ドラッカーから学ぶ「時間管理の本質」とは?
(今日のお話 1550文字/読了時間1分半)
■ おはようございます。紀藤です。
昨日は5件のアポイント。
ならびに体を鍛えまくっている、
ものすごくマッチョなお客様(58歳)とともに、
「アスリート食堂」なるものに言ってまいりました。
”アスリート的な健康食”を
楽しむつもりだったのですが、
結局、普通の居酒屋メニューを
ガッツリ食べて飲んで終了。
楽しくて、久しぶりに飲み過ぎてしまいました。
(Kさん、Sさん、Yさん、
ありがとうございました!
また、ぜひ行きましょう)
*
さて、本日のお話です。
先日ドラッカー塾にて、
「時間管理」について学びました。
今日は時間の使い方について
ドラッカーの言葉を引用して、
「時間管理の本質」
について学んだことを
皆様にご共有させていただきたいと思います。
それでは、どうぞ。
■ ドラッカーは時間について、
このように言いました。
【時間は最も希少な資源
時間をマネジメントできなければ
なにもマネジメントできない】
しばしば、社会人の基礎的な力として、
そして現代社会の問題意識として、
「時間管理」
「生産性を高める」
などと言われて久しい世の中です。
そして、いわゆる
”時間をどう使うか”
という問いは、
昔からずっと言われ続けており、
現代でも成果を高めようとする人にとっての命題、
と言っても過言ではないほどです。
■ では、「時間管理」のために、
どのようなことが必要なのでしょうか?
ドラッカーは、「時間管理の本質」について
次のようなことを述べています。
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”成果を上げる者は、仕事からスタートしない。
時間からスタートする。計画からもスタートしない。
まず、何に時間がとられているかを知ることからスタートする。
次に、時間を奪おうとする非生産的な要求を退ける。
そして、得られた自由な時間を大きくまとめる”
『経営者の条件』より 著:ピーター・ドラッカー
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成果を上げたいのなら、
また、もっと生産性を高めたいのなら。
1,何に時間が取られているかを知る。
2,時間を奪おうとする非生産的な欲求を退ける
3、得られた自由な時間をまとめる
これらのステップが、
「時間管理の本質」である、
そのようにドラッカーは述べているようです。
(詳しくは、『経営者の条件』をご参考に)
■ そんなわけで、
私も1つのチャレンジとして、上記のステップを踏むべく、
実際に私も1週間ほど前から、
”「1日の過ごし方」を1分単位で記録する”
ということを、スマフォアプリの
『A Time logger』というもので、
実施をしてみました。
すると、面白い事がわかりました。
それは、
・このミーティング、こんなに時間必要だったか?
と思うことが結構ある
・重要かと思っていたけれども、
さほど重要じゃないことが結構ある
(丁寧すぎるメール返信とか)
・細切れの時間しか、英語勉強などでとれていない
ということ。
つまり、記録をしてみて、
ドラッカーが言うように、
・非生産的な仕事を結構やってしまっている
と気付き、
・まとまった自由な時間を意外と取り切れていない
ことと知ったのです。
「7つの習慣」でも、
成果を生むためには、
『緊急ではなく、重要な活動(第2の領域)
に時間とエネルギーを費やすこと』
(第3の習慣 最優先事項を優先する より)
必要不可欠なことである、と伝えています。
結局、ドラッカーでもコヴィーでも
成果を高めようとした場合、
”時間をどう使うか”
”もっと質を高めるためには”
というこの問いは、避けては通れない、
そのように思うのです。
■ そして皆様もきっと、
日々の仕事をする上で
”もっと効率よく、短い時間でより高い成果を上げたい”
”無駄なことはせず、生産性をあげたい”
と願う方、たくさんいるのではないかと思います。
そんなときに、
ドラッカーが言うように、まず
『1,何に時間が取られているのだろうかを知る』
こと。
そして、その次に、
無駄な会議、意味のない仕事などがあるとわかったら、
意志を持って、
『2,時間を奪おうとする非生産的な欲求を退ける』
こと。
そして、本当に重要な計画や企画など、
より重要な活動のために、
『3,得られた自由な時間をまとめる』
こと。
これらを振り返ることが、
「時間管理の本質」として、
非常に重要なことではないだろうか、
そのように思った次第です。
無駄なことがないか調べ、
断固として否定して、
より質の高い1日を過ごしていきたいものですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今日も皆様にとって、素晴らしい1日となりますように。