人の悩みは4つだけ
(今日のお話 1568文字/読了時間2分)
■ こんにちは。紀藤です。
土曜日はテニススクールに行き、
軽く読書や英語の勉強など。
夜は「Vital English」という、
1000円で気軽に参加できる勉強会のようなものに
参加してまいりました。
思うのですが、何にせよ、
「頑張っている誰か」
を目の当たりにすると、
自分もやる気になります。
勉強もちょろちょろするんじゃなく、
本腰を入れてやらないとな、と、
良い刺激になりました。
頑張ろう。
(と、自分に言い聞かせております、)
*
さて、本日のお話です。
先日、ある本を読みました。
それは、メンタリストDaiGoさん
(たまにバラエティなどに出ている人です)の
『人を操る禁断の文章術(メンタリズム)』
という本。
「なかなかの煽るタイトルだなあ」、
と思いながら、パラパラと読んでいたところ、
予想以上に役に立つ話が多く、
楽しく読ませて頂きました。
ということで、
今日はその本の中で紹介されていた、
「相手の気持ちを理解する」
というテーマにまつわる、
印象に残ったお話を、皆様にご共有させていただきたいと思います。
それでは、どうぞ。
■ 人と人が関係を深めるためには、
当然のことながら
”コニュニケーション”
が重要です。
特に、人は
「話を聞いてくれる相手」
「自分を理解してくれる人」
に対して心を開くものです。
加えて言うならば、
「理解してくれる」といっても、
より繊細な心の奥深くの部分、
すなわち、
『自分が今悩んでいること』
を、相手が心底理解してくれたり、
耳を傾けて一緒に考えてくれたりしたら、
誰であれ、親近感が湧いたり、好感を持ったり、
ひいては、信頼感が生まれてしまうものなのだと思います。
少なくとも、
マイナスに働くことはないですよね。
■ そんな「悩み」を理解するにあたって、
こんなお話が、先述の本に紹介されていました。
それは、
「人の悩みには、四つしかない」
という話。
そして、これらを
「悩みの4パターン」を頭に入れておくことで、
相手の悩みを推察でき、
そして信頼関係を構築する武器になり得る、
そのように言うのです。
そんな人の悩み4パターンとは、
”「HARM(ハーム」の4文字に集約される”
とのことで、具体的には、
以下のように表されます。
===================
<人の悩みは4つ>
H(Health) 健康、美容
A(Ambition) 夢、将来、キャリア
R(Relation) 人間関係、結婚、恋人、会社
M(Money) お金
===================
いかがでしょうか。
見ていると、確かに、
自分の今の悩みはどこかに分類される気もします。
そして、
これに10代、20代、30代と年齢が加えると、
より細分化され、「悩み」が推察しやすくなる、
とのこと。
例えば、「お金」で言えば、
10代のお金は、小遣い、バイト
20代のお金は、自己投資、貯金
30代のお金は、マイホーム
40代のお金は、教育資金
50代のお金は、老後の蓄え
60代のお金は、年金
みたいなイメージですね。
■ そして、このお話を読んで、
ふと思ったことが、あります。
それは、今回のテーマでもある
より良い人間関係のために、必要なスキル、
とも言い換えることができるかもしれません。
すなわち、
このような豆知識を通じて、
”「相手の痛み」を推察すること”
”「相手の悩み」を知ろうとすること”
というスタンスが、
何だかんだで、人間関係の中で生きる私たちにとって、
重要なことなのではないだろうか、
ということです。
■ 私たちは、ともすると、
「(自分を)理解してほしい」
「(自分の)意見を伝えたい」
「(自分の)想いをわかってほしい」
と発信する側の視点に立ちすぎて、
部下に対しても、
夫、妻、子供に対しても
友人に対しても、
「相手の悩み・痛みを理解する」
ということを、
しばしば疎かにしがちなること、
あるのではないでしょうか。
しかし、実際は、
「人間関係とは、相手を理解してこそ」
成り立つものであるはず。
この本の著者の
メンタリストDaiGo氏は、
”「メンタリズム(人を動かす)」の極意”について、
こんなお話をしていました。
”人を動かすには、
相手の心情を、どれだけ深く読み取り、共感できるか”
である、と。
これは、「7つの習慣」でも、
第5の習慣 “まず理解に徹し、そして理解される”
でも言われていますし
自己啓発の大家、
『人を動かす』で有名な、デール・カーネギーも
同じようなことを述べています。
■ 人間関係は、大事です。
そして、その人間関係を育む上で、
相手との関係を築く上で、
”「悩み」を理解すること”
これが大変重要なことになるのではないか、
そしてその中のヒントの一つとして、
「悩みの4パターン」を知っておくことなどが
一つのヒントになりうるのではないか、
そのように感じた次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。