「ファスティング(断食)」の効果
(今日のお話 2578文字/読了時間3分)
■ おはようございます。紀藤です。
昨日は4件のアポイント。
3年前から「7つの習慣」を
社内の共通言語として導入頂いている企業が、
「7つの習慣」勉強会を立ち上げるとのことで、
朝7:30より、若手の方々が集まり、
「どうしたら楽しく、効果的に、
”7つの習慣”勉強会が継続できるか?」
について、一緒にディスカッションをしてまいりました。
やはり、”学び”は継続性が命です。
だからこそ、続けられる仕組みを、
第三者でなく、自分達で考えるということは、
改めて大事なことなのだなあ、
としみじみと感じた次第。
*
さて、本日のお話です。
実は現在、私、
「ファスティング」(断食)
を行っております。
今朝の時点で、
約2日と半日食べておりません。
(酵素ジュースと水のみ)
この取り組みに至った経緯と、
そしてその効果について、
皆様にご共有させていただきたいと思います。
それでは、どうぞ。
■ ファスティング。
ダイエットや体質改善に興味がある方であれば、
一度は耳にしたことがある言葉なのではないでしょうか。
ファスティング(断食)について、
少しご説明させていただきますと、
このような効果があると言われています。
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「断食」(ファスティング)
断食は宗教上の行事としても行われているが、
治療面での効果があることから世界各地で続けられてきた療法でもある。
食後7時間程度で発生する空腹期強収縮、
および断食明けの食事を摂取したことに伴う胃・大腸反射により、
便通に改善がみられる。
(Wikipedia 「断食療法」より引用)
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だそう。
ちょっと難しいですね。
具体的にわかりやすく言うと、
こんなイイコトがあるそうです。
・大腸をきれいにする
(こびりついた宿便を取り除く)
・理想の体重を保つ。
(体細胞を燃焼させ代謝を活発になる)
・感覚を鋭敏にする
(味覚だけでなく、五感や感性が研ぎ澄まされ、心の状態も穏やかで清澄になる)
・呼吸をきれいにする
(汚れきった肺も新鮮さを取り戻す)
とのこと。
いいことが満載ですね。
実際に有名人でも、
安室奈美恵さん、
EXLIEのATSUSHI、
ダルビッシュ有
などが、プロとしての集中力を保つため、
そして体調を高い状態でキープするために
やっているそう。
最近、話題になるのもわかります。
■ そして私、このファスティングを、
5日前から始めています。
私の場合、幼少期から続く
”アレルギー体質(鼻炎、アトピー、ぜんそく)”
をどうにかしたいということで、
色々と情報収集をしていたところ、
友人の薬剤師の方が、
「ファスティングが物凄くよいよ!」
と紹介されたところから始まりました。
彼女は、『ファスティング道場』なるものを、
Facebook上でチームを立ち上げ、
そして、複数名で、
お互いに報告会をし合うことで、
ファスティング(=断食チャレンジ)を皆で乗り切る、
そんな仕組みを考えたのです。
そうすれば、
忙しいビジネスパーソンでも、
気軽に働きながら
「ファスティング」
ができるようになる。
(なかなかいい工夫ですよね)
と、いうわけで、今回
この取り組みに便乗して、
私(そして妻も)、他数名で参加することになったのです。
■ ちなみに、
ファスティングの流れとしては、
こんな形になります。
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<1~2日目 ファスティング準備期>
おかゆ、味噌汁、野菜のみ
<3~5日目 ファスティング本番>
酵素ジュース、水のみ
<6~7日目 ファスティング回復期>
おかゆ、塩、大根スープなど
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結構、ひもじい感じです。
ファスティング(断食)ですからね。
しかし、この流れで進めていくのが、
基本的な形である、ということでした。
(色々パターンはあるようです。
上記は一例でございます)
■ 私は現在、
ファスティング本番の5日目、
断食の最終日にまいります。
まだプロセスの途中ではありますが、
一つ、効果として、強く感じることがあるのです。
それは、
「仕事の集中力が、まるで違う」
ということ。
言葉を変えて言うのならば、
『生産性が向上した』
とでも言うのでしょうか。
このことが、現時点で
強く感じている効果の一つです。
■ 実は、正直なところ、
「いやいや、断食っていっても、
そんなに劇的には変わらないでしょ」
と、どこかで思っている自分がいました。
しかし、こと
”集中力の向上”についていえば、
自分も明らかな実感を覚えるほどの効果が、
現れていると感じるのです。
当たり前ですが、人の生理現象として、
「お昼と食べると眠くなる」
ということがあります。
その感覚でわかるように、
「人が消化に使うエネルギー」によって、
・体が自分の修復にあてるエネルギー
・脳を使うためエネルギー
が減る、いうことが、
実際に起こるようなのです。
それは、たくさんのアプリを動かした
でコンピュータがCPUを奪い合うかのごとく現象です。
だからこそ、「食を断つ」ことによって、
私が体験した、
「集中力の向上」
などは当然といえば当然のようにも思いますし、
同時に、
「代謝機能の向上」
「アレルギーへの効果」
などの効果(=回復力の向上)も、
世間で言われているようにあるのだろう、
と思うわけです。
■ 私たちは、当たり前のことは、
普段そんなに意識しません。
当たり前のこととは、
・食事
・睡眠
・時間の使い方
など、普通に流れていく、
生活の一部になっていることです。
今回のテーマの食事など、
まさしく代表的なものです。
例えば、あるサラリーマンが、
連日、
・朝:コンビニおにぎり
・昼:横浜家系ラーメン大盛り + 唐揚げ
・夜:カツカレー
と、「ノン野菜、揚げ物、油、添加物、、、」のように、
体に悪そうな食生活だったとしても、
それが普通の人にとっては普通。
当たり前なのです。
横浜家系ラーメンも、カツカレーも、
美味しいし、別にスグに体が悪化することはありません。
だから、わざわざ見なおそう、
という気にもならない、
これまた至極当然といえば当然です。
■ しかし、今回のテーマでもあるように、
「ファスティング」等の取り組みを通じて、
【当たり前からの脱却】
を一度経験してみたら、どうなるか。
それこそ、
「ああ、意外と自分って、
こんなにボーっとしながら仕事をしていたんだ」
とか、
「食べ物って、意外とそんなに食べなくても、
いけるものなんだ」
とか、
「物凄く集中できる、回復する、元気、エネルギーに溢れる」
というように、
『今までの当たり前は、もしかしたら
間違っていたのではないか』
(=もっと良い世界が会ったのではないか)
と気付くことがある、
そのように、思うわけです。
■ 繰り返しになりますが、
食事、そして健康は大事です。
「7つの習慣」でも、
”第7の習慣 刃を研ぐ”において、
”自らの肉体をメンテナンスし続けることは、
良い成果を出す上で、必須。
そのために、食事、運動などは、
より良い人生のために必要不可欠である”
というような話をしています。
自らの体づくり、
体質改善のきっかけに、
ご興味ある方はぜひ、チャレンジしてみるのもよいかもしれませんね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。