衝動の奴隷にならず、習慣の奴隷たれ
(本日のお話/1425文字 読了時間1分半)
■こんにちは。紀藤です。
昨日の金曜から土曜にかけて、
某IT企業様にて「中核人材スタートアップ研修」の一貫で、
”7つの習慣 研修”を実施いたしました。
これから会社を担う中堅社員の方が、
自分自身に矢印を向けて、
「どんなキャリアを描いていきたいのか」
を考える機会として、導入頂いております。
参加者の皆様にとって、
自らを変革するきっかけになると祈りつつ。
また金曜日の夜は、これまた
「7つの習慣」を全社導入いただいている会社様の
懇親会に参加など。
(O社の朝活メンバーの皆様、ありがとうございました!
また次回も楽しみにしております)
*
さて、本日のお話です。
よくよく感じますが、
「習慣」って本当に大事だな、
とつくづく思います。
最近ある本を読み返し、
「衝動の奴隷にならず、習慣の奴隷になることが、
(成功のために)重要なことである」
という言葉を見つけました。
今日はそのお話からの気付きを、
皆様にご共有させていただきたいと思います。
それでは、どうぞ。
■私たちは、しばしば
「衝動」たるものに支配されるときがあります。
例えば、空腹。
ダイエットしたいと思いつつ、
腹が減ったからと
ついつい腹いっぱいに食べてしまう。
腹いっぱい食べて、そして眠くなる。
午後、仕事もパフォーマンスが発揮できない。
でも、今日は仕方ない。
明日から始めよう、と思う。
しかし、翌日になると、
「腹が減った→全力で食う」と、
同じ事を繰り返す。痩せることはなく、
むしろ太っていく。
ああ、なんてダメな自分。
内心でそう思っている自分に気が付く。
そうして、同じことを繰り返していると、
短期的には気持ちがいいつもりなのに、
結果的に自尊心が毀損され、
何となくネガティブな気持ちになっていく。
こんなこと、ないでしょうか。
(きっと、私だけではないと思うのですが汗)
■ある本で、このような言葉が書いてありました。
”「成功」は人によって意味するものが違うから、
「成功」を定義することは難しい。
しかし「失敗」を定義するならば、
その定義は容易い。それは、
『自分が目指したゴールにたどり着けないこと』
であると言えるだろう”
と。
もし、冒頭の、
腹減る→食べる の例のように、
自分の気の向くまま、欲の向くまま、
目標に背いた形で、
「衝動の奴隷」
になり続けたとしたら。
恐らく、自分が目指すゴールに到達できず、
いわゆる「失敗」というレールの上を、
歩むことになるのかもしれません。
■しかし、習慣の力とはスゴイもので、
一旦、自分で身につけてしまうと、
その「衝動」という魔物を、撃退する力があるようなのです。
ある筋トレにハマっている知人の話なのですが、
彼はいいカラダを作るために、意識し続けた結果、
以下のような「習慣」が身についたそうです。
例えば、腹が減ったとき。
彼は、食事でも、
糖質(お米、パン)を取らない。
いいカラダがほしいから、
自分の今の欲を我慢する。
むしろ野菜のみ食べる。
加えてプロテインを飲む。
さらにさらに夜は筋トレをする。
そうすることで、最強のカラダと心、
そして何よりも、自尊心を手に入れていく。
(かなりスゴイ習慣です)
■日々の欲や、衝動というのは、
誰しもが持っているものです。
ですが、やはりただただ、
それに突き動かされているだけでは、
前に進むことは望めません。
最初から全部が全部は難しいとしても、
少しずつ衝動を抑制し、
習慣で上書きをすることは、不可能ではないはず。
だからこそ、
【「衝動の奴隷」になるのではなく「習慣の奴隷」になる】
なる、本に書いてあった一説ですが、
本当にそのとおりだと思うのです。
一つずつ、望ましくない衝動を自らの習慣で駆逐していき、
一瞬一瞬が自分にとってプラスになるものに置き換えていきたいものだな、
そんなことを改めて思った次第です。
自戒の念を、たくさん込めつつ。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。