんな月曜日の祝日だったのでした。
■もちろん、
アメリカドラマを見ることは
全く悪いことではないし、
「むしろ、勉強になるなあ」と思うこともあります。
でも、よく言われるように、
そもそも、
『何事も”ほどほど”が大事』
であるし
『やるべきことをやってからご褒美』
というようにしなければ、
その後やってくるリスク(罪悪感、自尊心の毀損)に、
結局、自分がダメージを被ることになります。
■緩やかな快楽は、魔物です。
「わかっちゃいるけど、」
と思いつつ、まるで坂道を転がり落ちるように、
快楽という惰性に飲まれ、そして抜け出せなくなり、
はたと気がついたときには、大切な時間を浪費している。
そして
「あれ、今日1日何やったんだっけな?」
と自尊心を毀損してしまう。
そんなリスクを持っているのではないか、
そう、改めて思ったのです。
■ちなみに、「7つの習慣」では、
”第3の習慣 最優先事項を優先する”という
時間管理に関する習慣において、
『緊急でも、重要でもない領域(=第4の領域)』
に居続けることの危険性を伝えています。
もし仮に、ずーーっと、誰とも合わず、
アメリカドラマを見続ける生活が続いたとしたら。
ずーーっと、惰眠、
だらだらテレビを見続けるという
楽な生活が続いたとしたら。
ずーーっと、四六時中、無目的に携帯ゲームにハマリ、
そして1ヶ月過ごしたとしたら。
多くの場合、人は、
「やる気がますますなくなる」とか
「何もしてないのになんか疲れる」とか、果てには
「あらゆることがどうでも良くなる」
のような、無力感・倦怠感にとらわれてしまう、
そして、それは、
「自分の人生を豊かにする」という状態から、
自らを遠ざけてしまうものである、
そう、警鐘を鳴らしているのです。
■私は、幸いにも、
「あっ、やべ、メルマガ書かなきゃ」
という強制的なアラームで、
何とか現実世界に引き戻されましたが、
改めて、
【緩やかな快楽に耽溺するリスク】
を、身をもって感じた1日でした。
やることやって、
どのレベルまでハマってOKとするか、
自制する精神が必要だな、
と改めて思う次第です。
反省。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。