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952号 2016年9月22日

偉業を成し遂げんとするならば、◯◯◯を最重要項目と捉えよ

(今日のお話 2203字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。


昨日は栃木へ出張。
金融機関や地場の歴史ある企業様にご訪問。

ならびに、東京では、
”「7つの習慣」ママさん向け研修”
の最終日でした。

来週より、「7つの習慣」だけでなく、
今トレンドの人材関連の大型イベントを
続々開催してまいります。

ご興味ある方は、是非お越し下さいませ。


さて、本日のお話です。


先日、日本の映画で、

『BAKUMAN。(バクマン。)』

という作品を妻がレンタルDVDで借りて来て、
流れから一緒に見ることになりました。

正直、そんなに乗り気ではなかったのですが、
結構面白く、かつ、考えさせられることがございました。

今日は映画を見た感想から、


「偉業を成し遂げんとするならば、”◯◯”を最重要項目と捉えよ」


というテーマで、思うところを
皆様お伝えさせて頂ければ思います。


それでは、どうぞ。

■映画『バクマン。』

これは、
「少年週刊ジャンプ」に連載されていた漫画が、
映画化されたお話です。



ストーリは、

”ふとしたきっかけで
漫画家を目指した高校生の2人組が
「少年週刊ジャンプ」への連載を夢見て奮闘する”

大雑把にお伝えすると、
そんなお話。


そのライトなタッチから想像できる内容を超えて、

「漫画を連載するって、大変なんだなあ」
「漫画家の成果主義、競争の構造ってこんななんだなあ」

と業界のことを理解できる話も含まれており、
かなり興味深く、楽しめた映画でした。

(漫画好きの方は、ぜひご覧ください!
 きっと面白いと思います)



■さて、その中で、
こんなシーンがありました。

(少しネタバレなので、了承の上、
 読み進みください)


高校生2人組のうち、
「作画担当」を役割とする一人(役:佐藤健)は、

クラスのとある声優志望の女の子(役:小松菜奈)のことを、
密かに思っていました。

そんなある時、ふとしたきっかけで、
好きであることがバレるのです。

そしてその時、勢い余って、
彼は彼女にこのように言ってしまいます。


「もし、漫画家になって、
 俺達の漫画がアニメになったら、

 その時は、そのアニメのヒロイン役として、
 声優をやって下さい!

 それで、結婚して下さい!!」


そして、
その言葉を聞いた女の子は、
返す言葉で、こういったのです。


「私も実は、真城くんのこと、

 うん、私、ずっと待っているから。」

と。

(なかなか照れますね)



■彼は、その後、

「彼なりの小さな夢」

を一つのエネルギー源として、
また彼なりの別の大きな理由も胸に抱え、
それこそ寝る間も惜しんで漫画に没頭するのです。



そして出来た作品を
週刊ジャンプの集英社へと持っていきます。

当然ながら、ダメ出しをされます。

しかし彼は、喰らい尽くのです。


「何がダメなんですか?」

「どうすれば、入賞できるんですか?」

「自分達の漫画に足りないのは、何ですか?」


そして、恐るべくスピードで
漫画のクオリティを上げていくのです。


そして成長するに連れ、
視点が高くなり、新たなライバルと出会います。

そして思うのです。


「彼にあって、自分達にないものは、何か?」

「どうすれば、彼よりも面白い漫画が描けるのか?」

と。



■この一連の流れを見ていて、
ふと思うことがありました。


もちろん、フィクションの映画。

しかしながら、この物語の主人公が、
圧倒的なスピードで、成長をしたのは、
ひとえに、


『絶大なるモチベーション』


があったからではないか、

そんなことを感じたのです。



「新人なりにスゴイよ、十分だよ」

という編集者の言葉で満足するのか。


「新人でも、入賞したい。
 いや、絶対入賞する!」

と基準を高く持っていくのか


「読み切りでも、ジャンプに乗ればスゴイ」

と満足するのか。はたまた、


「連載をして、1位にならないと夢は叶わない」

と強く願い続けるのか。



”才能”の有無も当然必要。

しかし、

「自分がどの山の頂を目指すのか」
「何を持って満足するのか」

ということが、高い基準にあるからこそ、
偉大な結果は成し遂げられるのだろう、

そのように思ったのです。



■何かを成し遂げんとする上で、
必要な知識・スキルなどはたくさんあります。

しかしながら、
ごく当たり前の話かもしれませんが、

『圧倒的、絶大なるモチベーション』

がなければ、
あらゆる偉業は成し遂げることはできないのでしょう。


だからこそ、


【「偉業を成し遂げんとするならば、

 ”圧倒的なモチベーション”を最重要項目と捉えよ」】


ということになるのではないか、

そう思うのです。



エベレストを目指すのか。

富士山を目指すのか。

高尾山を目指すのか。


自分がどの山を登るのかを決め、

そして、その山へ登ることに対して、
どれほどのモチベーションを持っているのか。


それが結果の多くを決めるのでしょう。



■だからこそ、
それが何にせよ、

「”モチベーションの源”がどこにあるのか?」

を考えること、

「モチベーションをどうすれば維持できるのか?」

に向き合い続けること、


そんなことが
何か結果を成し遂げんとする上で、
重要な要素ではなかろうか、

そう感じた次第です。


映画のように、
恋のエネルギーをモチベーションにできずとも、
何かしら、自分の琴線に触れる源、

見つけていきたいものですね。


最後までお読み頂き、ありがとうございます。
本日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。

【本日の名言】 人は志の大きさに比例した人物になる。

ジェームズ・アレン

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