見えない敵を見る
(今日のお話 1244字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は、4件のアポイント。
ならびに空いた時間で期の計画立てなど。
9月から新しい期が始まり、
自分の中で気持ちを新たにする一方、
「見えない不安感」
のようなもの胸の中にありましたが、
昨日そのモヤモヤ感に一旦整理を付けることができた、
そんな感覚がしています。
今日は、
「見えない敵を見る」
というテーマで、
思うところをお伝えしたいと思います。
それでは、どうぞ。
■恐らく、多くの人にとって、
「大きな目標」
が与えられ、それに戸惑う、
受験生であれ、
ビジネスパーソンであれ、
そんな経験をお持ちの方は、
少なくないのではないかと思います。
私は、現在営業として
仕事に携わらせて頂いていますが、
新しい期に入り、
よくある、
”かなり高い目標”
を目指す可能性が高く、
(まだわかりませんが汗)
これからの道筋を想像し、
「はて、どうしたものか」
と若干不安になる自分を
うっすらと感じていたのでした。
表現はやや乱暴ですが、
「巨大すぎる敵を目の前にすると、
どうやって戦うのか、検討がつかなくなる」
そんな心境でしょうか。
■思うのですが、
戦うべき「敵」(とあえて表現しますが)
の”全体像”が見えないと、
私たちは不安を感じるものです。
何から手を付けたらよいのか。
何に集中するのが効果的なのか。
まず今、何をすべきなのか。
それが規模が大きいプロジェクトであれ、
高い目標数字であれ、
「達成までの道筋」
が想像できないこと、この状態が、
いわば、
”「見えない敵」と戦っている”
そんな感覚に自らを陥らせます。
すると、日々の自己効力感や、
前に進んでいる感じが得られなくなる。
そして自分の心の中に、
「不安感」「焦り」
のような、負の感情が生み出されるのでは、
そんなことを感じたのです。
■しかしながら、私たちは
「想像する」という力があり、
そして、これがこの、
「不安感」「焦り」に対抗する力になりうるのではないか、
と思うのです。
「7つの習慣」の
”第2の習慣 終わりを思い描くことから始める”
で言われる話ですが、
『知的創造』(=頭の中で思い描くこと)
があり、初めて、
『物的創造』(=実際に実現する)
ことができる、と言われています。
しばしば目標達成のためには、
・マイルストーンを設定せよ
・細かいタスクに分類せよ
・出来ることを書き出せ
など言われることがありますが、
まさしくそういった活動のこと。
当たり前かつ、
王道中の王道ですが、
こういったことを緻密に行い、
細部まで落としていくと、面白いもので、
「何が足りなくて、何をすべきなのか」
というのが、ぼやっとではなく
よりクリアに見えてくる感覚を覚えます。
そうすると、心なしか、
『見えない敵が見える』
そんな感覚を持てるようになるものです。
■結局、「不安感」や「焦り」を生み出す、
一つの原因とは、
「何が足りないのか」
「何をすべきなのか」
がよくわかっていないから、
なのではないでしょうか。
だからこそ、巨大な目標を目の前にして
立ちすくんでしまったとき、
そして「不安」「焦り」にかられたときだからこそ、
何をすべきかを細分化し、
出来ることを書き出し、
足りているところ足りていないところ明確にし、
【見えない敵を見る】
という姿勢を持つことが、
大きな目標に立ち向かうに当たって、
大切なポイントではないか、
そのように感じた次第です。
小分けにして、戦いましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日が皆様にとって、良い1日となりますように。