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4018号 2025年2月24日

25年ぶりに高校への通学路を走りながら思ったこと

(本日のお話 1954字/読了時間2分)

■こんにちは。紀藤です。

皆さまは、三連休いかがお過ごしでしょうか。
私ごとですが、この三連休に、久しぶりに実家に帰ってきております。

私の生まれ育った愛知県岡崎市は、高校卒業まで過ごしていた場所。
最近では、祖母の介護などの影響もあり、家族が集まるときは母方の実家である「宮崎」になっていました。そのため、約3年ぶりの帰郷です。

そんな中で、ふと「25年ぶりに高校への通学路をランニングで通ってみた」のですが、なんだかエモい気持ちになるとともに、ずっと忘れていたことを思い出したり、不思議な気持ちになりました。

本日は、そんな個人的かつ、ゆるいお話ではありますが、感じたことを書き記してみたいと思います。
よろしければ、お付き合いくださいませ。

■25年ぶりに高校への通学路を走って思ったこと

昨日の夕食前、少し時間があったので、ランニングをすることにしました。

「どこまで走ろうかな・・・」とGoogleマップを眺めると、自分が高校の時、毎日自転車で通っていた高校がちょうどよい具合でした。距離は往復15km。当時の通学時間は自転車で30分。

せっかくなので、25年前流行っていたL'Arc〜en〜Cielを聞きながら(今も好きですが)、友達とクーポンでLポテトを4つ食いまくったロッテリアを思い出しながら走る通学路は、ただただ懐かしく感じました。

▽▽▽

そして、そんなランニングの最中、思ったことが3つほどありました。
以下、順次書いてみます。

◎その1:鳩のように、身体が道を覚えている

ランニングをしながら驚いたのが、感覚で走っているのに、曲がる場所やわたる信号を「身体が覚えている」こと。25年も経つと、正直全く記憶していないです。何となくこんな風景だったなあ、くらいですが、それでも無意識に「ここの信号はこっちに渡る気がする・・・」と、何となく身体が反応するのです。

すると、信号を渡った先に、全く覚えていない地下道の近道があったり(!)、あるいは一見特徴がない路地でも、最短コースだったり、記憶に刻まれた通学行動が新鮮でした。

伝書鳩が、元の巣に戻ることを「帰巣行動」といい、磁覚、嗅覚、視覚、聴覚などの多様な感覚情報が刻まれ、訓練されることで身につくそうです。「人間も鳩みたいなもだなあ」などと思いつつ、繰り返す行動が身体に刻まれるという、力強さを感じていたのでした。

◎その2:場所が記憶を蘇らせる

私が通っていた高校は広く、どんな校舎だったのかも、しばらく思い出せなくなっていました。しかし、休日で閉まっている校門を見て、当時所属していた弓道部の部室を横目に見て、いろんな記憶と感情が蘇ってきました。

「弓道部の部室で麻雀をしていて先生に捕まって反省文を書かせられたこと」やら、「駐輪場で憧れていた先輩と話をしたこと」やら、「当時好きだった人と、バス停でたまたま一緒になって嬉しかったこと」やら、「通学路で好きな人と帰り道一緒にならないかな、と思っていたこと」などなど・・・。ああ、エモい。と思いつつ、その感情を味わってみました。

場所が記憶を呼び起こす、というのは以前からも認識していました。ただ、こんなふうに”当時の感情も含めて思い出す”ような感覚がしたのは、非常に新鮮に思うのでした。

◎その3:実はあまり変わっていない

最後に思うのが、「意外と変わっていないかもしれない」ということ。
大学にいき、社会人になり、結婚して、子どもも生まれて、世界の広さを多少なりとも知りはしました。変わったことがあるとすれば「社会の仕組みを多少知ることができた」こと「いろんな人の気持ちを以前より想像できるようになった」ことです。

ただ、多くは「そんなに変わっていない」ということです。悩んだり、悲しんだり、モヤモヤしたり、ということを感じていた自分の体感覚は依然としてある気がしますし、そこに大きな違いがあるかというと、そうでもない。

依然として青臭い自分であります。見えている世界もまだまだ限定的で、知らないことだらけです。勉強をするほど、学ぶほど、己の小ささを強く感じ、どう生きるべきなのかという問いが以前よりも強くなっています。

いろんな経験を経ても、やっぱり同じようなことに興味・関心を持ち、そして感情が動かされている自分という意味では、25年前も今も、やっぱり自分は自分なんだな、と感じます。

▽▽▽

25年ぶりに走った通学路は、不思議と、大人になった自分や、青かったあの頃を思い出すと言うよりも、「今も昔も変わらない”自分”という存在に気付かされた」のでした。

また4月から、大学入学したての大学1年生また、大学2年生にリーダーシップを経験しながら学ぶ授業を担当しますが、当日の自分の感覚なども忘れないように、学生の皆さんと向き合っていきたい、そんなことを思った次第です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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