デキる人の読書の活かし方
(今日のお話 1803字/読了時間2分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は1日、読書タイム。
現在通っている
「サムライ塾」なる学びの場にて、
大量の読書課題が出ており(汗)
戦後経済誌やら
アメリカの未来、
中国問題に関する本などなど、
今まであまり読んで来なかったジャンルの本を、
読み漁っておりました。
ちなみに、昨日は、
『自滅するアメリカ帝国 日本よ独立せよ』(著:伊藤貫)
『戦後経済誌 私たちはどこで間違えたのか』(著:野口悠紀雄)
などを読み進めましたが、
通常の書籍の4~5倍くらい、
読了に時間がかかりました。
慣れが大切ですね。
*
ちょっと政治的な話になり、
色々な考え方があるかと思いますので、
個人的な感想は控えさせていただきますが、
一つ言えることは、
「新しいことを知ると、ものの見方って変わるのだな」
という変化を、
自身で改めて認識した次第。
ということで今日は
「読書」に関連した話で、先日読んだ
『ACTIVE READINGS』(著:赤羽雄二)より、
「デキる人の読書の活かし方」
というテーマで、
一部内容を引用させて頂きながら、
内容をお伝えさせていただきたいと思います。
それでは、どうぞ。
■私が「読書」を進める中で、
いつも悩ましく思うのが、
「読んで、何となく理解しているものの、
”ただ読んだだけ”で終わってしまう」
という、感覚が残ることでした。
(皆様も、そんな感覚ありませんか?)
ある本を読み、感化されたとしても、
それが自分の血肉となり、吸収されている感覚が、ない、
あるいは少ない、
そんなイメージです。
だから常々、
「読書の”質”を高めるには、
読書を”活用する”ためには、
果たしてどういう方法が王道なのだろうか?」
は、私の気になるテーマの一つでした。
■そんな中で、先述の、
『ACTIVE READING(アクティブリーディング)』(著:赤羽雄二)
にて、東大・スタンフォード卒、
マッキンゼーで14年活躍されたという著者が、
”できる人は読書をどう活かすか”
というテーマで、
こんなポイントを紹介していました。
以下、一部引用いたします。
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1,『本を読む時間を制限し、アウトプットの時間を多くとる』
→ 読書習慣が出来た後は、質を高める「アウトプット」が大事。
本を読む時間は大事だが、ダラダラ読書をして、
「今日1日本しか読まなかった」となると、
それはそれでストレスになりうる。
読書時間を”むしろ制限する”ことで、密度を濃くすることが大切。
2,『読んだらできるだけ人に話す。会話のトレーニングにもなる。』
→ 大切なポイントをマーカーで引いたりしても、
自分にとって価値ある内容を、相手に伝えようとすれば、
「全体感」を伝えないと理解しづらくなるもの。
話すことで、自分の頭の整理になるとともに、
相手からのフィードバックを受けることで、
”「自分が当然こうだと思い込んだこと」が相手も同じように感じるわけではない”
と知ることになり、人への理解が深まる。
3、『読んだら、ブログに書く』
→ 効果的な王道中の王道。
読まれることでまた書こう、というモチベーションにもつながり、
「読む→アウトプット」のサイクルが生まれます。
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■いかがでしょうか。
見てみると、どれも
「読む→話す」
とか
「読む→書く」
というように、アウトプットが基準となっています。
そして、それこそが、
”デキる人の読書の活かし方”
である、ということが
なんとなくイメージできるのではないかと思います。
■私もメルマガで書いていて、思うのですが、
どんな方法であれ、
『”学んだことを、誰かに伝えること”は、
究極の「学びの習慣」』
である、と強く感じます。
アウトプットすることで、
自分のインプットされた内容も2倍くらい定着するし、
また副次的に、聞いた人、読んだ人も
それにより、学ぶことができる。
しかも読み返すと、
記憶がフラッシュバックされる。
すなわち、
インプットをアウトプットするリズムを作るだけで、
『”学びの連鎖”』
が起こるのです。
特にこれは、人材開発に関わる方には、
ぜひ知っていただきたいです。
それは、「会社での研修」において、
実に活用できる内容であるから。
後輩が先輩に、
先輩が後輩に、
上司が部下に
”学んだことを教える”ことで、
より研修効果は高まります。
もちろん、それが
家族や友人でもいいですが、
「研修の体系」で誰かが学んだことを拡げることは、
まるで学びが伝播するような、思わぬ波及効果を得られるからです。
■ということで、まとめです。
”デキる人の読書の活かし方”というのは、
1,「インプット→アウトプット」をつなげること”
2、そして、学びの質を向上させる。
3,かつ、周りへも”学び”を伝え、
「学びの連鎖」を生み出すことができる。
そんな状態であるよう。
私も早速、
『自滅するアメリカ帝国』
の本をまとめてみたいと思います。
(骨が折れそうですが)
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
本日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。