まずは意識からはずさない
(今日のお話 1654字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は3件のアポイント。
ならびに明朝から、とある出版社にて
2年ほど前から毎週開催している
「7つの習慣 朝活勉強会」
に参加してまいりました。
参加者に部署異動があろうとも、
参加者が多くても少なくとも、
まずは「続ける」ことをひたすら繰り返す姿勢に、
頭が下がる思いとともに、
「これぞ習慣だな」
と共感せずにはいられませんでした。
*
ということで、今日は、
この朝活勉強会に参加をして思った、
「習慣化」
について思うところを皆様に
ご共有させていただきたいと思います。
テーマは、
「”習慣化”への道筋を柔軟に考える」。
それでは、どうぞ。
■「習慣」が大事である、ということ、
そしてその大切さは、
誰もが否定できない一つの真理といっても、
過言ではないように思います。
皆様も何となく想像出来るかと思いますが、
「良い習慣」を持っていれば、
逓増的に自分が鍛えられ、
上昇する流れを生み出せますし、
逆に、「悪い習慣」を持っていたとすると、
悪くなり続ける、とまでは言わないとしても
良い習慣を持つ場合と比べ、
5年後10年後、得るものの違いは
恐らく大きくなっていくことでしょう。
■しかしながら、
それぐらいインパクトがある”習慣”だからこそ、
「完璧に習慣化すること」
は、なかなか難しいもの。
それこそ、習慣の代表として
しばしば例えられる歯磨きのように、
100%毎日できることが
「習慣」
なのでしょうが、そこに至るまでは、
恐らく多大なる労力を要します。
だから、あらゆることに関して、
「完璧なる習慣化」
を目指すのは、
酷なようですがハードルが高い、
と言えるのかも知れません。
■では、「習慣化」を考えるときに、
まず、どこを目指すべきなのか。
これは色々な意見があると思いますが、
一つ、私が思うのが、
『まず”意識”からはずさないこと』
を先ず始める事が大事ではないか、
と思うのです。
当然のことながら、
「これをやろう」
という意識がなければ、
何かを”習慣化”することは出来ません。
何かをしようとする
「意識」があるから、
初めて「行動」に繋がるのです。
そして、もし、
「やろうやろう」という、
”意識”を持ち続けているにも関わらず、
もし出来ていない状態が続いたとすると、
不思議なことに、ある種の
「気持ち悪さ」「居心地の悪さ」を
感じるものです。
(多分、私だけではないと思うのですが)
■と、すると、
強引に前向きに考えてみた時に、
習慣化へ持っていくための
一つのステップとして、
”「やろうやろうと思う意識」を持ち続けること”
を一つのボーダーとすること、
これも有効なのではないか、
と思うのです。
もちろん、
「できている状態」を目指すことは大事ですし、
それが最高なのは間違いない。
でも、それが難しいとすると、
ベイビーステップとして、
「やろうと思う状態」
を維持できているか、
これを一つの指針とすることも、
まずは悪くないのではないか、
とも思うのです。
■何事もそうですが、
最初から完璧を目指すから、くじけるもの。
「習慣化」の話も、
『ある瞬間から、毎日やり続ける』
という道筋だけを”正”とするのではなく、
『ある瞬間からやろうと思い、
出来たり出来なかったりするけど、
出来る頻度や質が高まってきている』
という習慣化の道筋も
自分に認めることで、
長期の視点で見て、自分の自力が底上げできることも、
あり得るのではないだろうか、
と思うのです。
実は私も、本日でメルマガが944号となりますが、
この取り組みを始めた当初は、
とても読めたものではないレベルでした。
(今となって思えば 汗)
お送りするのも平日だけで、
しんどいときは数行だけ、
それが少しずつ慣れてきて、
質や量を高めたり、工夫を凝らす余裕ができて、
そして『習慣化の質』が高まってきたように思います。
■0か100かではなく、
1を積み上げるような習慣化。
少しずつ、逓増させていける習慣化を目指す。
【まずは”意識”からはずさないこと】
から始め、段々とレベルを上げていけると
よいのではないだろうか、
そんなことを感じた次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日が皆様にとって、良い1日となりますように。