仕事のスピードを2倍にする方法
(今日のお話 1640字/読了時間2分)
■ おはようございます。紀藤です。
昨日は朝7:30から、
「7つの習慣」を全社導入頂いた会社様にて、
朝活勉強会の立ち上げについて、
皆でディスカッション。
その後、3件のアポイントでした。
弊社の年度末が近づいており、
私も、自分自身の目標が達成できるか、
というギリギリのところに迫っております。
最後まで走りぬきたいと思います。
*
さて、本日のお話です。
色々と活動を増やそうと思うと、
どうしても時間が足りない、
と感じることが増えてきます。
今日は、
「仕事のスピードを上げる」
というテーマで、
自分が共感した、とある仕事術を紹介しながら、
皆様にご共有させていただきたいと思います。
それでは、どうぞ。
■ 先日講演会を聞きに行った、
『0秒思考』の著者:赤羽雄二氏。
ちなみに、「0秒思考」は
20万部以上のベストセラーで、
”いかにアイデアをスピーディーに出すか”
という思考トレーニングについて、
その方法が書かれたもの。
著者の赤羽氏は、
彼自身、東大出身、元マッキンゼーで14年活躍し、
とてつもない膨大な仕事を、
こなして、こなして、こなしまくったそう。
その中で見つけた答えが、
”仕事のスピードを上げることの重要性”
であったそうなのです。
■ そんな彼は、こんなことを
言っていました。
「仕事のスピードは今の2倍上げられる。
そう信じれば、必ず出来る。」
そう、断言していました。
そして、そうするためには、
”小さな、小さな工夫、すなわち、
生産性を0.1%上げ。スピードを高める工夫を、
いくつもいくつも積み重ねる必要がある”
そのように言うのです。
■ 例えば、有効な
「小さな生産性を上げる工夫」の一つとして、
こんなことが紹介されていました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
仕事のスピード2倍にする工夫
【パソコンに、単語登録を300件する】
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
というもの。
よく使う言葉を、
最小限のアクションで入力できるよう、
あらかじめ、右下の単語登録アイコンで登録しておくのです。
例えば、こんな感じ。
「おはようございます。」→ ”おは”
「お疲れ様です。」→ ”おつ”
「お世話になっております。」 → ”おせ”
「ありがとうございます。」 → ”あり”
「よろしくお願いいたします。」 → ”よろ”
これを300件やってみる。
すると、想像以上に、
メールや文書作成のスピードが上がるそう。
私は現在、100件くらいの登録ですが、
それでもスピードが上がっている感覚があります。
■ そして、このような
”小さいけれども、効果がある工夫”
をどれだけ積み重ねることができるか。
これこそが、
【仕事のスピードを2倍に高める】
ための道筋である、
とのこと。
確かに考えてみれば、
普段行っている仕事、例えば、
・ミーティングのシーンで
・情報収集をする場面で、
・企画書を書くときに
何となく今まで通りのやり方でやっているけれど、
「ミーティングのアジェンダはその後まとめない」
(メモ書きで済ませる)
とか、
「情報収集は”Googleアラート”という機能を使う」
(キーワードの情報を毎日集めてくれる)
とか、
「企画書の最強の雛形を作っておく」
とか、
できうる工夫は、
実は、自分が知らないだけだったり、
または敢えてやろうとしなかっただけで、
必ず存在しているはず。
■ 今、やるべきことが多く、
情報過多の世の中です。
いつでも仕事ができるからこそ、
つい忙殺されて、まとまった、
ゆっくりした時間が取れなかったりする。
そんな中、
「生産性」「仕事のスピード」
というものは、
日本社会全体の課題にもなっているようにも思います。
構造的な問題の解決は
難しいにせよ、
”自分が出来る範囲でできる、
生産性向上・仕事のスピードアップ”
というものはあると思うのです。
それが例え0.1%の向上だとしても、
0.1%向上の工夫を、
”100個”、仕事の習慣にできたとしたら、
1.01 ×100回(100乗)= 『2.7倍の生産性向上』
に単純計算としてなります。
■ 改めて思いますが、
何事も”小さな積み重ね”です。
小さな工夫を積み上げ続け、
ぜひ仕事のスピード2倍というものを、
目指していきたいものだな、
と私自身思った次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
本日も皆様にとって素晴らしい一日となりますように。