過去と未来の「バトンを繋ぐ」ということ
(本日のお話 1453字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
先日、立教大学 経営学部のビジネスリーダーシッププログラム(BLP)の春合宿なるものが行われており、そこに参加しております。(BLPについてはこちら↓↓)
立教大学 経営学部「ビジネス・リーダーシップ・プログラム(BLP)」
約100名もの学生スタッフがホテルに集まり、1泊2日で4月から始まる授業の目的を理解したり、学生・教員、関わるメンバー同士の親睦を深めるために開催されるキックオフとしての大イベントです。
私はも、兼任講師として、昨年に引き続き参加いたしましたが、非常に刺激的で、楽しく、また「このコースができるまでのバトン」を考えさせられる時間でした。
今日は、そんなBLPの春合宿に参加をして、感じたことを書いてみたいと思います。
それでは、どうぞ!
■「場をつくる」ということ
先日の春合宿では、リーダーシッププログラムの目的、コースの運営陣の紹介、昨年の評価と今年のテーマ、リーダーシップについてのディスカッション、チームビルディングなど、盛りだくさんの内容が行われました。
参加されている学生スタッフの大学2~3年生になる皆さんが、どんな事を考えているのか(2年生はもうすぐ3年生になるタイミングで、就活に悩む人も多い様子)も、多様な経験をしてきている教員の方の話も、新しい視点をもたらしてくれることも多く、シンプルに勉強になります。
エネルギーと希望に溢れた場は楽しく、こうした「場」は実に貴重だなあ、としみじみと感じるのでした。
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一方、ご飯を食べながら、このコースを作り上げるコースリーダーの先生方の「舞台裏」を聞くと、イベントを作るために、当たり前の体制へのチャレンジ、既存の役割を超えた数々のアクションなど、見えない数々の努力の上に成り立つことを知ります。
たとえば、学生スタッフの採用、費用、協力企業への依頼、兼任講師の採用・・・などなど、一つの授業を作るためには、関わる全ての要素を満たす必要があります。それが欠けても、質の高い授業を行うことはできません。
そして、それらはこうした華々しく楽しいイベントの裏側で支えられており、それは、なんとなくでは決して形にならず、意志を込めて行動し続けなければ成し得ないことであると気づき、更に重みを感じるのでした。
「場は勝手にできる」のではなく、「場をつくられる」ものです。
■「バトンを繋ぐ」ということ
そして、もう一つ印象的だった話が「バトンを繋ぐ」という話です。
立教大学のBLPのように、キックオフやウェルカムキャンプなどの数百名の規模で宿泊を伴うイベントは、当然ながらめちゃくちゃ準備が大変です。なので、乱暴にいえば「コロナ禍だから、今年はやらない」という選択をするのは、その時だけでいえば、ラクなのかもしれません。
少し話がそれますが、飲食店の新店舗がオープンしたときは、掃除も接客もクオリティが高かったのに、時間が経つにつれて、ルールが1つ破られ、2つ破られ、次第にモラルが低下していくことがよくあります。
組織も意志を込めて磨き続けなければ、未来に向けてより良い形に残すことは難しい、という事例です。
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今回の立教大学のBLPについていえば、18年間の歴史があり、そこには「繋がれたバトン」があります。そして、それらのバトンは、数々の先生や、運営スタッフにより手渡されてきたものである、ということ。
そして、その背景には、毎年毎年、それを形にしようとしてきた多くの人々の尽力があるということ。
ただ、役割を引き受けるのではなく、そうした「バトンを受け取っている」という時間軸を通じた役割として認識する対話を持つこと、過去から未来につなぐために、とても大切な儀式のように思ったのでした。
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あらためて、こうした場に関われることが嬉しく、また気持ちが高まる時間でした。今年は高校卒業したての大学1年生のクラスも担当するので、どんな学生さんの成長がみられるのか、非常に楽しみに感じた次第です。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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