10年分のメルマガからの「新年の目標の立て方」おすすめ5選
(本日のお話 2454文字/読了時間3分)
■新年あけましておめでとうございます。紀藤です。
実家に帰って、こたつでみかんを食べながら、テレビをつけて紅白歌合戦を見ていると、「ああ、大晦日だなあ・・・」としみじみ感じた昨晩。
一夜明けると、一気に新年モードになっており、この変化感に毎度のことながら驚きます。新年って、すごいパワーだなあ。
さて、新年といえば「今年の抱負」が1つあるかと。
今日は、そんな「新年の目標の立て方」について、これまで書いてきた10年分のメルマガを振り返って、まとめてみました。
皆さまのご参考になれば幸いでございます。
■10年分の「目標の立て方」の記事まとめ
新しい年の始まりは、心機一転、これまでのマイナスの習慣をリセットし、また新しいことも始められそうな「気持ち」になります。
何事も「勢い」がないと進みません。勢いにはきっかけが大事。
ゆえに、新年に目標を立てるのはとてもオススメかなと思います。
そんなこんなで、ふと振り返ると私も元旦付近は「新年の目標」について、毎年メルマガに書いてきました。メルマガを始めたのが10年前なので、10年分の記事です。
こんなことを書いていました。
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<10年間の「目標の立て方」の記事まとめ>
2014 年:楔(くさび)のような「今年の抱負」にしてみよう
2015年:1年の計は元旦にあり
2016年:「今年の抱負」は、隠さない
2017年:『人生は手帳で変わる 3週間実践ワークブック』
2018年:新たな自分に生まれ変わるためのキーワード
2019年:世界No1コーチの「人は1年でできることを過大評価しすぎる。そして10年でできることを過小評価しすぎる」の言葉から考える、目標の立て方
2020年:目標とは「いつまで続けて、いつ諦めればよい」のだろうか
2021年:起業3年を振り返って思う、“そこそこの満足”という曲者
2022年:「新年の目標」を考えるための3つのポイント
2023年:夢見る事を忘れずに ーキャリアにおける意思決定の理論ー
2024年:なし(ウルトラマラソンの話を書いてました)
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とはいえ、我ながら(偉そうにも)色々書いているなあ、と思います。
正月早々からこうしたことを書くなんて、よっぽど目標好きなのか。
はたまた暇なのか。
■効果があった「新年の目標の立て方」トップ5
とはいえ、これらの話、侮れないと10年経って思います。
「目標の立て方」について書いているオマエ自身はどうなんだ?
10年間、こんなこと書いてどんな変化があったのか?
と問われると、社会に強いインパクトを与えるような活躍はなかったかもしれません。普通の人の、ささやかな目標です。
ただし、断言できるのは「書いた方向に運命が転がっていった」ということは間違いありません。不思議なのですが、そうなのです。
起業・ウルトラマラソン・大学院修了・・・年々人生が切り開かれていったと思いますし、立てた目標のいくつかは確実に叶っていきいました。
そして、それはやっぱり「毎年、新年の目標を立ててきた」というのは少なくない影響があったと感じています。
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では、上記の記事ではいくつも「目標の立て方のポイント」を書いていますが、自分がやってみて効果があった「新年の目標の立て方」とは、一体どれなのか?
以下、私が実際にやってみて、効果があった、大事だと思ったものをランキングしてみました。
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1位:「楔(くさび)」のような目標を立てる
・「仮モノの目標で、人は動かない」。
・継続できないのは、目標が深く心に刺さっていないから。
・問い「その目標は、あなたの価値観に根ざしているか?」が大事。
2位:「夢見ることを忘れずに」
・キャリアについて長年研究をしてきたジェラットの言葉。
「未来は存在せず、予測できないものである。それは創造され発明されるのである(積極的不確実性)」
・キャリアとは合理性ではない。直感で広がる世界である。
3位:「結果をよくばらない」
・「ひとは1年でできることを過大評価し、10年でできることを過小評価する」(アンソニー・ロビンス)
・したい人10000人。始める人100人。続ける人1人。
・1年で達成する結果を欲張らないこと。10年単位で結果は考えるべし。
4位:「先を進む人の高い視座」を感じる
・「基準とする目標を上に持つ」
・「こうありたい、という目標」に魂が吹き込むには、自分の先を歩んでいる挑戦をしてきた人、日々攻め続けている人の背中を見ること。
・そうした人を身近における環境をつくることが重要
5位:目標は「試して、捨てて、絞っていく」
・目標を立てたとして「いつまで続けて、いつ諦めればよいのか」
・自分にハマる目標は才能や興味、タイミングなどの影響がある。
・ゆえに時間の5~10%を新しい活動に当てて、捨てながら、絞っていく。
次点として「目標は隠さない」(目標を自ら宣言し、巻き込むことで、時に力になりうる)のも効果があると私は感じました。
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■まとめ
目標も、立てる段階でのポイントと、継続する段階でのポイントなど、いくつかジャンルあります。その中でも、特に大事なのは「自分が大事にしたいと思う目標を、じっくりと内省すること」なのだと思います。
やりたいことがわからない。やりたいことなんてない、という人もいるかも知れませんが、自分が憧れる人とか、生き方とか、やってみたいこと、いってみたいところ、ほしいものなど考えてみれば、何かしらあるものです。
特に、それを思い描くと自分が苦しくなるので、実は自分がメンタルブロックしているということもありえます(自戒を込めて、ですが)
壮大な目標を立てよ、というわけではないですが、「こんなこといいな、できたらいいな」的な夢・目標をゆるりと考えて、それを言葉にするだけでも力を持ち始めると私は感じます。
ということで、何かしら、皆さまの新年の抱負づくりのお役に立てば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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