偉業を成し遂げんとするならば、◯◯◯を最重要項目と捉えよ
(今日のお話 2203字/読了時間3分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は栃木へ出張。
金融機関や地場の歴史ある企業様にご訪問。
ならびに、東京では、
”「7つの習慣」ママさん向け研修”
の最終日でした。
来週より、「7つの習慣」だけでなく、
今トレンドの人材関連の大型イベントを
続々開催してまいります。
ご興味ある方は、是非お越し下さいませ。
さて、本日のお話です。
先日、日本の映画で、
『BAKUMAN。(バクマン。)』
という作品を妻がレンタルDVDで借りて来て、
流れから一緒に見ることになりました。
正直、そんなに乗り気ではなかったのですが、
結構面白く、かつ、考えさせられることがございました。
今日は映画を見た感想から、
「偉業を成し遂げんとするならば、”◯◯”を最重要項目と捉えよ」
というテーマで、思うところを
皆様お伝えさせて頂ければ思います。
それでは、どうぞ。
■映画『バクマン。』
これは、
「少年週刊ジャンプ」に連載されていた漫画が、
映画化されたお話です。
ストーリは、
”ふとしたきっかけで
漫画家を目指した高校生の2人組が
「少年週刊ジャンプ」への連載を夢見て奮闘する”
大雑把にお伝えすると、
そんなお話。
そのライトなタッチから想像できる内容を超えて、
「漫画を連載するって、大変なんだなあ」
「漫画家の成果主義、競争の構造ってこんななんだなあ」
と業界のことを理解できる話も含まれており、
かなり興味深く、楽しめた映画でした。
(漫画好きの方は、ぜひご覧ください!
きっと面白いと思います)
■さて、その中で、
こんなシーンがありました。
(少しネタバレなので、了承の上、
読み進みください)
高校生2人組のうち、
「作画担当」を役割とする一人(役:佐藤健)は、
クラスのとある声優志望の女の子(役:小松菜奈)のことを、
密かに思っていました。
そんなある時、ふとしたきっかけで、
好きであることがバレるのです。
そしてその時、勢い余って、
彼は彼女にこのように言ってしまいます。
「もし、漫画家になって、
俺達の漫画がアニメになったら、
その時は、そのアニメのヒロイン役として、
声優をやって下さい!
それで、結婚して下さい!!」
そして、
その言葉を聞いた女の子は、
返す言葉で、こういったのです。
「私も実は、真城くんのこと、
うん、私、ずっと待っているから。」
と。
(なかなか照れますね)
■彼は、その後、
「彼なりの小さな夢」
を一つのエネルギー源として、
また彼なりの別の大きな理由も胸に抱え、
それこそ寝る間も惜しんで漫画に没頭するのです。
そして出来た作品を
週刊ジャンプの集英社へと持っていきます。
当然ながら、ダメ出しをされます。
しかし彼は、喰らい尽くのです。
「何がダメなんですか?」
「どうすれば、入賞できるんですか?」
「自分達の漫画に足りないのは、何ですか?」
そして、恐るべくスピードで
漫画のクオリティを上げていくのです。
そして成長するに連れ、
視点が高くなり、新たなライバルと出会います。
そして思うのです。
「彼にあって、自分達にないものは、何か?」
「どうすれば、彼よりも面白い漫画が描けるのか?」
と。
■この一連の流れを見ていて、
ふと思うことがありました。
もちろん、フィクションの映画。
しかしながら、この物語の主人公が、
圧倒的なスピードで、成長をしたのは、
ひとえに、
『絶大なるモチベーション』
があったからではないか、
そんなことを感じたのです。
「新人なりにスゴイよ、十分だよ」
という編集者の言葉で満足するのか。
「新人でも、入賞したい。
いや、絶対入賞する!」
と基準を高く持っていくのか
「読み切りでも、ジャンプに乗ればスゴイ」
と満足するのか。はたまた、
「連載をして、1位にならないと夢は叶わない」
と強く願い続けるのか。
”才能”の有無も当然必要。
しかし、
「自分がどの山の頂を目指すのか」
「何を持って満足するのか」
ということが、高い基準にあるからこそ、
偉大な結果は成し遂げられるのだろう、
そのように思ったのです。
■何かを成し遂げんとする上で、
必要な知識・スキルなどはたくさんあります。
しかしながら、
ごく当たり前の話かもしれませんが、
『圧倒的、絶大なるモチベーション』
がなければ、
あらゆる偉業は成し遂げることはできないのでしょう。
だからこそ、
【「偉業を成し遂げんとするならば、
”圧倒的なモチベーション”を最重要項目と捉えよ」】
ということになるのではないか、
そう思うのです。
エベレストを目指すのか。
富士山を目指すのか。
高尾山を目指すのか。
自分がどの山を登るのかを決め、
そして、その山へ登ることに対して、
どれほどのモチベーションを持っているのか。
それが結果の多くを決めるのでしょう。
■だからこそ、
それが何にせよ、
「”モチベーションの源”がどこにあるのか?」
を考えること、
「モチベーションをどうすれば維持できるのか?」
に向き合い続けること、
そんなことが
何か結果を成し遂げんとする上で、
重要な要素ではなかろうか、
そう感じた次第です。
映画のように、
恋のエネルギーをモチベーションにできずとも、
何かしら、自分の琴線に触れる源、
見つけていきたいものですね。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
本日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。